クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000070576.html
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2024年2月22日
評価レビュー
メタスコア:未
私の感想評価レビュー
総合76点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 5.0 |
ゲームプレイ | 4.0 |
ストーリー | 3.5 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
前作のオラ夏と同じく「クレヨンしんちゃん」の世界観で今度は田舎と炭鉱町の2つを探検できるようになりました。
内容は虫とりや釣りなど夏休みを追体験する遊びが基本となっていて、ゲームゲームしていませんが、ノスタルジーを味わえて癒やされます。
前作がよく出来ていたので今作も期待していたのですが、ミッション形式のお使い色が強くなったことと、ストーリーも薄く感じた(好みでなかった)ので前作よりも点数を下げました。
グラフィックは前作に引き続き完璧です。アニメのタッチを再現しながら矛盾なく3Dで再現されています。動作も軽快なので満点です。やり過ぎると原作と違った別物になってしまうので、これ以上はないのでは思うほどです。
背景も非常に綺麗で、環境音と合わさった夕方の情景は没入感もあり癒やされました。
スチームパンクな炭の町も映画に出てきそうな雰囲気がありました。
ミニゲームのトロッコレースが地味に面白いのも良かったです。カーブを曲がれるようにスピード調整をするだけのシンプルな遊びですが、若干シビアなところがあってほどよい難易度でした。
癒やしメインのゲームなので、簡単な内容で癒やしを求めている方にオススメの一本です。前作を遊んでいないのならオラ夏の方を推します。話は繋がっていないのでどちらから遊んでも大丈夫です。
プレイ時間
クリアまで12時間、コンプリートまで15時間でした。図鑑やミッションの一覧が分かりやすくなっているので回収はスムーズでした。
気に入ったところ
- ひまわりに話しかけたときの反応(返事するだけ)
もう少し詳しく
音楽
◎メインテーマが良い。オープニングとエンディングのどちらも良い演出でした。
◎環境音が良い。虫の鳴き声、川の音などなど。曲数が少ないのとゲーム的なBGMは少ないので加点は少なめです。
△全編のフルボイスではない。このゲームにおいては比重が大きいと思うので次こそは。
グラフィック
◎アニメのタッチをとてもよく再現している。これ以上は表情のパターンを増やすぐらいでしょうか。
◎背景がとても綺麗。エリア数が30-40ぐらいあって、昼夕夜の3パターンずつなので豪華です。
ゲームプレイ
◎虫とり、釣り、キャラクターとの会話など基本の遊びが安定。
△お使いミッションが多すぎる。メインとサブで全部で150以上ありますが、大半が「アイテムをn個集めてこい」という内容なので楽しくないです。
メインストーリーにもそれを強制してテンポを落としているのも良くなかったです。ミッションで詰まると丸一日アイテム拾いだけの日もあるので退屈を感じやすかったです。
サブミッションについてはクリア後のイベントもないので虚無になります。
◎トロッコのミニゲームが面白い。トロッコは定番のミニゲームですが一番ハズレがないですね。カスタマイズ要素もあるのでトロッコミニゲームの中では上位だと思います。
△シロが邪魔になる。今回はサブタイトルに付くぐらい常にシロがしんちゃんの周りにいます。厄介なことにシロに接触判定があるため、移動で引っかかることが多々ありストレス要素になっていました。朝から別行動で松茸拾いに行ってくれたら最高でした。
シロを撫でる暴発は思ったより少なかったので工夫されている?
ストーリー
お使いが多くて記憶に残るイベントが少なかったのが残念でした。イベントらしいイベントは流星群ぐらいだと思います。
炭の町がどのような場所なのかも分かりにくかったです。最後お知り合いの石の力がなくなったことと、温泉になったことで「もしかして?」と思いましたがそれをハッキリ裏付けるものが見つかっていないのでモヤッとしています。
システム
◯ロードが早くて動作も安定していました。
点数はオラ夏より低く付けましたがクオリティは安定していて癒やしもあるので、癒やしを期待している人にオススメです。次があれば次も買います。
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