御伽活劇 豆狸のバケル オラクル祭太郎の祭難!!をクリアしたので評価レビュー

御伽活劇 豆狸のバケル オラクル祭太郎の祭難!!をクリアしたので評価レビュー

「御伽活劇 豆狸のバケル オラクル祭太郎の祭難!!」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。

 

御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~

https://mameda-bakeru.com/
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000065829.html

ジャンル:3Dアクション
発売日:2023年11月30日

 


 

評価レビュー

メタスコア:未

 

私の感想評価レビュー

総合80点

音楽 4.0
グラフィック 4.5
ゲームプレイ 4.0-4.5
ストーリー 3.5
システム 3.5

 

簡易まとめ

「がんばれゴエモンシリーズの元スタッフが~」という触れ込みの期待通りではありませんでしたが3Dのアクションゲームの新規タイトルとして、クオリティが高くて十分に面白かったです!

 

まず今作はコースクリア型の3Dアクションです。日本を舞台に、47都道府県の特色を反映させたコースが全部で50以上あります。

 

1つ1つのステージも結構な広さがあります。同ジャンルの3Dマリオのステージと比べると1.5から2倍ぐらいの広さを感じます。

ボリュームの面では優秀ですが、1つのコースが長すぎると感じることもあります。

 

アクションはダッシュとジャンプが基本通りですが、太鼓のバチを使った攻撃は少し特殊です。入力がLとRボタンに割り振られていて、それぞれ左右のバチに対応しています。

ステージのギミックで左右の使い分けが指定されているところがあったりします。

 

短い武器なので攻撃範囲は狭そうですが、ターゲットの追従が優秀なので操作は簡単です。ストーリー進行で追加される変化(へんげ)により、攻撃アクションも変わるのですが、遠距離武器の照準合わせはかなり優秀で、さわり心地が良いです。

 

主人公のバケルはデザインが少し子供向けに見えて、ゴエモンシリーズを遊んでいた方と離れていますが、元の姿がタヌキという設定は優秀です。

和をモチーフにしながら色々なアクションの追加を許容しています。単純にタヌキの姿が可愛いのも良いです。

ゴエモンシリーズと比べると仲間やサブキャラクターの印象が薄く感じたのは、少し残念でした。エビス丸みたいな強烈なキャラクターは居ないので、笑いや毒気は薄いです。

 

ゴエモンシリーズの期待通りではありませんでしたが、総合するとクオリティの高い3Dアクションゲームだったので、万人におすすめできる一本でした!

マリオを既に遊んでいて、和モチーフが好きな方に特におすすめです。

自分の住んでいる都道府県(またはその地方)のステージは何とも言えない味わいがあります。

 

プレイ時間

クリアまで12時間ほどでした。うんちくとおみやげをかなり無視して進めました。

コンプリートを目指すと20-25時間ぐらいかなと思います。

 

気に入ったところ

  • ウラシマタロウのの変化、かなり気持ちいいです
  • うんちくのあとの「諸説ある」のセリフ。便利過ぎる

 


 

もう少し詳しく

音楽

和楽器でスピード感のある楽しいBGMが多いです。ゴエモンっぽさがあるのも良かったです。部分的にはほぼ同じメロディーに聞こえるところもあって嬉しかったです。

ゴエモンシリーズと比べると音楽が控えめ。もっともっと前に出た方が良いのかなと感じました。

 

グラフィック

全体的に明るくて見やすい。十分に綺麗で動作も軽快です。ステージ読み込み完了までのロードはやや長いですが、ステージが広いのでそこまで気になりません。

キャラクターデザインが良い。ゴエモンシリーズを求めていた方は慣れが必要かもしれませんが、完全新規のキャラクターとしてよく出来ていると感じました。

3Dのイベントシーンが少ない。イベントシーンは基本的に一枚絵の会話になっているので物足りなく感じました。3Dのシーンはゴエモンっぽさを感じられたのでもう少し欲しかったです。

 

ゲームプレイ

3Dアクションの基本が揃っていて、ステージのギミックも合わせて十分に楽しい。

攻撃の照準合わせが優秀。攻撃の空振りが少なく優しいです。特に遠距離攻撃はチート級の性能で快適です。

1つのコースが長い。平均15分ぐらい掛かっていたので、コースクリア型としては過多な気がします。ゲーム全体のボリュームはちょうどよいぐらいだと思います。

全コースに回収要素がある。マリオにおける「大コイン」の要素が各コースに8つずつ配置されています。クリアに必須ではないので無視すればよいのですが割り切るのは難しいです。悪しきシステムなので廃止すべきだと思います。

例えばこんな感じに正面に見えている正規ルートを進めばよいだけの構造が、回収要素のせいで死角になっている見えない部分まで見て回る必要が生まれます。

そこに面白さがあればよいのですが、ほぼ10割が無駄な時間なので遊ぶ側からすると悪いシステムだと、どのゲームでも思います。ボリュームを担保する上では便利そうです。

昔のアクションゲームではそれが感じにくかったので、最初から表示しているのが悪いんでしょうかね。

47都道府県のステージがある。それぞれの特色をステージに反映させているので、よく知る地方のステージはなんとも言えない味わいがあります。広島や奈良に鹿が居たり、有名な城があるステージは城になっていたりなど。

(ロボ戦の舞台になっているステージはちょっと可哀想でした。)

 

ストーリー

日本のおとぎ話や風習をモチーフにした内容で王道系のストーリー。明るい内容だったのでCERO:A対象の小さな子でも楽しめます。

笑いや毒気も控えめだったので個人的には物足りなさも感じました。今ならプラズマ1人でCERO:Dぐらいまでいけそうです。

 

システム

Ver1.1.0で遊びましたが一度もフリーズせず安定していました。Ver1.0.0ではフリーズすることがあるみたいなのでアップデートしてましょう。

 

バケルを遊んでいてゴエモンとどこが違うのか考えてみたのですが、ゴエモンにあってバケルにないものは「奇抜さ=おふざけ」だという答えになりました。改めてゴエモンを見返すとキャラクターもステージもストーリーもBGMも全部ぶっ飛んでます。

バケルはバケルなので次はどうなるか分かりませんが、あるなら次は3Dのアクションアドベンチャーに期待します!ゴエモンでも桃山風のアドベンチャーが一番人気がありそうです。

 


 

 

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