先月開催されたE3の前から噂されていた新型のNintendo Switchがついに発表されました。画面に有機ELが採用され、名前も「有機ELモデル」となりました。
従来型との比較と有機ELモデルに対する感想などを書いておきます。
有機ELモデル
https://www.nintendo.co.jp/hardware/detail/switch-oled/index.html
主な特徴
- 画面が7インチの有機ELディスプレイ
- 背面のキックスタンドが拡大、自由な角度に調整可能
- 有線LANポートを搭載した新型ドック
- 64GBの本体ストレージ
- 新しくなった本体スピーカー
有機ELとは
通常の液晶ディスプレイのように画面全体を照らすバックライトが存在せず、ピクセル一つ一つの有機EL素子が自ら発光することで画像を表示するディスプレイのことです。
ピクセルの発光をオフにすることで深い黒色を表現できることが特長です。黒が引き締まるため明暗差がはっきりし、ハイコントラストで鮮やかな映像を映し出すことができます。引用:Nintendo Switch(有機ELモデル)
https://www.nintendo.co.jp/hardware/detail/switch-oled/index.html
画面が大きく綺麗になった名前通りの「有機ELモデル」ですね!
気になるのは本体の性能です。ゲームの安定性やロード短縮に繋がるような改良が加えられているなら嬉しいのですがどうなんでしょう?
他モデルと比較してもう少し詳しく見ていきます。
他モデルとの比較
機種 | 有機EL | 通常モデル | Lite |
---|---|---|---|
プレイモード | TVモード テーブルモード 携帯モード |
TVモード テーブルモード 携帯モード |
携帯モード専用 |
遊べるソフト | すべてのNintendo Switchソフト | すべてのNintendo Switchソフト | 携帯モードに対応した すべてのNintendo Switchソフト |
Joy-Con | 1セット付属 | 1セット付属 | 別途購入 |
HD振動 | 付属のJoy-Con | 付属のJoy-Con | 本体にHD振動無し |
IRカメラ | 付属のJoy-Con | 付属のJoy-Con | 本体にモーションIRカメラ無し |
TVへの出力 | 新型Nintendo Switchドック | Nintendo Switchドック | Nintendo Switchドック非対応 |
画面サイズ | 7.0インチ 1280×720ピクセル |
6.2インチ 1280×720ピクセル |
5.5インチ 1280×720ピクセル |
サイズ | 縦102mm 横242mm 厚さ13.9mm |
縦102mm 横239mm 厚さ13.9mm |
縦91.1mm 横208mm 厚さ13.9mm |
質量 | 約420g | 約398g | 約275g |
バッテリー時間 | 約4.5~9.0時間 | 約4.5~9.0時間 | 約3.0~7.0時間 |
本体ストレージ | 64GB | 32GB | 32GB |
映像出力 | 最大 1920×1080ピクセル60fps 携帯時1280×720ピクセル | 最大 1920×1080ピクセル60fps 携帯時1280×720ピクセル | – |
価格 | 37,980円 | 32,978円 | 21,978円 |
本体の重量、横幅(3mm増)、価格以外はすべて上位互換ですね。
ソフトも既存のものにすべて対応しているので買い替えも安心です。
7インチと6.2インチの差
デカイです。画像なのであまり実感がないかもしれませんが手に取ればすぐに分かると同時に、ベゼルの差で通常モデルがチープに感じてしまいそうですね。
新型ドック
白色になって背面に有線LANポートが付きました!
角丸になっているのが良いですね!モダンな感じがします。
この新型ドックは通常モデルの本体でも使用可能です。また従来型のドックと有機ELモデルの組み合わせも可能です。
気になるUSBポートは2.0で据え置きです。
有機ELモデルは買いか?
機能と価格できっちり分けられているので「絶対に買うべき!」とはなりませんね。
どのモデルにも需要があります。
有機ELモデルはこんな人にオススメ
- 従来型を持っていてよく携帯・テーブルモードで遊ぶ方
- 2台目の購入を考えていた方
- はじめてスイッチを買う方
ほとんどTVモードでしか遊ばない方は買い換える必要はあまり無いように思いました。
これが密かに本体の性能が上がっていて、ロード短縮や動作の安定性に繋がるのなら、TVモードで遊ぶ方も飛びつきたくなるでしょう。
逆に携帯・テーブルモードで遊ぶ方には2台目や買い替えとしてすごくオススメです。
画面のアドバンテージはやはり大きいです。価格は5000円プラスですがその価値は十分感じられるはずです。
同じくはじめてスイッチを買う方も通常モデルを買うなら少し背伸びして有機ELモデルを買うのがオススメです。
有機ELモデルに対する感想
たぶん私のブログを見てくださる方とは近い感想になっていると思います。
皆さんの感想はズバリこれでしょう!
「良さそうなんだけど、これじゃない」
やはり既にNintendo Switchを持っていて、たくさん遊ばれた方は性能面での向上がないと「今持ってるのと変わらない」ってなりますよね。
>任天堂は選択を誤った?
全くそんなことはないと思います。
Liteモデル → バッテリー長持ち → 画面拡大
と歩んできたわけですがすべて計画通りなんだと思います。「PROモデル」のようなものは私たちが勝手に想像していただけで、任天堂は一切触れていませんからね。
勝手に期待して勝手に落ち込まないでという話です。
>有機ELモデルは人気が出ない?
もちろん購入難民が出るぐらいに売れると思います!
でも通常モデルとは競合しそうです。Liteモデルとは競合しないでしょう。
私的には有機ELモデル一択なんですが、5000円あればソフト1本買えるのでやはり差別化はされているんですよね。
ということで以上です。
私はPROモデルのようなものも欲しいですが、とにかくソフトが強くて本体も足りなくなるぐらい売れる状況なので、今回のようなモデル展開が正解なんでしょうかね。
皆さんの感想はどうですか?またコメントに書いていってくださいね。
あと予約開始は9月末からだそうです。開始前には正確な日付がアナウンスされるので待ちましょう。
自分は据え置きメインなので今回は我慢します。。。
でも白かっけーんだよなぁ!!!!本体背面も白かったら我慢できなかったわ・・・