今回はオートアタックについて調べたので紹介します。ついでに「ヘイスト」と「ダブルアタック」ではどちらが強いのか?というのも調べました。
オートアタック
オートアタックは抜刀状態でターゲットが射程範囲にいると自動で発動します。
オートアタックがヒットするとタレントアーツのリキャストが溜まります。
タレントアーツは時間経過では溜まらないので「アーツ」より弱くてもオートアタックは大切ですね。
オートアタックの種類
オートアタックはカルナを除いた6キャラでそれぞれ3つの攻撃モーションがあります。
カルナだけは攻撃モーションが1つしかありません。
AAダメージ
オートアタックは特別な補正がなければステータス画面の「オートアタック最小~最大」と同じダメージが発生します。
これはオートアタックの倍率が1.00だからです。オートアタックもアーツと同じように威力倍率が設定されています。
7キャラ合計19種類ある攻撃モーションの内18種類は威力倍率1.00です。
威力倍率が1.00ではない残りの1つはフィオルンの攻撃モーションで、倍率2.00です。
2倍は強そうですがフィオルンの他2つの攻撃モーションは倍率1.00が2回ヒットするので変わりませんね。フィオルンだけ3つとも威力倍率2.00で優秀です。
回転率
各キャラ3種類のモーションはそれぞれダメージ発生までの時間(長さ)が異なります。攻撃モーションが短いほど火力が高くなりますね。
ちなみにフィオルンが一番短くてカルナが一番長いです。
オートアタックとヘイスト
ヘイストの説明は「オートアタックの速度が50%上がる」と書かれています。
実際に装備すれば攻撃モーションが速くなったような気はしますが、実際のところは分かりません。
今回は1つずつ計測したので紹介します。(大変でした)
キャラ | AA1 | AA2 | AA3 | 平均 | ヘイスト50 | 短縮率 |
---|---|---|---|---|---|---|
シュルク | 130 | 150 | 170 | 150 | 100 | 0.66 |
ライン | 180 | 180 | 185 | 182 | 125 | 0.68 |
フィオルン | 112 | 112 | 112 | 112 | 112 | 1.00 |
ダンバン | 110 | 130 | 130 | 123 | 104 | 0.85 |
カルナ | 240 | – | – | 240 | 190 | 0.79 |
リキ | 120 | 120 | 120 | 120 | 105 | 0.87 |
メリア | 150 | 160 | 180 | 163 | 118 | 0.72 |
表の見方
- AA1-3の数値は60fps基準のフレーム数です。実際のゲームは30fpsです。
- 平均はAA1-3の平均値。
- ヘイスト50はヘイストVIのジェムを装備した状態の平均です。
- 短縮率はヘイスト50 / 平均です。
計測方法
本来ならAA開始地点から終了地点を調べることでAAの長さが分かります。
しかしこれは視覚的に判定することができないので、今回はダメージが発生する地点~次のダメージが発生する地点で長さを調べました。
同じモーションが連続出ること、ガードやミスが発生しないことなどが条件なので調べるのは大変でしたよ本当に!
表を見てまず分かるのはAA1-3で長さバラバラなことです。
リキのように全て同じ長さのキャラもいますが、火力を判断する場合はAA1-3の平均を見ましょう。
フィオルンが2秒を切っていて一番短いです。カルナが4秒間隔と一番長いです。
ダンバンさんも早いですがリキがさらに早いのは意外でした。
キャラ | AA1 | AA2 | AA3 | 平均 | ヘイスト50 | 短縮率 |
---|---|---|---|---|---|---|
シュルク | 130 | 150 | 170 | 150 | 100 | 0.66 |
ライン | 180 | 180 | 185 | 182 | 125 | 0.68 |
フィオルン | 112 | 112 | 112 | 112 | 112 | 1.00 |
ダンバン | 110 | 130 | 130 | 123 | 104 | 0.85 |
カルナ | 240 | – | – | 240 | 190 | 0.79 |
リキ | 120 | 120 | 120 | 120 | 105 | 0.87 |
メリア | 150 | 160 | 180 | 163 | 118 | 0.72 |
興味深いのはヘイストの効果(短縮率)です。
全て同じジェムを使っているのに効果はバラバラです。速度50%アップなら短縮率は0.66になりそうですが違いますね。
これは攻撃モーションの速度だけが50%アップしていて待機時間は短縮されていないことが原因だと考えられます。
(待機時間は図の灰色の部分、AAとAAの間のこと。)
フィオルンのAAがヘイストのジェムで短縮されない問題
Ver1.0.0で確認していますが全く変わらないのでバグを疑いました。
装備とスキルにヘイストの要素はないので原因は不明です。環境のある方は一度チェックしてみてください。
敵の体力が減った地点~次に体力が減った地点です。
追記 2020-07-09
Ver1.1.2で全キャラともヘイスト50で短縮率が0.66になりました。
ヘイストの効果はジェムとバフとオーラで別管理?
