Monster Sanctuary(モンスターサンクチュアリ)をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
Monster Sanctuary
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000023532.html
発売日:2020年12月8日
ジャンル:アクション、RGP、育成
メタスコア:74
私の感想評価レビュー
総合75-80点
音楽 | 3.5 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 4.0-4.5 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
2Dの探索アクションとモンスター育成というちょっと珍しい組み合わせのゲームです。
バトルはターン制のコマンドバトルですが、モンスターの数・スキルの数・バフデバフの数が十分以上に揃っていて楽しいです。
逆に探索の方は基本の二段ジャンプに加え、モンスターごとに使えるアクションが異なるのでこちらも面白そうなのですが、遊んでみると単調で退屈でした。
ジャンプを多用させるマップの構造や知能テストのような謎解き、そしてアクションで敵に直接攻撃できないのが良くないと感じました。
育成とバトルは楽しいので普通の育成RPGにした方が高い評価が得られたのではないかと思いました。
バトルは3on3でバフやデバフの数が多いのが特徴です。中でもデバフが特徴的です。
デバフはターン開始時に継続ダメージが発生するのですが火力がエグいです。
高火力の一撃よりも細かなデバフの重ね掛けの方が強かったりするのが面白かったです。
バトルシステムは面白いのですが雑魚戦は負けのペナルティがなく、終了後に全回復するので適当になりがちでした。短いターン数で勝利することでボーナスが付く仕組みもあるのですが、ストーリー中はあまり旨味がありませんでした。
プレイ時間
ストーリークリアまでは30時間です。クリア後要素を含めて40時間ぐらいだと思います。育成とオンライン対戦機能(未プレイ)があるので、育成バトルが好きな方はもっと遊べると思います。
気に入ったところ
- スキルシステム、スイッチシステム(進化)
- バフ・デバフの重ね掛け、連続ヒットでゴリゴリ削れるところ
もう少し詳しく
音楽
○可もなく不可もなく。全体的に落ち着いた雰囲気のBGMが多かったです。熱いものはありませんでした。バトルでのSEももっと耳に残るような、聞き心地の良いものにすれば全体の評価が上がると思いました。
グラフィック
◯探索の方は全体的に見やすくてモンスターのデザインも無難な感じでした。バトルの方は探索と同じ視点なのでもったいない気がしました。作るのは大変そうですがやはりポケモンの様に敵と向き合う形がベストですね。
ゲームプレイ
◎スキルがたくさんあるのでストーリー中の育成が楽しい。レベルでの制限がきちんと機能していて、スキルのリセットが簡単なことも良かったです。
◎バフ・デバフ・連続ヒットが気持ちいい。スキルを上手く組み合わせると1つの行動で回復・バフ・デバフ解除を同時に複数回行えたりするのが面白かったです。
△ジャンプを多用させるマップの構造が良くない。段差もジャンプと高さが合っていないのか(合いすぎているのか)移動しにくかったです。あと無駄に広いです。
ストーリー
◯翻訳が綺麗。調べてみると開発はイギリスの会社で、翻訳は日本の個人の方が担当されたそうです。大手のローカライズよりも生きた言葉が使われていて全然良かったです。
ストーリーの内容は王道です。
システム
△長時間遊んでいるとジャンプボタンでカクカクするようになる。セーブして再起動すれば直ります。休憩した方がいいんじゃない?ということですね。
育成要素が十分以上でバトルもボス戦が手強くて楽しかったので、育成RPGが好きな方にオススメのゲームです。
私は2D探索とは相性が悪いと感じましたが、珍しい組み合わせなのでそれを確かめる目的で買うのも良いと思います。
個人的にはメトロイドヴァニア要素は悪くないと感じてます。また、バトル画面もロードや場面転換を挟まない分、こちらの方が好みですね。
モンスターのデザインは、初代ポケモン風なリアル寄りでそそれも好みでした。