ドラゴンクエストモンスターズ3の配合の仕様について調べたので紹介します。
同じ種族のモンスターでも配合の仕方で最終ステータスに差が出ることが分かったのでそのあたりを解説します。
ステータスの上限を突破させる方法(先祖補正)
ステータスの上限
種族 | ランク | 系統 | HP | MP | 攻撃 | 守備 | 素早さ | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スライム | G | スライム | 1410 | 430 | 460 | 370 | 640 | 260 |
ゴースト | G | ゾンビ | 1340 | 640 | 470 | 270 | 560 | 570 |
ももんじゃ | G | 魔獣 | 1340 | 380 | 610 | 600 | 490 | 360 |
スライムナイト | F | スライム | 1320 | 410 | 580 | 590 | 470 | 520 |
ジャングラー | F | スライム | 1390 | 270 | 690 | 380 | 430 | 450 |
表は一部だけですがモンスターはこのようにそれぞれの種族ごとにステータスの上限値が決まっています。
レベルに関係なく、上限に達するとレベルアップしてもそれ以上は増えません。
この上限値を基本として「行動回数」によるマイナス補正や「サイズ」によるプラス補正を合わせて最終的な上限値が決まります。
基本的には0.7倍から1.1倍の範囲で分かりやすい乗算になっていますが、今作から2つほど新しい仕様が追加されました。これにより同じ種族でも僅かな差が生まれます。
先祖補正
新しい仕様の1つは「先祖補正」です。画像は同じ種族のジャングラーですが、カンストさせた最大MPの上限値が274と271で異なります。
これはスキルやアクセサリーによる強化ではなく、配合元になった先祖による差です。
それぞれの配合表はこんな感じで、左がMP274で右がMP271です。
ジャングラーのMPの上限値は270(体験版で作れる中で2番目に低い)なので、それぞれ+4と+1になっているのが分かります。
右の方が先祖が1世代少ないのでその差のようにも見えますが、先祖はそれぞれ「系統」ごとに補正を掛けるステータスが決まっています。
系統ごとの先祖補正
系統 | 最大HP | 最大MP | 攻撃力 | 守備力 | 素早さ | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|---|
スライム | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ドラゴン | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
自然 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
物質 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
魔獣 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
悪魔 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
ゾンビ | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
??? | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
各系統ごとに3つずつステータスに補正が掛かります。
補正といっても確認できたのはそれぞれ+1ずつの加算です。
追記 2023-10-15
例外となるパターンも見つけました。乗算の可能性もあります。
左のジャングラーは先祖に魔獣が1匹とゾンビが3匹いるのでMP+4です。右のジャングラーは先祖に魔獣が1匹だけなのでMP+1です。(物質もいますがMPの先祖補正を持っていないのでMPは上がっていません。)
先祖の数は最大で6枠なので、偏らせても+6までですね。バトルではダメージや行動順に乱数が絡んでくるので先祖補正の影響はあまり大きくないと言えると思います。
でもランクで補正が変わるような仕様が見つかれば話は別なので、発売したあとにでも調べてみましょう。
サイズ補正
前回の「サイズの違いについて」の方にまとめています。
ということで以上です。他にも何か気づいたことがあればまたコメントで教えてくださいね!分かる範囲で調べてみます。
追記 2023-12-02
キラキラボーナス
配合時にキラキラが付いたモンスターはランダムに1つのステータス上限が+100になる。
詳細は不明ですが、系統ボーナス(先祖補正)は両親の合計レベルによって付与値が増えます
両親のレベルが高ければ高いほど補正値も大きくなっていました