すみれの空をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
すみれの空
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000032381.html
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2021年5月27日
評価レビュー
メタスコア:86
私の感想評価レビュー
総合70点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 3.5 |
ストーリー | 4.0 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
短めのストーリーノベル的なアドベンチャーゲームでした。
ゲームプレイは主人公を動かして物を調べられる程度で、凝ったものではありませんでしたがお使いが潔いほど簡単なのでストーリーに集中できるのは良かったです。
ギターメインの音楽と手書き風のグラフィックで雰囲気も良かったです。
特にテキストはものの見方・切り口が独特で、色々考えさせられる言葉が多くて面白かったです。
ストーリーはエンディングがトゥルーとバッドの二種類あって、選択肢も「これ選んだらどうなるのかなー?」と興味を惹かれる内容になっていて2周目を遊ばずにはいられませんでした。
プレイ時間
トゥルーとバッドを見て5時間ぐらいです。
気に入ったところ
- 考えさせられるテキスト
- 花が豹変するシーン、そうなんじゃないかと疑いつつも驚きがありました
もう少し詳しく
音楽
◯可もなく不可もなくですが歌ありのエンディングが良かったです。花が豹変するシーンも怖い感じがして良かったです。
グラフィック
◯輪郭のない淡い絵で色も綺麗でした。物理演算のない2D絵だけかと思ったらカーテンや暖簾(のれん)は触れると揺れたりしてこだわりを感じました。
ゲームプレイ
◯お使いが簡単完結。「あれこれしよう!」とお題が出る→隣のエリアに移動→10秒ほどで解決。という具合に潔いものがあって感心しました。プレイ時間を稼がなくても体験してもらいたいところだけ伝われば良いんですよね。
◯エンディングのクレジットに一言添えられているのが良かったです。
◯変わった切り口の考え方(テキスト)が面白い。「信頼するって心臓を掴ませるようなものだよね?」という言葉が印象に残りました。
機械的な和訳っぽさもある言い回しですが、確かにそうかもと思わせるそんなテキストがチラホラあって面白かったです。
ストーリー
◯序盤に伏線が隠されている。最後はハッピーエンドなところもあって良かったです。
全体としては補足が欲しくなるような分かりにくい部分もあるのですが、場面場面でのイベントシーンが良かったのでクリアして満足しました。
システム
△文字が潰れて読みにくいところがある。フォントがサイズのわりに太いので画数の多い漢字は怪しいです。
あとはエンディングが分岐するのにセーブスロットがないのもマイナスになりそうな要素でした。一周が短いので許されるとは思います。
ボリュームが短いので私の基準だと加点不足で点数こそ伸びていませんがクリアしたときは結構満足感がありました。あらかじめ短いと分かった上で購入すれば評価も上がると思います。
序盤は導入がイマイチで、動かしていても「こんなもんかー」という感想だったのでメタスコアの86点を疑いましたが尻上がりで面白くなってきました。
クリア後は「次は完全なバッドエンドにしてやる!」と勢いそのままですぐに2周目に行かせるぐらいには集中できました。
コスパを気にせず何かサクッと一本クリアしたい方にオススメなゲームでした。
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/
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(´・ω・`)
_( つ ミ バタンッ
\ ̄ ̄ ̄\ミ
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