前回紹介したどこでも強制落下ができるデバッグ用の特殊コマンドについて、進展があったので紹介します。
どこでも強制落下の基本については省略しているところがあるので、前回の記事を読んでいない方は合わせて読んでください。
強制落下死からの落下死キャンセル
「落下死キャンセル」は既に修正された「コントローラー変更メニューを出す方法」とは異なる新しいテクニックです。
海外プレイヤーのGreg64@Gregtendo64さんが発見したとEnelさんが動画で紹介されています。
既に修正された「落下死キャンセル」では落下ダメージを受けてHPが0になった後でも画面が切り替わらずにしばらくの間HP0で倒れたままになっていました。
今回発見された「落下死キャンセル」ではHPが0になってもすぐにHPが回復して自由に動くことができます。
これがRTAでも有効なテクニックになるとのこと。
ルクスリアの一番下までジャンプ1回で行けるので結構短縮できそうですね!
落下死キャンセルのやり方
- ドライバーを2人以上にする。
- 強制落下コマンド(L,R,ZL,ZR,X,下)を実行後も押し続ける。
- 復活後も落下死状態になっているのを確認したあとボタンを離す。
- すぐに抜刀する(近くに敵が必要)
- 収刀すると落下死キャンセル状態になっている。
要は強制落下コマンドを押し続けるだけですね。
復活しても落下死状態になっているのが成功の印です。さらに押し続けていても何もできないのでボタンを離しましょう。
この状態になったら周りの敵にターゲットをあわせて抜刀します。
抜刀すると動けるようになります。敵と戦う必要はないので収刀します。
「落下死キャンセル状態」が完成したあとにジャンプするか、落下すると落下モーションのまま動けます。これを解除するにはスキップトラベルを使いましょう。雲海に落ちたりしても解除できます。
「落下死キャンセル状態」のままセーブすることもできます。セーブロードすると通常の状態に戻っていたのでセーブしても特に問題はなさそうです。
動画も上げておきました。
強制落下コマンドを押し続けると?
やり方の説明で「ドライバーを2人以上にする」と書いていますがこれをドライバー1人の状態で行うと・・・ゲームがクラッシュ(強制終了)します!
強制落下コマンドの押した時間の長さではなく、死亡からの復活処理が上手く行われないのが原因だと思います。ドライバーが2人以上いれば別の処理が挟まるので・・・。
クラッシュさせた様子も動画内にあるのでチェックしてみてください。
注意すること
今回紹介した「強制落下コマンド」は予期せぬバグやデータ破損が起こる可能性があるので、必ずセーブデータのバックアップを取っておきましょう。
特に強制的にゲームをクラッシュさせるのは本体にも悪い影響を与える可能性があるので止めましょう。
RTAで使えるテクニックに発展するとは良いですね!ゲームクラッシュは危険ですがさらなる発展にも期待します。また何かあればコメントで教えてくださいね!
けっこう応用範囲が広くてすごいですね。