PCを新調したので紹介しようと思います。
自作経験はこれで3回目で、組み立ての知識はそれほどありません。パーツのレビューも慣れていないので有益な情報はないかもしれません。雑記として見てください。
構成
パーツ | 製品 | 概要 | 価格 |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 9 5900X | 71 | |
CPUクーラー | ASSASSIN III | 空冷 | 10 |
メモリ | CMK32GX4M2D3200C16 | 32GB PC4-25600 | 13 |
マザーボード | TUF GAMING B550-PLUS | B550 無線なし | 15 |
ビデオカード | GV-N306TEAGLE OC-8GD | 3060Ti 8pin*1 | 57 |
サウンドカード | オンボード | – | – |
SSD | XPG SX8100 ASX8100NP-512GT-C | M2.512GB | 7 |
HDD | 流用 | – | – |
光学ドライブ | 流用 | – | – |
ケース | MACUBE 310P BKG0 | ミドル、グラボ最大330mm クーラー全高165mm | 7 |
電源 | Toughpower Grand RGB 850W Gold | GOLD 850W | 11 |
OS | Windows 10 Pro 64bit | DSP版 | 17 |
ケースファン | 流用 | – | – |
ディスプレイ | 流用 | – | – |
合計 | – | – | 208 |
組んでみた感想
今回の構成は「5900X」を軸に20万円前後で考えました。
組んでみて構成を改めて見ると、「割高じゃね?」と思ってしまいました。
同じミドルクラスでも5年ぐらい前のPascal世代だったら15万前後で揃えられたんじゃないでしょうか?
5900Xと3060Tiが出て間もないというのが一つの要因だと思いますが、全体的な流れとして「電力による性能の引き上げとパフォーマンスベースの価格の上昇」を感じました。
Zen3もAmpereも『前世代と比べて進化してる!』『3070が2080Tiを超えている!凄い!』というような所感がありましたが、
ロー・ミドル・ハイでクラス分けするとローとミドルの価格帯は上がっていますね。
ワッパ(電力効率)と性能が上はっている。でも消費電力も上がっていて、マザボ・クーラー・電源などのパーツが釣り上げられる。
というのが今世代の特徴だと思います。
私はもう待てなかったので組みましたがまだ待てるなら次の世代、5nmのZen4に合わせて組むのが良いと思います。
あと1年、2年待てない人は今組むのも悪くないです。
悪くないんですが次はかなりアタリな気がします。私も余裕があればミニケースで自作にチャレンジしてみたい・・・。
5900Xと3060Ti
PCに詳しい人ならパッと見て不思議に思ったかもしれませんが3060Tiにしました。
5900Xで組むなら相棒は3080か3090にしたいところですが現時点での最低クラスの3060Tiにしました。
ゲーム重視で考えるならCPUは5600Xが最強ですね。4万円であのパフォーマンスは名機ですね。5900X+3060Tiが13万円なら5600X+3080もギリギリ13万円台ですからね。
今回この構成にした理由はこんな感じ。
- 動画編集メインで5900X(5950Xは高い!)
- ゲームは最低画質でも動けば良い派なので3060Tiで十分
- NVENCは外せないのでRadeonは選べない
このブログを始めてからゲームはSwitchメインで、PCは少し遊ぶ程度だったので2080 SUPERと並ぶ3060Tiなら十分過ぎます。
CPUは今使っているのがKaby Lake世代(5年前)なので動画編集がかなり辛いです。
私のYoutubeチャンネルもいつの間にか登録者数が5000を超えていて、そのくせ動画は月1-2本という状態なのでせっかく登録して頂いた方たちに申し訳なく思っていました。
そういうことで動画の投稿ペースを上げる目的で新調したので、5900Xには期待しています。
全体の感想は以上です。
以降は各パーツについてもう少し細かく説明を書いておきます。
Ryzen 9 5900X
12コア24スレッドでTDP105Wです。TDPはもう少し低い方が安心しますがワッパは順当に向上していて良い感じです。
- 5950X:10万、16-32、TDP105W
- 5900X:7万、12-24、TDP105W
- 5800X:6万、8-16、TDP105W
- 5600X:4万、6-12、TDP65W
シングルが強いので5600Xは価格も込みで最強ですが5900Xもバランスが良いです。上と下に挟まれている5800Xは色々と辛いですね。TDP65Wの5700Xが出た日には・・・。
「動画編集もグラボに頼めば良い」という解説はちょこちょこ見ますが実際はそうでもないです。GPU支援に対応していないフィルタ・エフェクトがまだまだ多いので動画編集メインならCPUを重視しましょう。あとで後悔します。
「ゲームをしながら動画配信」というレベルであればCPUはそんなに重視しなくても良いです。単純録画ならNVENCが強いです。
ASSASSIN III
空冷最強とのことでこちらにしました。めっちゃ冷えるし静かです。でも全高165mmでとにかくデカいのでケース選びは慎重に!
私のケースではファンが1つ取り付けられませんでした\(^o^)/
詳しくはまた別記事で紹介しようと思います。
CMK32GX4M2D3200C16
Zen3に合わせてDDR4-3200です。こちらは「ランキング1位」だったので何も考えずに選びました。
ゲームを重視しないので32GBはオーバーな気がしますが、私は趣味のプログラミングの方でちょっと変わった使い方をしているので32GBにしました。
TUF GAMING B550-PLUS
こちらもB550のランキング1位です。特に何も考えずに選びました。
最近のマザーは無線やBluetoothが付いているものもあるんですね!今回は付いていないものを選びましたがあれば便利ですね。
GV-N306TEAGLE OC-8GD
3060Tiを選ぶなら中でも一番安いガラクロが良いと思います。少し足せば3070も狙えるわけですからね。TDP20Wの差はありますが3070と比べられると弱い部分もあります。
ギガイーグルにしたのはこれしかなかったからです!(ゾタも有ったけど)
XPG SX8100 ASX8100NP-512GT-C
Zen3からはGen4に対応していますがこのSSDはGen3です。Gen3の中では読み込み3500MBでコスパが良いので選びました。
Gen4だと5000円ぐらい上がって速度も2000MBぐらい上がりますが体感は変わらない?ので今回はやめておきました。
ヒートシンクは小さなものが付属していますが使わずにマザーのものを使っています。
MACUBE 310P BKG0
- ミドルタワー
- 側面ガラス
- クーラー165mm
- グラボ330mm
これらの理由で選びました。側面のガラスパネルはマグネット式になっていて簡単に開け閉めできます。それが魅力に感じたのでこのケースを選びました。
アサシン3がかなりデカくて入るか心配でしたがファンが1つ入りませんでした\(^o^)/
ちゃんと調べてから買ったのですが残念・・・。
Toughpower Grand RGB 850W Gold
ATX12V 850Wで11000円だったのでこれにしました。プラグは取り外し可能で、分かりやすいように色分けされていて組みやすかったです。
まだOSをインストールしただけの状態なのでこれから初期設定やらをして、もうちょっと使ってからまた個別にレビューを書こうと思います。
記事のサムネに写っているモニタアームとマウスもまた個別に紹介しようと思います。
おまけ:5900Xの綺麗なスッポン
買い替える時だけCPUとグラボ調べる派なので勉強になりました。
CPUはもうRyzenばっかりなんですね。3年前にPC新調した時とは景色が違う…