ゼノブレイドってどんなゲーム? – ゼノブレイド2へ向けて紹介、未プレイでも問題なし!

ゼノブレイドってどんなゲーム? – ゼノブレイド2へ向けて紹介、未プレイでも問題なし!

ゼノブレイド2が12月1日に発売されます。

https://www.nintendo.co.jp/switch/adena/index.html

 

タイトルに2とついているので続編のように受け取れます。シリーズものを途中からプレイして大丈夫なのか?というのはよくある疑問だと思います。今回はゼノブレイド2をプレイする前に前作のゼノブレイドを知ろう!という趣旨で書いています。

※ネタバレも含まれるのでゼノブレイドも絶対にやる!という方は注意してください。

 


任天堂が公開しているBGM集を貼っておきます。オススメです!

 

まずゼノブレイドのソフトの情報から見てみましょう。

2010年6月10日に発売され5年後にnew 3DS向けに移植されています。

国内ではWii版16万本、3DS版13万本

世界ではWii版91万本、3DS版60万本

累計180万本売れたシリーズになります。

 

メタスコアは92のユーザースコア8.9です。

 


 

次に私の個人的な評価を

ゼノブレイドは控えめに言って神ゲーです。99:99x5周ぐらいは楽しみました。

ストーリーは超王道!

ヒロインや仲間を殺された主人公シュルクの復讐劇で途中から世界を救うためにシュルクたちは戦います。とてもRPGらしくてRPGをプレイしている感が凄く得られます。

 

ストーリーを盛り上げる神BGMと演出!

ムービーシーンの演出とBGMが凄く良いです。音楽の制作スタッフが豪華なメンバーで本当に神曲ぞろいです。ゲームが苦手・やり込まないという人でも大満足だと思います。

 

プレイ感も最高!

ストーリーが素晴らしいのでそれこそムービーを見ているだけでも楽しいのですが、ストーリー以外のゲームプレイも素晴らしいです。これは好みが分かれるので参考にしてもらえないと思いますが、ボリューム・やりこみ要素が豊富です。

 

キャラクター強化・クエスト・マップのゲームシステムの完成度が凄く高いです。おそらく開発内部に相当なゲーマーの方が居ると思います。いろんなゲームの既存のシステムをたくさん詰め込みながらも相互にうまく絡むようになっています。おかげでゲーム開始からクリア・やり込みまでずっと楽しいゲームプレイを味わえます。

序盤は慣れるまで分かりにくいと思います。

長くプレイできる、なんどもプレイできる完成度の高さが日本国内で30万本に満たない販売本数なのに厚く支持されている理由でしょう。

 


 

ここからは既プレイの人にはストーリーのおさらい未プレイの人にはゼノブレイド2へ向けての予習になります。※ネタバレが大量に含まれているので注意してください。

 

ストーリーを話す前に結論から言います。

ゼノブレイド2には前作ゼノブレイドとの繋がりは全くありません。心配している人は安心してください。シリーズプレイ済みの人たちがいろいろ考察する中で繋がりが生まれる可能性はあります。それも各個人の想像なので心配ありません。

しかし前作プレイの人はバトルシステム、ゲームシステムの部分では優位に立てるかも?

 

 

ざっくりストーリーを解説するパートとガッツリ説明するパートに分かれています。

ムービーだけで10時間以上あるので簡潔にまとめるのは難しいのでうまく書けるか分かりませんが頑張ります。

 


ざっくりパート

機神と巨神という2つの神がいました。2つの神はザンザ(巨神)とメイナス(機神)という魂を生み出しました。ザンザとメイナスは互いに生命を生み出し共生していましたがザンザは破壊と再生を望んでいたのでその邪魔になる機神界を裏切り機神を破壊しようとしました。そして巨神と機神が戦い、互いに朽ち果て巨神界の生命たちはザンザを封印することにしました。肉体を監獄島に、魂をモナドに封印しました。裏切られ仲間を大量に殺された機神界のマシーナ族のエギルはもう二度とこのようなことが起こらないように巨神復活の鍵となる巨神の生命を刈り取ることにしました。(巨神は生命を吸い取って復活するので。)そして巨神界と機神界の長い戦争が始まりました。

 

この隠された歴史の上でストーリーが始まりました。

 

