「ベヨネッタ3」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。

 

ベヨネッタ3

https://www.nintendo.co.jp/switch/axb7a/index.html
ジャンル：アクション
発売日：2022年10月28日

 

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評価レビュー

メタスコア：88

 

私の感想評価レビュー

総合86点

音楽	5.0
グラフィック	4.5
ゲームプレイ	5.0
ストーリー	4.0
システム	3.5

 

簡易まとめ

密度と完成度が非常に高いアクションゲームでした。シリーズ未プレイで初めて遊びましたがとても楽しかったです！

アクションは派手で格好よく非常に激しいのですが、見た目に反して操作が簡単なことに驚きました。かなり早い段階で「動かしていて気持ちいい」状態になりました。基本の移動やジャンプなどの調整も良いのでほとんどストレスがありません。

 

ジャストタイミングで敵の攻撃を回避する系の「ウィッチタイム」も素晴らしいです！

ジャストタイミングで回避できれば敵の動きが遅くなり、プレイヤー側にチャンスが生まれるというよくあるシステムなのですが、

成功の判定が広めに取られていて、タイミングがギリギリであるほどウィッチタイムの有効時間が伸びるようになっています。つまり下手でもある程度の成功を許しつつ、上手くできたときは大きなリターンを与えるという仕組みになっています。

プレイヤーを補助する機能は他にもあって、オートでジャスト系のアクションが発動するようなものもあります。難しめのジャンルではありますが見た目よりも優しいです。

 

ストーリーは内容はよく分かりませんでしたが、キャラクターが個性的なのとイベントシーンが凝っているので見ていて楽しかったです。格好良くて面白いです。古典的な演出のものもあるので作っている側も楽しそうです。

尺的にはアクションゲームとは思えないほどのボリュームがあります。並のアクションゲームだと2、3本作れるぐらいの長さです。

 

バトルとストーリーを盛り上げるBGMも良かったです。数と質で満点に近いです。

 

1、2を飛ばして初めてベヨネッタを遊びましたがとても面白かったです。見た目に反して遊びやすくて、ストーリーも1と2を知っていなくても問題ありませんでした。（シリーズ経験者は絶対に熱くなるだろう演出もあります。）

CERP：D（17歳以上対象）でアクションゲームが好きな人にオススメな一本でした。

この完成度で遊べるなら1と2も先にやっておけば良かったかなと思うほどでした。

 

プレイ時間

しっかり探索しつつストーリーを真っ直ぐ進んでクリアまで19時間でした。クリア後に残った探索要素を網羅して25時間ほど。オールピュアプラチナを目指すと50時間ぐらい掛かると思います。

全体の密度が非常に高いので、誇張なしに普通のアクションゲームの倍ぐらいの体感でした。

 

気に入ったところ

• ベヨネッタのキャラ
• 見た目の派手さ
• バトル時のカメラ追従

 

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もう少し詳しく

音楽

◎バトルとイベントシーンのBGMはどれもカッコいいです。ダークで妖艶な感じと綺麗な感じがあって唯一無二ですね。途中でシーンが終わることも多々ありましたがフル尺で聞きたくなりました。

◎ベヨネッタの掛け声が良いです。正確には聞き取れませんがゴモラ召喚時に聞こえる「このクソ！」がお気に入りです。

 

グラフィック

△序盤のイベントシーンのグラフィックがやや古く感じました。中盤、終盤、動きの激しいシーンでは違和感がありませんでした。

◎魔獣や攻撃のエフェクトが派手でカッコいい。激しい見た目に反して動作も安定しているように感じました。

◎バトル時のターゲットカメラが非常に優秀です。敵を倒してターゲットが移る際のカメラの移動が早すぎず遅すぎず、適切なズームとアングルになって気持ちよくプレイできました。追従が効くゲームの中だとダントツで良かったです。（追従のオンオフと距離設定も含めて。）

 

ゲームプレイ

◎基本の操作が簡単、移動やジャンプが最初からストレスなく行える。

◎コンボやアクションが多彩。見た目も量も驚くほど多いです。操作は共通なので簡単なのですが見た目は全然違うので飽きません。

△ミニゲームも多い。シューティング、2Dステルス、モンスターバトル、音ゲーとこちらも多彩です。箸休めの効果はあるかもしれませんが、本編と比べると劣るので･･･。

イベントシーンの演出も含めた音ゲーとモンスターバトルは良かったです。

◯マップがバリエーション豊富。1つ1つの広さがちょうど良い感じで構造的にも探索が楽しめるようになっていました。隠しアイテムについてはヒントがほとんど無いのでクリア後にでも補助があったほうが良いかなと思いました。見つけるのがやや難しいです。

△イベントシーンのQTEが要らない。シリーズを通しての演出があるので外すことは難しそうですが、後に作られた「アストラルチェイン」のQTEと比べると劣ります。

一切操作しなくてもクリアに影響しない点は良かったです。

 

ストーリー

アクションゲームなのでストーリーの内容は重視していませんが、世界観とキャラクターが良いですね。1と2を飛ばして遊びましたがすぐに全体の関係が分かりました。

結構クサい（ベタな）演出もベヨネッタのキャラクターがあるから成立して格好良く見えるのが面白いです。

新キャラのヴィオラも良い感じでした。武器が剣ということで次回のスマブラに呼ばれそうですね。チェシャも個性があります。

 

システム

◎クリアまで一度もフリーズせず安定していました。

 

 

CERO：D（17歳以上対象）でちょっとセクシーな表現もありますが、唯一無二のゲームでアクションのジャンルでも非常に高い完成度なので、アクション好きの方にはぜひオススメのゲームでした。

時間的なボリュームのコスパは高くありませんが、密度があるので満足度は非常に高い一本でした。カタログチケットにも対応しているのでオススメです。

ゲーム内にサントラもあります。

 

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