- ジェムでヘイスト50%
- ダンバンさんのスキル「猛進の加速」で抜刀ヘイストの30%のバフ
ステータス画面では50%が上限のように表示されていますが、バフでさらに速くなることが確認できました。
効果時間は短いですがバフとオーラにもそれぞれに上限があるような気がします。
どれがバフでどれがオーラなのか?
バフ・デバフ・オーラの効果にまとめてあります。
ダブルアタック
ダブルアタックは分かりやすいです。効果説明にある通り、確率でオートアタックが2回になります。
しかもダメージが発生したタイミングでモーションがキャンセルされて待機時間もなしで発動するので火力がグッと上がります。
ダブルアタック率の上限
ダブルアタック率を上げるスキルの大暴れ(ライン5%)と二之太刀(ダンバン10%)はバフ・オーラではないのでジェムと合計して上限は50%までです。
アーツの「戦眼」と「スピードシフト」はオーラなので別管理です。ジェムと重複して50%を超えます。
ヘイストとダブルアタックならどちらが強い?
- ヘイストは常時発動
- ヘイストは待機時間を短縮しない
- ダブルアタックは発動率50%
- ダブルアタックは攻撃2回分なのでモーションが長くなる
- ダブルアタックはダメージが発生した時点でキャンセルされる
ラインの場合ですがダブルアタックが発生したときの平均が260Fだったので、1分間の攻撃回数で比較するとこうなります。
ライン | ダメージ周期 | 1分間 |
---|---|---|
通常 | 180(3秒) | 20回 |
ヘイスト50 | 125(2.08秒) | 28.8回 |
ダブル100 | 240(4秒) | 30回 |
ダブル50 | 210(3.5秒) | 25.7回 |
ダブルアタック50%よりもヘイスト50%の方が手数が多くなります。
(ダブル100はダブルアタック率100%の場合です。)
計測ミスも考慮して短縮率を変えて計算するとこのような結果に。
短縮率 | ダメージ周期 | 1分間 |
---|---|---|
0.8 | 144 | 25 |
0.75 | 135 | 26.6 |
0.7 | 126 | 28.5 |
0.65 | 117 | 30.7 |
ラインの場合はヘイストの方が火力が高くなります。
ただ全キャラヘイストの方が強いのか?と言われれば別です。
フィオルンなんかはヘイストの効果が確認できないのでダブルアタックです。また短縮率の低いリキとダンバンさんもダブルアタックの方が強くなるはずです。
安定を取るならヘイストですが、瞬間的に見ればダブルアタックの方が火力が高くなることもあります。(逆に低くなることもあります。)
短いタイムアタックでは安定よりも運が重視されるのでダブルアタックを選ぶことになるでしょう。
ということで一部のキャラを除いて通常プレイではヘイストの方が強いという結果になりました。
ダブルアタックの方が気持ちいいので好きなんですがヘイスト優先で装備しましょう。
次は「強アーツ」「強スキル」「強防具」のどれかを調べようと思います。
検証お疲れ様です。
フィオルンの連撃の極み、強撃の極意、ダンバンの兜の緒締めなどを考えると、総合的にはダブルアタックの方が強そうな印象はありますね。雀の涙でも自己回復できるのは結構強い。