主人公シュルクは実は幼い頃に既に死んでいて、ラスボスであるザンザがシュルクの体内に入りシュルクを生かしていました。ラスボスの手下であるディクソンにシュルクは育てられ、ザンザは肉体とモナドの封印が解けるのを待っていました。機神界からの侵略が進みシュルクたちが住んでいるコロニー9にも機神兵が攻めてきてフィオルンが殺されてしまいました。フィオルンの敵を撃つためにシュルクは黒い顔つきの機神兵を追って監獄島を目指します。シュルクは監獄島でザンザの口車に乗り封印を解きました。監獄島で白い顔つきの機神兵と出会いその体の中にフィオルンが乗っていることを知ったシュルクたちは目的を”フィオルンの敵討ち”から”フィオルンを取り返すこと”に変更しました。フィオルンを追ってシュルクたちは機神界を目指しました。剣の上の要塞でフィオルンと合うことができましたが要塞が壊れてしまいシュルクたちは機神界へと落ちてしまいました。

 

ここまでが半分でここから巨神界編が始まります。

エギルによって機械化されてしまったフィオルンは体調が不安定でそれを直すためにマシーナの里へ向かいました。マシーナの里でシュルクたちは族長にエギルを殺して争いを止めて欲しいとお願いされました。フィオルンを取り戻すという目的を果たしたシュルクたちは機神界とこれ以上争う理由を見失っていました。族長の願いを聞き入れエギルに合うために機神の体内を上り機神界帝都についたシュルクたちはフィオルンの中に入っている神メイナスにより過去の歴史の真実を教えてもらいました。その後エギルを倒して再び共生することを提案しエギルもそれを承諾し、握手を交わそうとした瞬間、本当の敵であるザンザとその使徒であるディクソンが正体を表します。ディクソンによりシュルクの中に居たザンザを開放されてしまいシュルクはモナドを失い、シュルクは抜け殻になってしまいました。全ての封印を解いたザンザは邪魔な存在の機神とメイナスを殺そうとします

機神を半壊させたザンザは自身のモナドとメイナスのモナドを手に入れ、巨神界の生命を全て破壊・再生するためにハイエンター族をテレシアに変えてしまいました。

 

ザンザを倒すためにシュルクたちは第三のモナドを自分たちの意思により生み出しました。第三のモナドを使いザンザを倒したシュルクは新たな神になりました。シュルクはアルヴィースに別の世界の映像を見せられました。その世界では新たな世界を生み出すためにビッグバンの実験を行ったところその世界が消滅して新たな世界が生まれました。その新しく生まれた世界がシュルクたちが居る巨神と機神2つの神の世界でした。アルヴィースはビッグバンを起こした前の世界のコンピュータでありシュルクの世界も管理していました。アルヴィースはザンザがシュルクを生み出した時点でシュルクが新たな神になると知っていました。モナドのように未来を知ることができるアルヴィースはシュルクにこの世界をどうするかを問いました、シュルクはみんなが未来を決める「神無き世界」を選択しエンディングへ。エンディングでは全ての種族が共生しフィオルンの体も機械から人へと戻っていました。

 


ガッツリパート

かつて世界には巨神と機神の2柱の神が居ました。2つの神は長い間戦い続けてやがて互いに朽ち果てました。その朽ち果てた体に生命が生まれました。巨神には自然豊かな生命が、機神には機械達が。機神兵と呼ばれる機械たちが巨神界に済む人たちを殺し、侵略をはじめ巨神界と機神界の長い戦争がはじまりました。

 

長い戦争の中で巨神界に英雄が誕生しました。モナドという剣を唯一使えるダンバンはムムカとディクソンの三人で最前線の重要拠点を守り抜きました。

 

物語の主人公はシュルクという青年です。シュルクは幼い頃の記憶がありません。シュルクはディクソンに拾われコロニー9で育てられました。

シュルクにはラインとフィオルンという幼馴染がいます。ラインはシュルクの親友です。フィオルンはダンバンの妹で物語のヒロインです。

 

戦争は巨神界が不利な状況でいつコロニー9が侵略されるか分からない状況でした。かつての英雄ダンバンは巨神の剣の戦いで傷を負ってしてしまい、モナドはもう誰も扱えなくなっていました。

 

もともと圧倒的に強い機神兵と戦うことができていたのはモナドのおかげです。モナドには不思議な力がありシュルクはそれを研究していました。

そんなある日、ついにコロニー9に機神兵たちが攻め込んできました。

コロニー9を守るためにシュルク、ライン、フィオルンたちは戦いました。そのときにシュルクはモナドを使いモナドの力を目覚めさせました。モナドには未来を見せる(ビジョン)能力がありました。

 

