「メグとばけもの」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
メグとばけもの
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000050682.html
ジャンル:アドベンチャー
発売日: 2023年3月2日
評価レビュー
メタスコア:79
私の感想評価レビュー
総合74点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 3.5 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
魔界に迷い込んだ少女「メグ」をバケモノの「ロイ」が守り、母親の元へ送り届けるというハートフルな物語のアドベンチャーでした。
戦闘はコマンドバトルでRPGの要素もありますが「演出としての役割」が大きく、遊びとしてのRPG要素は薄めです。
戦闘ではロイのHPは99999と負ける要素がないチート性能ですが、ダメージを受けるとそれを見た後ろにいるメグの心が削られていきます。
メグが泣いてしまうと世界が崩壊するという設定なので、ロイは戦いながらメグの心もケアする必要があります。その為の「おもちゃ」というコマンドはかなり特殊な見た目ですが一般的なRPGにおける回復アイテムと同じ役割です。
他にも「順序記憶」や「シャッフル」や「ボタン連打」などの特殊なコマンドがいくつか登場します。シンプルながらも敵の特徴(性格)と合っていて面白いです。
全体のボリュームと合わせてコマンドのバリエーションがもっと多ければ、というところです。
グラフィックは素朴なドット絵ですが「魔界」がどのような世界なのかがよく伝わります。魔界なのに人間の世界にある機械や物がたくさん見つかります。
花畑のような綺麗な場所もイベントシーンを盛り上げてくれます。
ストーリーは既視感のある設定で内容も予想出来てしまうものですが、短い中にも心温まる内容が詰まっています。音楽もシーンとマッチしていてグッと来るものがあります。
「簡単に遊べて優しいストーリーのアドベンチャー」ということで誰にでもオススメしやすい一本でした!ボリュームは短いのでそこだけ抑えておきましょう。
プレイ時間
サブストーリーを含めてクリアまで3時間半です。戦闘で負けない限りこれ以上伸びることはないと思います。収集要素もないです。
気に入ったところ
- 評議会メンバーとの戦闘
もう少し詳しく
音楽
◎曲数は少なめですがどれもシーンとマッチしています。ボス戦は結構盛り上がります。
環境音だけのシーンも良い雰囲気でした。
グラフィック
◯素朴(シンプル)だけど丁寧に描かれているドット絵で良いです。目で見る楽しさもあります。
ゲームプレイ
◎操作とバトルが簡単。移動と決定だけなので誰でも遊べます。ストーリー重視のゲームなのでこれがベストだと思います。
◎戦闘で特殊なコマンドがある。ただのボタン連打や記憶テストのような地味な遊びが不思議と面白く感じました。見た目、音楽、演出が上手く合わさっています。これがもっとたくさんあれば評価も上がったのですが数は少ないです。
△通路が狭くて移動が窮屈。狭い入り口や曲がり角などで引っかかりやすいです。
ストーリー
設定が既視感のあるもので、割りと予想通りの展開ですがゲームならではの演出もあって良かったです。途中で一瞬ループした?と思わせるような「始まり方」など、話の構成がとても良かったです。
あとは登場人物のほとんどが「いいヤツ」なのも良いです。
システム
クリアまで安定していました。セーブはオートセーブのみですが細かく入るのでやり直しもスムーズです。クリア後は好きなチャプターから選んで遊べるようなシステムもあります。
ボリュームが短めなので加点不足でこの点数ですが、綺麗にまとまっていてマイナス要素もありません。なのでコスパが気にならない人にオススメです。
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