「トライアングルストラテジー 公式コンプリートガイド」を購入したのでレビューと、どのような内容になっているのか？を書いておきます。

 

トラストの攻略本

スクウェア・エニックス公式の攻略本です。ゲームが3月4日発売で約1ヶ月後に出たものです。同時にアートブックも発売されました。

 

 

ページ数は271ページでサイズは大きめ、クソデカ本の一歩手前ぐらいです。

 

書かれている内容

大項目はこれらです。

• システム
• キャラクター
• シナリオ
• バトル
• データ
• コラム

 

もう少し詳しく

システム

基本的なゲームシステムの解説が書かれています。プレイしていれば分かるような内容で仕様解説についても書かれているものの、細かな計算式などは載っていませんでした。

命中・回避・ダメージ計算と調べ終えてあとは行動順だけ残っていますがヒントになるものは･･･。

地形効果や状態異常については細かな数値も載っていました。

 

キャラクター

• ステータス
• 加入条件
• アビリティ
• 特徴

など必要なものは全て揃っています。特徴はいわば公式がどういう使い方を想定して作られたのかが読み取れるので面白いです。

 

シナリオ

セレノアエンド（真エンド）の条件を含めたシナリオ分岐が書かれています。

真エンドについてで書いていた攻略手順では第13話前編の「貯水池を破壊しない」というのだけ必須ではありませんでした。不足がなくて良かったです。

あとはマップの情報が載っているのが嬉しいです。アイテムと手記の場所が書かれているのが助かります。

 

あと初めて知ったのですが今作のお金の単位は「マス」だったようです。攻略を書くときに曖昧にしていたのですがゲーム内でも使われてましたかね･･･？

と思って調べてみると武器アビリティのチュートリアルに書かれていました。

「武器アビリティ」の取得には、素材とお金（マス）が必要です。

 

バトル

こちらはバトル時のマップと出てくる敵の詳細などが書かれています。各バトルの攻略のポイントも書かれています。想定バトルもあります。

 

データ

アイテム、ショップ、アビリティ、敵情報などの情報が載っています。ちょっとだけ見づらいです。

 

コラム

スクエニの浅野さんとアートディンクの宮川さんを含む開発スタッフのインタビューが載っています。開発秘話的な内容が書かれていて個人的にはこれだけでも買った価値がありました。

開発裏話的なのって自分が遊んだゲームだとかなり面白いというか、ファンとして嬉しいので紙媒体だけじゃなくて公式サイトとかでもやって欲しいですよね。

 

 

コラムで内容で気になったもの

全部は書けないので少しだけ。

• キャラロストはストーリーの都合上廃止に
• 初期の段階では3人の内誰かがラスボスになる構想もあった
• ロランは元剣士設定
• フレデリカは元ヒーラー設定
• 信念は最初8種類もあった
• 元はハッピーエンドがなかった

 

まず今作は仲間の死亡でロストがありませんが、当初はキャラロストありで考えられていたそうです。戦争物ともマッチするので。でもキャラの死亡をストーリーの分岐や挿話に組み込むのが困難ということでロストは無しに。その代わりバトルの難易度が高くなって、最終的にはVeryEasyが追加されたとのこと。

 

初期段階ではロラン、フレデリカ、ベネディクトの誰かがラスボスになるような構想もあったらしいです。となるとベネディクトですかね？

 

元はロランは剣士の設定、フレデリカはヒーラーの設定だったそうです。ロランは主人公のセレノアと被るので槍に転向。フレデリカはヒロインなのでヒーラーもしっくり来ますが戦闘に積極的に参加させるために魔法になったそうです。

 

信念は「現実世界で大事なもの」をモチーフに考えられて最初は8種類もあったそうです。最終的には3つになりました。

 

私たちが勝手に「真エンド」と呼んでいる「セレノアルート」は本当の意味での真エンドではないそうです。丸く収まらないビターエンドな残りの3つもこのゲームのエンディングなので、どれが正しいということもないとのこと。

戦争物なので当初はセレノアルートは幻想のようなもので、含めていなかったと。でもゲームなので大団円もあっていいだろうということで4つ目も作られたそうです。

 

他にも色々書かれているのでコラムは面白かったです。

攻略本としては細かい仕様の部分が少し足りないぐらいで、全体としては欲しい情報が載っていて満点に近い内容でした！

あとまだ電子版が出てないのであればよかったなーと。

 

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こちらは攻略本ではないアートブックです↓