ビジョンを使いモナドのおかげで機神兵を次々に倒していくシュルクでしたが、別行動をしていたフィオルンは顔つきの機神兵に殺されてしまいました。

フィオルンを殺された敵討ちのためにシュルクとラインは機神界へ向かいました。

 

こうしてシュルクの復讐劇は始まりました。コロニー9は巨神の膝に位置し、機神界へ行くには巨神の腕(剣)まで上がっていくしかありません。その道中でカルナ、メリア、リキ、ダンバンが仲間に加わりました。

 

旅の途中でピンチになると現れる謎の青年アルヴィースはシュルクのモナドの力を1つ開放してくれました。シュルクはモナドの力で未来を見て、自分が巨神の頭にある監獄島に居るのを見ました。

 

ビジョンの通りシュルクは監獄島に行きそこでザンザという大男に出会いました。ザンザは大昔にハイエンター族により封印された巨人族の生き残りでした。

ザンザはモナドを作った人物で、モナドを使い巨神と共に機神と戦ったと言いました。

その強大過ぎる力を恐れてハイエンター族はザンザを監獄島に封印しました。

そしてモナドには人を切れなくする枷(かせ)をかけてあると教えてくれました。人を切れなくする枷の存在に気づいた機神兵たちは人を乗せた顔つきの機神兵を生み出しました。機神兵を倒すためにシュルクはザンザにモナドの枷を外してもらいました。

 

枷を外した直後にフィオルンを殺した顔つきと、新たに白い顔つきの巨神兵が現れました。白い顔つきはザンザのことを知っているようでした。「またこの若者たちを生贄にして繰り返そうとするのですか?」と問いました。

この問の真意は分からぬまま黒い顔つきが攻撃を始め、結果メリアの父でハイエンターの王が殺されてしまいました。

 

ザンザに力を開放してもらったシュルクは黒い顔つきを倒し、白い顔つきの装甲を剥がしました。すると中から死んだと思っていたフィオルンが出てきました。

しかしフィオルンはシュルクのことを覚えていないようで黒い顔つきを守り、一緒に帰ってしまいました。フィオルンは殺されその敵討ちのために黒い顔つきを追っていたシュルクたちでしたが、その目的はフィオルンを取り戻すことに変わりました。

 

いよいよハイエンター族の済む場所にまで機神兵たちが侵略をしてくるほど機神界からの侵略が進み巨神界は全種族協力して立ち向かうことになりました。

巨神と機神が交わる剣の上の決戦でシュルクたちは全ての機神兵を操るエギルという機神兵と戦い、破れました。フィオルンが入っていた白い顔つきはエギルに操られながらもシュルクを守ろうとしました。エギルとの戦いで剣の上の要塞の一部が崩壊してシュルクたちは機神界へ放り出されてしまいました・・・。

 


 

物語は折り返しに入りシュルク達はついに機神界へたどり着きました。

 

機神界に落ちたシュルクは白い顔つきの中からフィオルンを見つけ出しシュルクはやっとフィオルンを取り返すことができました。しかしフィオルンの体は機神兵に改造されて機械化していました。それでもフィオルンはシュルクのことを覚えていて仲間として一緒に冒険をすることになりました。

 

フィオルンの体は機械化のせいでボロボロになっていました。でも人間族には直すことができず困っていたところ機神界でマシーナという種族に出会い助けてもらいました。

マシーナは機神界に住んでいながらも優しくて巨神界との争いを止めたいと願っていました。そして機神兵を操っているエギルはマシーナ族でマシーナの族長の息子でした。

 

マシーナの族長はメイナスがかつて機神界をつくり、機神界を巨神から守るために戦ったと教えてくれました。その戦いで多くのマシーナが滅びエギルは恨み巨神界を侵略することになったとも。

シュルクは巨神界が一方的に侵略されているだけだと思っていたのと、マシーナ達のような種族も居ることを知り本当に逆襲することが良いのか迷うようになりました。

フィオルンを取り戻すという目的も果たし機神界と戦うか迷っていましたが族長の願いを聞き入れるためにエギルに会いに行くことを決めました。

 

機神の体の内部を登り、機神界帝都までたどり着いたシュルクたちはかつてマシーナたちが残した記録を見つけました。その記録についてフィオルンの体の中に入っているメイナスが説明してくれました。

 

この世界に機神と巨神が現れたとき、機神の魂の存在としてメイナスも誕生しました。

メイナスは機神界に自らの子を誕生させました、それがマシーナです。マシーナは高度な文明を築き巨大な都市を作り上げました。巨神界でも同様に巨神の魂が生命を誕生させ繁栄させていきました。機神界と巨神界は互いに手を取り合いともに発展していきました。

