「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000062950.html
ジャンル:ロールプレイング / 不思議のダンジョン
発売日:2024年1月25日
評価レビュー
メタスコア:未
私の感想評価レビュー
総合85点
音楽 | 4.5 |
グラフィック | 4.5 |
ゲームプレイ | 4.0-5.0 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
シンプルなシステムにやや難しいバランスが絶妙なダンジョンRPGでした。
ダンジョン外の要素もシンプルなので淡白になりそうだと思ったのですが、遊んでいるとそのようには感じず、攻略に集中できて辞め時を見失います。
必要なものを少ない手順で行えるUIが優秀で、ダンジョン攻略の面白さを際立てていました。
難易度は「やや難しい」から「すごく難しい」まで揃っていて、このジャンルの中では難しい部類だと思います。それでも失敗したときに『もう一回!』と思わせるようなバランスなので何度も遊んでしまいます。
ダンジョン外の要素は非常にシンプルですが、ダンジョン内では「装備の強化」「モンスターの擬態」「仲間の連れ歩き」など豊富な状況が用意されているので毎回違ったプレイになって楽しいです。
敵の種類も豊富で、終盤になっても新しいモンスターが出てきたりしました。
ストーリーは短くそこまで凝ったものではありませんがシリーズキャラが登場したりします。未プレイの私ですがアスカは有名なので知っていました。仲間キャラとしても助けてくれます。
全体的に難しめなので「不思議のダンジョン」を遊んだことのない人の入門としてはオススメしにくいですが、経験のある人には凄くオススメの一本でした!
ダンジョン内の遊びやすさと油断できない難易度がとても良かったです。
プレイ時間
基本の水龍クリアまでは15時間ぐらいで、全ダンジョンクリアまでは40時間ぐらいだと思います。99Fが残っていますがクリアできない可能性もあるので、ここで一度レビューを書いています。
気に入ったところ
- タイトルと拠点のBGM
- ソイヤッサ(レベルアップ)
もう少し詳しく
音楽
◎BGMはどれが歴代シリーズのものなのか分かりませんがどれも良曲揃いです。特にタイトル画面と宿場浜のテーマが好きです。
◎レベルアップ時の掛け声が盛り上がる。そして敵のレベルアップで恐怖する。効果音も状況をよく捉えていて分かりやすいです。
グラフィック
◎ダンジョン内の状況が分かりやすい。視認性が高い。
若干チープ感があるのは等身を大きくできないからでしょうか。大きく変えるなら浮世絵風みたいな?
◎敵モンスターが可愛い。もののけ手帳でアクションまで確認できるのは地味にありがたいです。
見た目ではありませんが個人的許せないモンスターはケンゴウ種です。明後日の方向に武器を飛ばされたときは本当に・・・。
ゲームプレイ
◎操作がしやすい。アイテムメニューがBボタンのちょん押しに割り当てられているのは最初どうかと思いましたがとても使いやすかったです。投げ系をショートカットに割り当てられたりするのも。
◎難しいけど丁寧にやればクリアできるバランス。運も絡みますが、それ以上に立ち回りが重視されるので敵やアイテムの知識が増えるほど上手くなるのも実感できて楽しいです。
◎敵の種類が豊富。それぞれ特徴を持っているのでこれも知識と立ち回りが試されます。
◯最強装備を作れる。メインは強化の引き継ぎなしダンジョンですが、最強装備を作るような遊びもできるのは良いですね。ケンゴウ種に飛ばされて戦車に爆破されたりしたら泣けますが・・・。
ストーリー
内容は神々の姉弟喧嘩です。短いですが、ストーリーがメインのゲームではないので十分だと思います。シリーズ経験者はまた違った評価になっていそうです。
システム
✕ネットワーク関連の機能が使えないバグが発売から数日間ありました。今は直っています。それ以外はロードも普通でクラッシュもなしです。
「不思議のダンジョン」は複数遊んできましたがシレンは初プレイだったのでクリアできるか心配でしたが、99Fダンジョン以外は頑張ればクリアできる難易度で面白かったです!
シリーズでは不評なナンバリングもあるみたいですが、それがちょっと不思議なぐらい面白かったです。他の不思議のダンジョンと比べてもかなり良策だと思うのでオススメです。
神ゲーだったシレン5からガラッとバランスが変わりつつも、6は6で素晴らしい良バランスに仕上がっていて感動しました。
前より敵の攻撃力も上がったかわりにこちらの体力の自然回復量が格段に上がっていて、雑プレイしたらすぐ死ぬけど一手一手吟味すれば打開のチャンスが開けやすいという調整なのかなあと思います。