スマホをAQUOS R8(SH-R80)に買い替えたのでレビューと使用感を書いておきます。
AQUOS R8の基本情報
スペック
発売日 | 8月31日 | ||
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OS | Android 13 | ||
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform | オクタコア | |
ROM | 256GB | ||
RAM | 8GB | ||
外部メモリ | microSDXCメモリーカード | 1024GB | |
充電器・充電ケーブル | USB Type-C | ||
バッテリー容量 | 4570mAh | ||
画面サイズ | 6.39 | 2340×1080 | OLED 240Hz |
背面カメラ画素数 | 標準:約5030万画素 | 広角:約1300万画素 | |
前面カメラ画素数 | 約800万画素 | ||
幅 高さ 厚み | 159mm | 74mm | 8.7mm |
重量 | 179グラム | ||
急速充電 | USB-PD 3.0 | ||
耐水・防水 防塵 | IPX5/IPX8 | IP6X | |
イヤホンジャック | 有り |
公式サイト:https://jp.sharp/products/aquos-r8/
特徴
- Snapdragon8 Gen2のRAM 8GBで現行ハイエンド
- 6.39インチで240Hzの滑らかディスプレイ
- バッテリー4570mAhと本体サイズの割りに179グラムで軽量
- SDカード対応でイヤホンジャックも有り
価格は発売から1週間時点で13万~15万円ぐらいです。
AQUOS R8のレビュー
前置きですが、私は普段ゲームのレビューが専門でパソコンパーツなども少し書いているぐらいで、スマホのレビューは初めてです。
購入したのはハイエンドですが、私自信はスマホライトユーザーです。
そういうことでガチガチのレビューではないので、必要な部分だけ汲み取って読んでください。
内容物
- 本体
- クイックスイッチアダプター
- クイックガイド
今回はキャリアではなく家電量販店のSimフリーモデルを購入しました。(使用はドコモです。)本体の全面と背面にはシールが貼られていました。
色は「ブルー」を選びました。全然青色感はないです。灰色に青色を少しだけ足した感じでほぼグレーです。質感はサラサラ樹脂系です。ダサくはないですが特別良いとも感じません。
対応バンドは主要キャリアを網羅しているので安心です。
- 5G:n1/n3/n5/n7/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
- 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B21/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66
- 3G:B1/B2/B4/B5/B8
クイックスイッチアダプターはUSB-AtoCの変換アダプターです。PCや充電器に挿す方をTypeCに変換します。
これがあると変更前のスマホとR8を繋げてデータ移行が行なえます。
変換アダプタ以外に充電用のUSBケーブルなどは付属されていないので、TypeCのケーブルを持っていない方は購入しましょう。急速充電に対応しているので「USB-PD 3.0」に対応しているものがあれば便利です。
この機種を選んだ理由
- 大きな画面
- 軽量
- MicroSD対応
- イヤホンジャック対応
- なるべく新しいもの、発売から1年以内
全てを満たすものがこのR8だったので購入しました。
まず1つ目の画面は6インチ以上で横幅が広いものを重視していました。理由としてはスマホで動画を見ることが増えたので、画面の大きなものが良いと感じていたからです。
AndroidだとXperiaも6インチ以上のものがありますが横幅は狭くなっているので、同じ16:9の動画を見ると大きさが全然違います。
画面が大きくなると重量も増して持ちにくくなりがちですが、R8は179グラムなのでこのサイズにしては軽量です。持った感じも200g超えの機種と比べると全然違います。
AQUOSにはさらに軽量なZEROシリーズがあるのですが、最後に出たのが2021年なので流石に選べませんでした。また出て欲しい。
