ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000003382
https://nippon1.jp/consumer/refrain/switch/
発売日:2018年9月27日(PS4版2017年9月28日)
メタスコア:75
私の感想評価レビュー
総合70-80点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 3.5 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.0 |
簡易まとめ
ストーリーがしっかりとしたダンジョンRPGでした。評判がすごく良くて「是非遊んで欲しい!」と書かれていたりしますが、それには相応しくないと思いました。
内容は点数通り良い感じですが一点だけ他人にはオススメできない理由があります。
ストーリー中に非常にバイオレンスな表現があるからです。
CEROレートはC(15歳以上)でセクシャル、犯罪、暴力に関する内容が含まれています。詳しい内容はネタバレになるので書けませんが隠されていたキャラの設定を明らかにする為とはいえもっと別の方法を思いつかなかったのかと、とても残念でした。
あのシーンだけはとても嫌な気持ちになりました。なので誰かにこのゲームを推めるのはかなり気が引けます。
ゲームプレイの方はパラメータが多く、強化育成要素も豊富なので面白くなりそうだったのですがUIが使いにくくて強化に集中できませんでした。UIを改善すればもっと面白くなると思いました。
一番良かったところは声優の台詞読みがとても上手かったことです。どのキャラも声がマッチしていて動きの少ない2D絵でもストーリーが濃く感じられました。
表現が濃すぎると感じたところもありますが、全体的な世界観やストーリーが急変するようなキャラの設定は良かったです。
プレイ時間
裏ボス撃破まででちょうど80時間でした。難易度はノーマルで遊んでいました。ハクスラ要素があるのでやり込めばもっと長く遊べるゲームです。
Switch版にフリーズで強制終了してしまうバグがあると事前に情報を得たので、全録画でプレイしていたのですが最初から最後まで一度もフリーズしませんでした。
(カートリッジ版 Ver1.0.3)
もう少し詳しく
音楽
◯紙芝居のところで流れる音楽とバーバ戦で流れる音楽が印象に残りました。全体的にも良かったです。
グラフィック
◯キャラが可愛かったです。ボスも特徴的なキャラが居て面白かったです。
ゲームプレイ
△戦闘が単調になりがち。コマンド方式のRPGなのでよくあることですが攻撃モーションやエフェクトが控えめなので作業間が強い。1戦は長くないが戦闘回数が多い。
◯マップ探索で壁を壊せるというのが面白い。これが面倒に感じることあるかも?
◯獲得経験値にボーナスがかかるキャリーオーバーが良かった。リスクもあるので程よい緊張感もありました。
✕UIが使いにくいので強化・育成がしにくい。全体的なプレイ感も悪くなりました。
ストーリー
◯キャラに秘められた設定が良かった。驚きと伏線に関心しました。
△トゥルーエンドが完全なハッピーエンドじゃない。やっぱりハッピーエンドが好きです。
✕バイオレンスな表現が・・・。
◎声優が上手かった。声だけで姿が見えないキャラが「これはあのキャラなんだなー」と予想していたら見事に騙された。
システム
✕UIが使いにくい。装備変更でパラメータを見る確認するのがとても大変だった。1画面で装備変更前と変更後の全ステータスを確認できるようになればゲームの評価がググッと上がる。
LRでページ送りをしなければいけない見づらさ、最終的なステータスを見るには別の画面に移行しなければならないなど問題点が多い。非常に残念。
結構急いでやっても裏ボスまでに80時間かかったのでボリュームはしっかりあります。
育成はステータスが見にくいので非常にやりにくいのですが、若干のハクスラ要素もあるのでUIが気にならない人はもっと高い評価をつけると思います。
RPG好きよりADVが好きな人に受けるかもしれません。難易度を下げてサクサク遊ぶのも良いと思います。このシリーズの次回作「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」は今年の7月25日発売なので興味を持った人はこちらもチェックしておきましょう。
キャリーオーバーしすぎるとソフトが落ちるバグがあると聞いていたので手が出せなかったのですが、今のバージョンなら大丈夫なのかな?気になっていたので買ってみたいと思います