前作の剣盾に引き続き登場したレイドバトル(今作はテラレイドバトル)について調べたので紹介します。発売して少し経った現在の環境では火力が優先されていますが、野良で★6レイドに挑む場合は立ち回りも大切です。
テラレイドバトル
テラレイドバトルは最大4人で遊べるマルチプレイのバトルです。相手はNPCなのでオンラインで知らない相手とでも気軽に遊べますね。
前作のレイドバトルと較べて今作は難易度★6が登場して、負けることがかなーり増えました。4人でパーティーを組んでいれば楽ですが野良だと普通にバンバン負けます。
負けるにも理由があって、今作のレイドバトルの仕様をまだ知らない人が多いのが大きな要因となっています。
流行りの「テツノカイナ」や「ニャイキング」や「マリルリ」など超火力のポケモンを
火力アップ+防御ダウンの状況で使えば★6であってもワンパンにできるのですが!
その状況が整う前に総崩れすることが多々あります。
たしかに流行っているポケモンは上手く噛み合えば強いのですが、野良だと何も分からず開幕「はらだいこ」をしてそのまま倒れていったり、中途半端な火力でシールドを発動されてそのまま攻撃し続けて倒れたりなど。
一撃で倒せるのにはきちんと状況を整えた結果なので、その辺の知識もセットで流行らせて欲しかったですね!
これから徐々に良くなっていくことを祈りつつ調べた範囲で仕様を紹介していきます。
テラレイドの基礎知識
テラレイドポケモンのレベル
相手のポケモンは★5でLv75、★6でLv90です。
★6レイドを相手にするならこちらは絶対にLv90以上にしておきましょう。
おそらく皆さんLv100が前提の認識で入ってくるので、相性の良いタイプを持っていないからといってLv70ぐらいのポケモンを入れるとマズイです。
タイプをしっかり見極める
テラレイドポケモンはテラスタイプの単タイプになっているので表示されるテラスタイプのマークだけ見がちですが、元のタイプのサブウェポンを必ず覚えています。
画像だとシビルドンのテラスタイプ虫ですが虫に有利なだけでなく、サブウェポンの電気タイプも受けられるポケモンでなくてはいけません。
この場合はルチャブルが飛行で虫に対して有利なのですが、シビルドンの元の電気タイプに不利なので選ぶべきではありません。実際このレイドではルチャブルが1人だけボコボコにされていました。
超火力で流行っているポケモン達も活躍させるには相手のサブウェポンまで含めたタイプを考えて出す必要がありますね。
勝てるかどうかは選出が7割、立ち回りが3割と言っても過言ではないです!
応援を使おう
テラレイド中は各自3回まで応援コマンドが使えます。
残り回数は共有ではないので3回使い切っても大丈夫です。
- いけいけドンドンは攻撃と特攻を1段階上昇
- がっちりぼうぎょは防御と特防を1段階上昇
- いやしのエールは全体回復
★6レイドでは倒れたときのペナルティが大きいのでとにかく生き残ることが肝心です。
いやしのエールによる基本回復量はショボいですが、味方とタイミングが重なれば大きく回復できるので味方がピンチのときは自分に余裕があってもエールを送る方が良かったりもします。判断は難しいですがとにかく回復できることは知っておきましょう。
「いけいけドンドン」あまり強く有りませんが、「がっちりぼうぎょ」はかなり強いです。構成的にワンパンできないのであれば初手で「がっちりぼうぎょ」を使うのがオススメです。
とりあえず基本は以上です。もう少し詳しく見ていきます。
タイマーとレイドポケモンの行動
タイマー関連
- 制限時間:450秒
- ひんしペナルティ:60秒
まずテラレイドバトルの制限時間は合計450秒=7分30秒です。長いようですが倒れたときのペナルティが60秒もあるので大体4分ぐらいで終わることが多いと思います。
1回倒れると約1/7も減ることになるのでペナルティはかなり大きいと言えますね。
行動順のルール
- レイドポケモンはこちらが攻撃するとすぐに行動する
- ターンは最長60秒(60秒経過で勝手に攻撃する)
- レイドポケモンのターンは最大連続2回まで
能力変化をかき消す全体行動などは含まず
このルールに乗っ取ると、こちらが何も行動しなければレイドポケモンは連続で2回行動したあと、こちらが行動するまで最長60秒間何も行動してこないということになります。
結局こちらも攻撃できないのであまり意味がないような気もしますが、相手が攻撃してこないのでその間はダメージを受けることがなく、味方に回復してもらえば安全に回復することが可能なわけです。
逆にタイプ不利でボコられる人が素早くコマンドを入力すると倒れる回転率が上がるのでどんどんタイマーが短くなります!
