今回はゲーム初級者が難しいゲームをクリアできるようになるまでの手順、手引を考えたので書いてみます。ゲームが上手くなるために遊んでおくとよいゲームの紹介などです。
ゲーム初級者
年齢性別を問わず、「ゲームをほとんど遊んだことがない人」をゲーム初級者とします。
「普段からゲームを遊ぶけど自分は下手だ」という人は初級者に含めません。
コントローラーの触り方も分からない、「これやっても大丈夫?」と聞いてしまうような方を対象に考えます。
高難度のゲーム
難しいゲームは上を探せばいくらでも出てきますが、今回は初代の「ダークソウル」を対象とします。ダクソは
- 全体に十分なボリュームがある
- 全体を通して難しい
- ゲームにクリアがある
- 腕前以外の攻略も存在する
という理由で選びました。
配信などでダクソを遊んでいる人を見ると、ゲームに慣れていて上手な人でも結構苦しんでいる印象が強いです。数日続けてオンスモ(1対2で戦うボス戦)に挑んでいる人なんかもよく見ました。
これをゲーム初級者だった人がクリアできるまでになれば、一人前と認められるでしょう。
ゲーム初級者を一人前にする
ゲーム初級者を一人前にするにはもちろんゲームを遊ばせることです。
しかしただ適当にゲームを遊ばせるだけでなく、最終的にダークソウルをクリアできるように導くのが今回の本題です。
コントローラーの触り方も分からないような方が対象なので、いきなり最終目標のダークソウルを遊ばせてもクリアは不可能、または多くの時間が掛かるでしょう。
一人前にするために遊ばせるゲーム
- スイカゲーム
- 星のカービィ
- がんばれゴエモン3
- ロックマンX1-3
- スーパーマリオワールド
- クロノ・トリガー
- マリオカート64
- スーパーマリオ64
- ゼルダの伝説 時のオカリナ
- バイオハザード4
以上の10タイトルで育成完了です。
スイカゲーム
一番最初に遊ばせるゲームはスイカゲームです。ゲームを最初に遊ばせるならやっぱりマリオ!といきたいところですがマリオは難しいです。
スイカゲームを遊ばせる理由はとにかく簡単・手軽に遊べてハマるからです。
パズルならテトリスもありますがスイカゲームはテトリスよりも簡単なので、最初に遊ぶゲームに選びました。
スイカを作るところまで一通り教えたら、あとは3000点を目指して遊ばせます。
星のカービィ
最低限、ゲームを1人で遊べるようになったら次は星のカービィを遊ばせます。
シリーズはたくさんありますが遊ばせるのは初代の星のカービィです。
アクションゲームでありながら、難易度が低いことがカービィを選んだ理由です。操作は移動とABボタンのみで、ダッシュやシビアなジャンプも要求しないので最初に遊ばせるアクションとして最適です。
有名なタイトルに触れさせるという意味でもカービィは良いですね。
がんばれゴエモン3
カービィをクリアできたら次はがんばれゴエモン3です。
選んだ理由はアドベンチャー型のアクションで、キャラクターを複数使用した謎解き要素もあるからです。
カービィと比べると難しいですが、飛び道具やライフが多めになっているので全体の難易度はそれほど高くありません。あとボリュームが短めなのもポイントです。クリアさせることが重要です。
ロックマンX1-3
さらにアクション濃度を高めて次はロックマンです。画像はX2ですがX1-3のいずれかを遊ばせます。
選んだ理由としては難易度とボリュームです。若干シビアなジャンプやダッシュを要求されるゲームですが、ゴエモンをクリアできればちょうどよい難易度になると思います。
ラストのシグマはバランスがおかしいので、シグマ到達が実質のクリアとしましょう。
スーパーマリオワールド
ここに来てようやくマリオです。ファミコンのシリーズはどれも難しいので、スーパーファミコンのマリオが良いのですが、ボリュームを考えると先にゴエモンやロックマンの方が先です。
クリア後のスターロードは難しいので秘密にしておきましょう。マリオワールドがクリアできたらアクションは3Dに移っても大丈夫でしょう。
クロノ・トリガー
ここまでのアクションと比べると操作が簡単なRPGを遊ぶ必要があるか?と思われるかもしれませんが、何を隠そうダークソウルはRPGなのでね!RPGの経験も積んでいく必要があるでしょう。
クロノ・トリガーを選んだ理由は簡単で王道で、あと音楽良いからです。
ここまでくればゴエモン、ロックマンと合わせてゲーム音楽の魅力にしっかりハマっているはず。ゲームを好きになることも上達には不可欠なので、重要なことです。
