「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。

 

ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000038933.html
https://www.dragonquest.jp/treasures/
ジャンル：アクション / アドベンチャー
発売日：2022年12月9日

 

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評価レビュー

メタスコア：75

 

私の感想評価レビュー

総合70-75点

音楽	4.5
グラフィック	5.0
ゲームプレイ	4.0
ストーリー	3.5
システム	3.5

 

簡易まとめ

広大なマップをモンスターと一緒に冒険しながらバトルと探索を楽しむドラクエの外伝新シリーズでした。

ドラクエなだけあって、ゲーム初級者の方でもクリアまで進められるようなバランスになっているのが良かったです。

遊びの方は序盤こそ結構楽しいですが、マップが変わってもやることが同じでストーリーも一本調子なので、早い段階で淡白に感じてしまいました。

バトルが「主人公操作のアクション」と「仲間モンスターの自由行動」で分かれていて、アクションの方は遊びやすい優しい感じになっていて良かったのですが、仲間モンスターの方は見ているだけなので寂しいです。（一応ガンガンと集合の指示はあります。）

「モンスターズシリーズ」のように配合してスキルや特技を付け替えたりといった凝った育成システムがあれば、見ているだけのバトルでももう少し楽しめたと思います。

 

探索で見つかるお宝はこれまでのシリーズに登場した「人物」だったり「敵」だったり「装備」だったりが大量にあるので、シリーズを複数遊んだことがある人は楽しめると思います。私はフレーバーテキストが読みたいので毎回演出を飛ばさずに見ていました。

 

フウラもしっかり外伝に出るんだなーとしみじみ。魚の像もあります。

 

プレイの方は早い段階で落ちますがグラフィックはとても良かったです。

精細さだけで言えばDQ11の方が綺麗ですが、ドラクエのデザインと合っているのは断然こっちだと感じました！

ドラクエは外伝を含めて20作品ほど遊んでいますが今までで一番好みです。

 

導入部分もすごくドラクエっぽくてワクワクしました。ここまで100点！

 

イベントシーンもよく出来ていてもっと長くても見ていたいと感じました。

が、ストーリーは短めです。話は分かりやすくて、安定のBGMでドラクエが好きな人はすぐに入り込める（浸れる）ようになっていましたが「あれ？」と思っている間に終わります。

ストーリーのイベントシーンはしっかりと見れますが、クエストの方はあっさりしていました。メインストーリーの方がボリュームたっぷりならこれでも良かったのですが。

 

広いマップを自由に探索する遊びが好き、バトルは優しい方が好み、そしてドラクエシリーズが好きな人におすすめの一本でした。

あとは定番のBGMとモンスターが登場するので、「最近ドラクエ遊んでないなー」という人にもオススメです。クリアまで長くないのもちょうどよく感じると思います。

 

 

プレイ時間

20時間でクリア。クリア後要素は少し進めただけです。

図鑑とクエストのコンプリートはそれほど時間が掛からないと思いますが、ガチガチのモンスターを作るのは運要素があるので大変です。

コンプリートでタイトル画面がさらに変化？

クリア時のパーティー。無難な感じですね。

 

気に入ったところ

• グラフィック
• マヤの「いしし」
• 「ロマン技」というネーミングセンス。ドラクエっぽくて好きです。

 

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もう少し詳しく

音楽

◎安定と信頼と偉大なすぎやまこういち。満点じゃないのは既存の曲が多いからです。

新曲もありますが「特にこれ」というようなものはありませんでした。

△モンスターにボイスが付いていることで制限が掛かっている。もしこの路線で行くのであれば色違いを含めて500体以上もいるモンスター全てに割り振るのは厳しいでしょうからマイナス要素だと思います。機械音や鳴き声でいい気がします。

一瞬中の人（声優）が浮かんだりしてそれはそれで笑えたりするのですが、モンスターから人を感じさるのは･･･というのもあります。

 

グラフィック

◎ドラクエのデザイン・世界観と非常にマッチしていて良かったです。ロードは長めですが頻度が少ないのでほとんど気になりませんでした。総合して満点です。

◎モンスターのモデリングも良い。モンスターは様々な形や質感あるので統一感を出すのは難しそうなのですがどれも違和感がなくよく出来ていました。

 

ゲームプレイ

◎最初から全てのマップを自由に回れる。攻略順が決まっていないので最初から好きなモンスターを探しに行けます。

◎アクションが簡単。主人公の攻撃はボタンを1つ連打するだけなのでとても簡単です。回避行動や移動で敵の攻撃を避けたりする駆け引きはありますが、それも簡単です。

◯探索で集めたお宝がドラクエシリーズに関連する物なので、フレーバーテキストを読むのが楽しい。

△モンスターの育成要素がレベル上げと運要素のみ。オフソロなので好きな人はコツコツ長く遊べますね。

✕れんけいアクションの制限が不要。モンスター毎に移動に使える「ハイジャンプ」や「滑空」などのアクションが設定されているのですが、パーティーは3枠までなので常に何かしらのアクションが出来ないようになっています。

目的のアクションを使うには拠点に戻ってパーティーを変更すればよいだけなのですが、逆に言えば手間が掛かるだけでほぼ駆け引きのないプレイヤーが不便になるだけの制限になっています。

アクションも含めたパーティー構築･･･という面もあるのですが、本来使いたいはずのモンスターがそのアクションを持っていないことで使う機会がなくなったりします。総合してマイナス要素の方が大きく感じました。

あとはモンスター毎に専用のアクションを作る必要も出てくるので、登場するモンスターの数が減ることにも繋がったりしそうです。

少し前に発売しているポケモンのように移動アクションは1匹のモンスターに任せるのが賢い設計かなーと思いました。個々の特徴を見れるのは面白いのですが大変そうなんですよね。

✕れんけいアクションの制限が不要その2。それぞれのアクションにはリキャストタイムが存在します。団ランクが上がると徐々に緩和されたり、種族ごとにパラメータが違ったりするので面白さに繋がりそうな感じがありますが「滑空」以外で連続使用に制限つける必要性は･･･？

連続で使用しないとモンスターから強烈に襲われてボコボコにされるようなバランスであれば、リキャストの制限が効いてくるのですがそうではないので。

✕モンスターから降りないと何も調べられない。宝箱を見つけてもわざわざモンスターから降りて調べる必要があります。NPCと話すときも降りる必要があります。降りるとリキャストが発生するので謎の待ち時間が発生します。

マイナスになっているのはどれも非常に細かい部分ばかりですが、頻度も非常に高いのでおそらく多くの方が不満に感じたと思います。直す部分は明確なので次回作は大丈夫でしょう！

 

ストーリー

◯ストーリーが分かりやすい。感動したりする間もなく終わりますが導入とラストの雰囲気はドラクエっぽくて良かったです。

それぐらいなのでほとんど書くことがないです。

 

システム

◎クリアまでフリーズなしでした。どこでもセーブできる設計なので遊びやすかったです。ロードも頻度が少なくて良かったです。

 

 

クリアまでのボリュームが少し割高に感じたり、細かい部分で不便さがあったりしますが

最近ドラクエを遊んでいなかったので意外と私の満足度は高かったです。特に序盤の雰囲気はかなり良かったです。

なので同じように最近ドラクエを遊べていない人にオススメしたい一本です。

サクッとクリアできるのでコスパを気にしない方にもオススメです。点数こそ伸びていませんがそこはドラクエなのでしっかり遊べます。

 

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