選出ミスはあり得ることなので、ボコボコにされる人は「いやしのエール」と「がっちりぼうぎょ」を最大まで待ってから入力するのが最善です。
テラスタルシールドの発動タイミングと耐久値
まずシールドの耐久値はポケモンごとに異なります。
全て割合%で設定されていて元の耐久力が高いポケモンほどシールドの耐久値も高くなっている傾向があります。
そしてシールドの耐久値は残りHPを超えることはないので、シールドが発動する前に大ダメージで一気に削ればそれだけシールドの耐久値も減ることになります。
逆にシールドが発動してからだと強化した攻撃を使ってもショボいダメージしか出ません。具体的にはシールド中の通常の攻撃は20%のダメージになります。
シールドが発動するタイミングは2つのしきい値で判定されています。
- 残りHPの割合がXX%を切ったとき
- 残り制限時間の割合がXX%を切ったとき
という具合です。残り時間については共通です。
残り時間が55%(=4分8秒)のところで必ずシールドが発動します。
残りHPのしきい値についてはポケモンごとに異なります。
ポケモン | シールド耐久値 | シールド発動HP |
---|---|---|
ハピナス | 40% | 75% |
クレベース | 40% | 75% |
ドヒドイデ | 40% | 70% |
キョジオーン | 40% | 70% |
ヤドキング | 35% | 65% |
モロバレル | 35% | 65% |
ウルガモス | 25% | 50% |
サンダース | 25% | 50% |
シャワーズ | 35% | 50% |
一番早いのが残り75%になったとき発動して、一番遅いので残り50%になったとき発動します。
立ち回りの理想としてはシールドが発動するギリギリまで殴ってから、一番強烈な一撃をお見舞いしてやることです。そうすればシールドの耐久を下げることができる可能性が高まります。
逆に「テツノカイナ」のはらだいこ→インファイトのように分かりやすい超火力の前に、適当に攻撃をしてシールドを発動させるのはよくないプレイなので覚えておきましょう。
野良は打ち合わせできないことが前提なので怒られることはありませんが、上手く立ち回れると自分も楽なのでね。
野良レイドで役立つポケモン
火力アタッカーは有名なので省略します。
- テツノカイナ
- コノヨザル
- マリルリ
- ニャイキング
このポケモンで勝てそうな構成ならそれが一番です。
あとはミライドンとコライドンも優秀です。便利な補助技を覚えつつ火力を出せます。
構成的に不安なときに次に紹介するポケモンがオススメです。
特殊受けサポートハピナス
特殊に対して不滅要塞のハピナスです。ひかりのかべは消されないので残り続けます。
初手で壁を貼って、あとは「てだすけ」と「いやしのはどう」と「いのちのしずく」で味方の補助をし続けます。
攻撃技は一切ないので一番火力が高いポケモンを「てだすけ」で補助しましょう。
両受けちょうはつブラッキー
物理でもハピナスでほとんど受けられますが、ちょうはつを覚えられないので「キノコのほうし」や変化技を多用してくる相手に使います。
ちょうはつが必要な相手には初手でちょうはつ、それ以外はいやなおとで味方の物理アタッカーをサポートしましょう。
こちらも同じく攻撃できないので「てだすけ」でアタッカーをサポートするだけです。
いやなおとを覚えられるので「かみくだく」もありかもしれません。でもシールドを貼られたら弱点以外はショボいダメージになるので、てだすけの方が良いかなと思います。
とりあえずはこの2匹です。どちらも補助役で1匹いれば頼もしいですが複数いても仕方ないのでそこは上手く調整しましょう。
他にも火力と耐久力を兼ねた野良レイドにおすすめのポケモンがいたらまたコメントで教えてくださいね。野良の安定度を高めたいです!
レイドポケモンの詳細データをhyperWikiに追加しました。
相性によっては耐久不安もありますが、特性マジックミラーで敵の挑発やあくびを無効化しつつうそなきなどのサポートを行えるエーフィもアリですね
こちらは予め作戦を決めてワンパンするような構成と連携がある場合にオススメです