そんな平和が永遠に続くと思われましたが、巨神は光の剣を手に機神を滅ぼそうとしました。メイナスはマシーナを守るために巨神の魂であるザンザに立ち向かいました。

そして2つの神は互いに朽ち果てましたがどちらも死んではいませんでした。ザンザの力が弱まったところで巨神界に済む者たちがザンザを監獄島に封印しました。

 

シュルクはザンザの封印を解いてしまったことに気づきました、それとモナドの恐ろしさをも知りました。しかしメイナスはこうも言っていました、モナドは唯一無二のものではない、この世界に生きるもの一人一人が持っているものだと。

 

巨神界帝都を更に進みシュルクはエギルと合うことができました。

シュルクはエギルに「なぜ巨神界に済む生命まで刈り取るのか」と問いました。エギルは打倒巨神の為だと応えました。巨神界に済むものの生命は巨神のためのエサだと、巨神は復活する為に巨神界に済む生命を全てエサとして食い殺すと教えました。

 

だからと言って機神兵たちが巨神界の生命を刈り取ることは許されないとしてシュルクたちはエギルを倒すことに決めました。

 

エギルを倒したシュルクはもう一度機神界と巨神界で手を取り合おうと言いました。エギルもうなずき握手を交わそうとしたところ、ディクソンが裏切りシュルクを撃ちました。

なんとシュルクを拾い育てたディクソンはザンザの使徒だったのです。

 

ザンザの肉体は監獄島に封印され、魂はモナドに封印されていました。シュルクはモナドが発見された場所でディクソンに拾われていましたが実はもうそのとき既にシュルクは死んでいました。モナドは死んだシュルクに入りシュルクを蘇らせ、その時が来るまでシュルクの中で待っていたのです。そして機が熟したのでザンザはシュルクの中に眠るザンザを解き放ちました。

 

蘇ったザンザは巨神界に生きる生命の破壊と再生をするつもりです。そのためにはまず一番邪魔な機神とメイナスを倒す為に2つの神の戦いが再びはじまりました。

戦いに敗れたメイナスは「神など必要のない世界を創って欲しい」と願いを託しました。

 

自らのモナドとメイナスのモナドを手に入れたザンザは機神を殺しにかかります。このときシュルクたちを機神から逃す時間を稼ぐためにエギルは犠牲になりました。

 

モナドを失ったシュルクたちは巨神の体内からザンザを目指して進み使徒たちを倒してついにザンザの元へたどり着きました。

ラストバトルでシュルクたちは自分たちの意思で第三のモナドを手に入れます。

 

第三のモナドを使いザンザを倒したシュルクはアルヴィースにより別の世界の記録を見せられます。その世界の文明ではビッグバンを人工的に起こし新たな世界を創り出そうとしていました。クラウスという科学者が暴走し危険な実験を強引に行ってしまいました。

その結果元の世界は消え去り、巨神と機神の居るシュルクたちの世界が生まれました。

 

二人の神は孤独だったので自身と似た生命体を生み出しました。おかげでザンザたちの寂しさは癒えたが生命が繁栄するにつれて個の意思が尊重されるようになっていき神という存在は薄れていきました。ザンザはそれを恐れていたので永遠に破壊と再生を繰り返す世界を望んでいました。

 

しかしそれも永遠ではありませんでした。ザンザは新たに生み出した神によって消されてしまいました。それがシュルクです。

そしてシュルクが選んだのはみんなが未来を選ぶ「神無き世界」でした。

 

アルヴィースの正体はシュルクたちがいた世界の前の世界のコンピューターでした。

シュルクの選んだ選択によりアルヴィースは新たに世界を創り直しました。

 

エンディングでは全ての種族が共存しており、フィオルンの体も元の人間の体に戻っていました。

この記事へのコメント

  1. 名前:名無しさん 2018/01/19(金) 01:06:02返信する

    初めまして。当サイト様のゼノブレ2の世界観考察やプレイのコツなど、大変楽しく参考にさせていただいております。

    こちらの記事に記載されているシュルク達の故郷のコロニーの記載なのですが、すべて6になっております。
    シュルク達の故郷はコロニー9なので(コロニー6は巨神脚のカルナ達の故郷です)各記載の修正をされたほうがよろしいかと思います。
    ご確認よろしくお願い致します。

    • 名前:hyper_T 2018/01/19(金) 12:53:52返信する

      報告ありがとうございます。全て間違えているのを確認、修正しました!

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