moonをクリアしたので評価レビューを書いておきます。22年前のソフトなだけあっていま遊ぶと色々と辛いところがあり、ゲームとしての面白さも薄いゲームですが独自の良さがありました。
moon
2019年10月10日
ジャンル:ロールプレイング / アドベンチャー
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000022100
http://oniongames.jp/moon/
メタスコア:未
私の感想評価レビュー
総合60-70点
音楽 | 3.0 |
グラフィック | – |
ゲームプレイ | 2.5 |
ストーリー | 3.5 |
システム | – |
簡易まとめ
ジャンルはRPGとアドベンチャーとなっていますがロールプレイングの部分はありません。謎解きの遊びがあるアドベンチャーです。
舞台はムーンワールドというゲームの中の世界。ムーンワールドに住む個性豊かな住人を観察して謎解きをするというのがメインの遊びです。
ゲーム内には時間と曜日の概念があり、フラグが時間に関係しているものが多いです。故に住人を長く観察する必要があります。色々なイベントも見れます。
ここに面白さを感じるかどうかで評価が分かれると思います。私はこの遊びの「良さ」は感じましたが、何の意味もない時間が長過ぎるので面白さはあまり感じることができませんでした。
PS1のゲームも経験していない「世代じゃない人」には酷く酷評されてしまいそうな不便な部分もたくさんあります。
逆にその世代の人は懐かしさと楽しい思い出が蘇るかもしれません。
辛口なレビューになっていますがこれぐらい書いておくのが適当だと思いました。
ゲーム的な面白さは今の遊ぶとちょっと薄いのですが、独自の「良さ」があります。
変わった表現ですが「良さ」としか書けません。
具体的に書いてもプレイされていない方の参考にはならないと思うので・・・。
プレイ時間
コンプリートまで25-30時間ぐらいでしょうか?もしかしたら謎解きが分からずに詰むかもしれません。しかし攻略を見てしまうと本当に無駄な時間を過ごすだけになるので注意が必要です。
気に入ったところ
- 無音(環境音のみ)の部分が多くて足音だけが聞こえたりすることに懐かしさを感じました。
- 「メタ的な会話」や「リアル世界のあれこれをディスる会話」が面白かったです。
もう少し詳しく
音楽
△1曲だけ。おばあちゃんの家などで流れるあのBGMは印象的でした。他は無音の部分が多いです。
グラフィック
22年前のゲームなので評価なしです。作り方はかなり独特です。
ゲームプレイ
△キャッチできるタイミング(判定)と待ち時間のバランスが酷いです。昔なら気にならなかった?
✕フラグが時間帯に影響するのでひたすら待つだけの時間があります。それがとても長いです。常に新しい何かを見ることができなら良いのですが、そうではないので辛いです。
ストーリー
◯導入部分とエンディングが面白いです。住人たちのイベントも面白いものがありました。
システム
悪い部分が多々ありますが古いゲームなので目をつぶりましょう。評価なしです。
入手が困難なゲームということで有名で興味があって購入しましたが1980円でもオススメはしにくいです。
PS1を通った世代で久しぶりにサクッと遊びたい、途中で投げても良いという人には少しオススメできます。
それ以外の人が遊ぶには「覚悟が必要」とだけ。
満足度は序盤10時間ぐらいはわりと満足していました!最初の方の雰囲気も好きです。
謎解きが詰まり始める中盤ぐらいからは「早くクリアしたい」となってしまいました。
moon diskのオススメは無いのでしょうか?