ネルドラ(ドラゴン)がドロップする素材に共通する意外な活用法が判明したので紹介します。類似する他のフィールドオブジェクトについても少し解説します。
ネルドラ素材
ネルドラは空を飛んでいる巨大な青い龍で、色違いの「オルドラ」と「フロドラ」もいます。あとストーリーでも乗ることになる「白龍」も同種です。
これらの龍から取れる素材には他のアイテムにはない特殊なパラメータが設定されていて、売ったり武器に付けたりする他にも使い道があることが分かりました!
その特殊なパラメータとは「表示範囲の限界値」です。
設定されているのは「DisplayRadius」という項目で、これ自体はポーチから取り出せるすべてのアイテムと、フィールドのオブジェクトに設定されているパラメータです。
表示範囲の限界値と書いたように、リンクと対象のオブジェクトの距離がDisplayRadiusの値を超えると、その対象は表示されなくなります。
遠くにあるものが表示されないというのは最近のゲームでは当たり前のことなので、感覚的に分かってもらえると思います。
表示されなくなるのは一般的ですが、ウルトラハンドでビルドしたものは表示されなくなるだけでなく、その時点で消滅してしまいます。
ネルドラ素材(龍素材)の場合、このDisplayRadiusの値が通常のアイテムの20~50倍ほど大きな値になっています。
具体的には値が2000になっています!
この値はゲーム内の縮尺と一致しているので、ネルドラ素材は直線距離(座標)で2000離れたところまで表示されるわけです!凄いです。
なぜこれほど大きな値が設定されているのか?というと、空の高いところを飛んでいるネルドラの素材が地上に落ちたときに消滅してしまわないようにするためです。
これは前作のブレスオブザワイルドでもそのようになっているはずです。
ネルドラ素材の隠された意外な活用法
これまでの説明で既に気づいた方も居られるかと思いますが、ウルトラハンドでビルドしたものにネルドラ素材を付けると、全てのオブジェクトの表示範囲が最大値に合わせて拡大されるという仕様があります。
つまりネルドラ素材は自作の乗り物などを長持ちさせるために活用できるわけです!
エアロバイクで地底探索をしている方は経験があると思いますが、少し離れるだけで消えていたのがネルドラ素材を付けることで消えなくなります。
ゾナウギアの表示限界
ゾナウギア | 表示限界 | ゾナウギア | 表示限界 |
---|---|---|---|
バネ | 300 | 放水柱 | 80 |
鏡 | 200 | ロケット | 80 |
タイマーバクダン | 150 | 扇風機 | 80 |
翼 | 120 | 大容量バッテリー | 70 |
熱気球 | 100 | 雷龍の頭 | 70 |
浮遊石 | 90 | 携帯鍋 | 70 |
ソリ | 90 | ゴーレムの頭 | 70 |
大きなタイヤ | 90 | ライト | 50 |
台車 | 90 | 大砲 | 50 |
追跡台車 | 80 | スペアバッテリー | 50 |
杭 | 80 | 光線の頭 | 50 |
おきあがりこぼし | 80 | 氷龍の頭 | 50 |
小さなタイヤ | 80 | 火龍の頭 | 50 |
操縦桿 | 80 | – | – |
よく使うゾナウギアの表示範囲を見ると範囲2000がいかに大きな値なのかが分かりますね。2000は全体マップの半分ぐらいの距離なので、ワープや画面遷移が発生しなければその場に残ってくれます。
扇風機と操縦桿だけのエアロバイクは80離れるだけで消えるので、地底だと消えやすいのは納得です。
他に大きな値を持っているフィールドオブジェクトはありますが、ポーチアイテムはどれも100以下です。ちなみに最大値は拾う前の「流れ星」で、10000が設定されているのでマップの端から端まで見えます。
フィールドオブジェクトは「ヤシの木」など背の高いものが大きな値になっています。それでも800とか1000ぐらいなのでネルドラ素材は特別です。
ということで以上です。ネルドラ素材は乗り物にも活用できるということでした。ちなみに素材はブループリントしたものでも大丈夫なので安心を。
面白い考察ですね、エアロバイク乗り回すなら素材をくっつけるべきと