MicroSDに対応していることも重視していました。iPhoneやPixelは自社クラウドに誘導するためにSDを排除しているのが残念です。
イヤホンジャックも同じです。どっちも使えるという意味で上位互換なので有った方が良いに決まってます。
AQUOS R8を買ってみて良かったところ
- 動作が軽快
- バッテリー長持ち
- 軽い
- 動画視聴に適している
ハイエンドのSoCということで動作は非常に軽快です。Antutu(ベンチマーク)のスコア130万は伊達じゃないです。
基本的にはブラウザとVOD系のアプリしか使いませんが、サックサクのヌルヌルで快適です。システム側に倍速表示があるので120fpsなら240fpsで表示してくれます。
バッテリー持ちも良いと感じます。普段使いで休憩中にちょっと触る程度なら朝90%でスタートして夜70%ぐらいです。
アマプラでアニメを1時間ぐらい見て5%の減りでした。
あとはやはり本体が軽いことのパフォーマンスは非常に高いです。寝転がって動画を見るのに適しています。もっと軽いスマホはたくさんありますが、画面の大きさとの兼ね合いでR8はなかなか優秀です。(もっと軽い方が良いです。)
AQUOS R8を買ってみて悪かったところ
- 値段が高い
- ディスプレイの視野角が激狭
- 電源ボタンが押しにくい
値段はポイントなど込みで13~14万円です。ハイエンドのSoCを使っているから仕方がないとは言わせたくない値段です。
重量やSDやイヤホンジャックの利点を除けばPixelやGalaxyが半額に近い値段で買えることを考えたらバカ高いです。
もっとスペックが高くて人気もあるiPhoneよりも高い値段なのは良くないでしょう。
それでも購入したのは先に挙げた利点があったからなのですが、どれか1つでも欠けていたら買うことはなかったです。
そして一番悪いと感じたのはディスプレイの視野角が狭いことです。
同じOELDのSwitchと比べると分かり・・・にくい写真で申し訳ないですが、少し角度を変えて斜めから見ると画面が緑がかって見えます。
写真だと分かりにくいですが画像で表現するとこんな感じです。傾けると沈んだ方が緑がかって見えます。
流石にもう少し薄い緑色ですが、100人中100人が一瞬で気づくレベルだとは思います。
どんな液晶でも斜めから見ると色が異なって見えるのは自然ですが、このディスプレイはその範囲が異常に狭いです。
液晶だと170度ぐらいの範囲をカバーしますが、このOLEDは40度ぐらいしかありません。正面で見ているつもりでも、画面の上部が奥に傾いて緑がかって見えたりします。
光度や色温度などの設定を色々弄りましたが変わらず、個体差については不明ですが購入前には実機を触りに行くことをオススメします。私はギリ許容範囲内です。
反射の影響で緑がかって見えているのだとしたら、保護フィルムで軽減される可能性もあると思います。私は裸で使っているので良いフィルムを知っている方がいたらコメントで教えてください。
あとは電源ボタンが窪んでいるのが微妙に押しにくいです。力が加わりにくいので耐久面ではこちらの方が良いですね。
そんな感じで総合としては満足度75点ぐらいの機種でした。緑がかって見えるのが解消されたら85点、あと20グラム軽ければ90点、もう少し安ければ100点でした!
ディスプレイを除けば、動作や取り回しが非常に良いので、検討している人はもう少し待ってから買うのがオススメです。
追記 2023-09-10
不具合のような動作を見つけたので書いておきます。
- ダークモードの色が変わる
真っ黒に近い黒のときがあれば、緑に近いグレーになったりする。再起動で発症しました。
- 画面をスクロールさせたり本体を傾けると画面が点滅する
スクロールさせた場合は2回点滅、本体を傾けると1回点滅、ダークモードの設定画面だと分かりやすいです。これも緑色っぽいので視野角が狭く感じるのもこの不具合かも?
サードパーティーのアプリで真っ黒背景だと点滅が起こらず(確認できず)、視野角も狭く感じにくい。サードパーティーのアプリでもグレーの背景を使うと点滅がはっきり分かります。
画面を傾けただけでも点滅するので何らかの不具合がありそうです。
明るさの自動調節、色温度の自動調整などの設定はすべて切っている状態です。
AQUOSのスマホはハイレゾ音源対応しているけど本当に音質は良いのかどうなのか気になるも!