真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTERをクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTER
ジャンル:RPG
発売日:2020年10月29日
http://shin-megamitensei.jp/3hd/
メタスコア:未
私の感想評価レビュー
総合70-80点
音楽 | 3.5 |
グラフィック | 3.5 |
ゲームプレイ | 3.5-4.5 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
2003年にPS2で発売した「真・女神転生III-NOCTURNE」のHDリマスターです。
古いゲームのベタ移植なので今だと遊びづらい部分が多々ありました。最近のRPGと同じ感覚で遊ぶとクリアまでに終えてしまうかもしれません。
遊びづらい部分を無視すれば「悪魔の育成」が凝ったシステムになっていて、ボリュームも多すぎるぐらいで長く遊べます。
好きな人なら延々と遊んでしまうようなポテンシャルも感じました。
ストーリーは「崩壊した世界を舞台に、どのように創生させるか」という壮大なもので、悪魔が登場することもあって全体的に暗い雰囲気でした。世界観は好きですがイベントシーンの演出や展開は足りていないように思いました。
プレイ時間
ノーマルENDまで遊んで30時間でした。エンディングが6つに分岐したり周回プレイできたりするのでボリュームはもっと多いです。
今回は浅いプレイでの評価なのでしっかり遊べる方なら評価も上がるはずです。
気に入ったところ
- スキル継承に制限がないところ
- 悪魔がいる、悪魔と会話できる世界観
もう少し詳しく
音楽
◯強敵戦でのBGM、ストーリーが盛り上がる部分でのBGMなど印象に残る部分もありますが全体的には可もなく不可もなく。
△圧縮されたオリジナル版から抽出したものかな?と思うぐらい音がこもっているのが残念でした。
グラフィック
△遊ぶには必要十分ではありますが綺麗ではないです。その割にブレスだったり炎のエフェクトが出ると処理落ちするのは残念でした。
ゲームプレイ
◯悪魔の育成が楽しい。初見プレイなので合成で新しい悪魔を誕生させるのが楽しかったです。スキル継承に制限がないのも良かったです。
◯悪魔と会話できるのが良かった。意地悪なやつが多くて期待を裏切りませんでした。
✕エンカウント率が高すぎる。エンカウント率を下げるスキルだったりアイテムもありますが、それがあってもまだ高いです。
- エンカウント率が高い
- 戦闘がオート
- マップが複雑(罠過多)
最近の親切なゲームと比べるとかなり酷いです。投げてしまいそうなら無料DLCで配信されている難易度「MERCIFUL」にしましょう。
✕マップが複雑、エリアを区切りすぎ。これも古いゲームなので仕方ないですね。でもワールドマップに出るときの操作ぐらいは直せたと思います。決定ボタンを押さないと出られない仕様自体が要らないのに、扉を開けたあとにもう一度問いかけてきます。
ストーリー
全体的に暗めで不可思議な世界観が好きでした。崩壊した世界で悪魔がいる世界。
でもストーリーの導入部分や展開するところは置いてけぼりにされがちでした。
システム
✕全体的に動作が重い、遅い。
✕メニューが操作しづらい。パーティーの管理が面倒。
浅いプレイでのレビューで、評価も低めになっていますが初見プレイだと大体このような評価になると思います。2003年のソフトがベタ移植なので今遊ぶにはかなり辛いです。
でも「悪魔の育成」や「世界観」など面白い部分もあったので「真・女神転生」シリーズ、特に2021年に発売予定の「真・女神転生Ⅴ」に対する期待は高まりました!楽しみです。
メガテン3リマスターをこれから遊ぶなら難易度「MERCIFUL」で攻略本などもフル活用した方が楽しめると思います。
メガテン史上最高傑作ともいわれるメガテン3も時代の流れには勝てなかったということがよくわかるリマスター版でしたよね、、、
おいてけぼりにされるストーリーは周回前提みたいなところがあるんでやればやるほど面白くなるとしてとにかくUIとグラフィックが、、、
新作のメガテン5はUIとグラフィックが改善されてるといいんですけどね