マリオカート64
3Dのゲームでありながらカメラ操作をほとんど必要としないので選びました。
難易度もCPUが相手だとちょうど良いと思います。パーティーゲームの部類なので1人で遊ぶと虚しさを感じてしまうかもしれないので、オンライン有りの最新作を遊ばせるのも考えました、でもグラフィックの進化はもう少し緩やかに感じて欲しいので。
スーパーマリオ64
最低限の3D操作を覚えたら次はマリオです。今度は少しだけカメラも操作して3Dアクションを鍛えます。難易度は低いものから中程度までですが、ボリュームが結構あるので鍛えられます。クリアしたときの自信にも繋がるので120枚集めさせます。
ここまで進められたなら途中で投げることはないと思います。
ゼルダの伝説 時のオカリナ
3Dのアクションアドベンチャーということで時オカを選びました。
謎解き要素があってボリュームもそこそこあるので、忍耐力が鍛えられるはず。
あとは弓を使った照準合わせや、盾を使ったバトルがあるのもポイントです。あとは不気味な雰囲気を味わえるのも重要です。ホラーに対する耐性も獲得しましょう。
バイオハザード4
ホラーとグロテスクですがグラフィックは粗めなので耐性を強化するのもってこいです。
あとはアイテムの管理が重要になるゲームでもあるので、アイテムは無駄なく効果的に使うことを覚えられるのも良いです。不要な戦闘は避けることも学べるでしょう。
育成完了後のプレイヤー
ダクソクリアに必要な技能(左)と、ここまで遊ばせて出来上がったプレイヤーの技能(右)のレーダーチャートがこんな感じです。
- 思考力:6|5
まずダクソ攻略では思考力をあまり必要としないので6点としました。敵の行動を見切るための学習能力も思考力に含めています。これまでの10タイトルで獲得した思考力は5点としました。足りていない分は本番で成長してもらいます。
- 集中力:8|6
ダクソはやはりボスを倒すのが一番難しくて、細かい操作というより1つ1つをしっかり対応する高い集中力が求められます。なので集中力は8点としました。
育成では6点までなのでこれも本番で身につけてもらいましょう。
- 反射神経:4|4
ダクソではパリィ(カウンター)を決めると大ダメージを与えられるというシステムがありますが、ラスボス以外は使わなくても十分クリアできるので4点としました。ラスボス戦でも反射神経というより集中力で対応できる部分なので低くしています。
ガチガチの対戦ゲームとかだと非常に重要な技能なんですけどね。あとアルトリウス(DLCボス)だけは反射神経も必要ですが今回は含めていません。
- 操作精度:6|6
操作精度は素早い入力、または角度やタイミングなどがシビアな入力のことを指しています。これも対戦ゲームでは非常に重要です。
ダクソでは複雑な入力を要する場所がほぼありませんが、自然にキャラクターを動かすための操作は必要になります。遊ばせたアクションゲームをクリア出来たならこれは十分です。
- 忍耐力:10|6
ダクソではキャラ強化に必要な経験値と、進行状況(移動)を簡単にロストしてしまうので高い忍耐力が要求されます。
残念ながらこれまでに遊ばせたゲームでは十分に獲得できていないので、これも本番で獲得してもらうしかありません。
小一時間かけて進めた状況が一瞬で消えるなんてことはザラにあるので、適正が試されるかもしれないです。
本当は、心が折れない程度の難しさのゲームで忍耐力を鍛えるべきなのですが、良い感じのゲームが思い浮かびませんでした。
「モンスターハンター」が3乙で数十分の進行をロストするので良さげかなと思ったのですが、村クエクリアまでに初モンハンだと150時間ぐらい掛かってしまいそうなので採用せず。モンハンも適正が試されるゲームなんですよね。
ということで以上です。実際に初級者に遊ばせて想定通りになるとは思えませんが、「初級者を育てるためのゲームを考える」というのは結構楽しかったです。
足りない技能を補うための良さげなゲームを思いついた方はまたコメントに書いておいてください。「自分はこのゲームで鍛えられた!」「これは絶対に遊ばせたい!」みたいなのも募集しています。
マリオの2Dゲームは体力制じゃないのが特徴で、それを初心者の中の初心者に向けて遊ばせるとなるとちょっと悩ましいんですよね……
スイカ以外は割とレトロだと思うので、スーパーマリオワールドの所ワンダーとかNewマリオ辺りどうでしょう?えっNewスーパーマリオブラザーズはもうレトロ?そんなまさか……