WORK×WORK(ワークワーク)をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
今回は満足できなかったので少し辛口評価になっています。このゲームが好きな人、公式サイトなどを見て購入を迷っている人は私の評価は無視してください。自分に合っているなら良い評価になると思います。
WORK×WORK(ワークワーク)
2018/10/04
公式:http://www.cs.furyu.jp/workwork/
メタスコア:未
私の感想評価レビュー
総合60点
音楽 | 3.5 |
グラフィック | 3.5 |
ゲームプレイ | 3.0 |
ストーリー | 3.5 |
システム | 3.0 |
簡易まとめ
ジャンルはRPGですがギャグADV・・・とまでは行きませんがテキストメインのゲーム要素薄めのゲームでした。定価が4980円と弱めの設定なこと、開発規模が小さいという部分を考慮すれば「良いところもあるね!」という感じの評価に落ち着くと思います。
遊ぶ側に開発の事情なんて関係ねーよという場合はもっと厳しい評価になると思います。
良いところはドットライクなキャラクターがかわいい、動きや演出がコミカルで面白い、会話テキストが笑えるという点です。
細かいテキストでも笑いやツッコミどころ満載なのがこのゲームの良いところですが、それが自分と合わない場合はキャラのかわいさを愛でるしかないと思います。
悪いところはこのゲームの企画が通ってしまったということでしょう。開発規模を考慮すれば必要十分な品質があると思います。しかし方向性はプレイヤーから求められていないものになっていると思います。作りたいものであったかもしれませんが、続編または次のタイトルが同じようなゲームの場合、大半のプレイヤーは購入を控えると思います。
プレイ時間
正確な時間は表示されないので分かりませんがストーリークリアまでは30-40時間だと思います。サブも含めれば+10時間ぐらいでしょう。
クリア後要素ややりこみ要素はないのでスッキリ終われます。「やりこみ要素盛りだくさん」と公式には書かれていますが思考停止作業プレイのことなのでやらなくて良いです。
もう少し詳しく
音楽
◎全体的に雰囲気とマッチしていて安定しています。
○効果音が良いです。会話シーンを盛り上げてくれます。
△名曲で音楽だけ聞きたいというような物はありませんでした。
グラフィック
◎キャラクターがかわいいです。特に従業員たちが良いです。
○2Dドット+3Dモデルでコミカルに動くので会話シーンを盛り上げてくれるのが良かったです。
✕テキストの吹き出しの2Dイラストから漂うチープ感がダメでした。もう少しリアルにするか別の方法にした方が良いと思いました。
ゲームプレイ
△良く言えば戦闘が簡単。悪く言えば単調過ぎる。装備構成の方でもっと戦略性があればこのバトルでも良いのですが流石に単純過ぎました。
✕ストーリークエストで使いたいキャラが選べない、育成を強要されるのが良くなかったです。自分で構成を選ぶフリークエストはやる意味とその価値(ゲームとしての面白さ)がないのでやらないです。
○クエスト出発前にアイテム補充するような仕組みがあって余計な手間がかからないというのが良かったです。
いろいろとシンプルで簡単です。そこが良いところなのですが、単調過ぎてもういっそのことテキストオンリーのADVに変えてくれた方が面白いんじゃないか?という風に感じてしまうのが悪いところでもありました・・・。
ストーリー
○メインのストーリーも細かいところもギャグに振っていて面白かったです。私に対してはヒット率3割ぐらいでちょこちょこ笑えましたが、これが合わないとなると相当つらいと思います・・・。
△一部行き過ぎた内容がある。私的には笑える面白い内容でしたが、冗談に受け取ってもらえない可能性があるのは怖いです。
システム
△ロードが。苦痛に感じるほどではありませんが別のゲームと比較した場合に『このゲームでこんなにロードかかるのか?』と思うでしょう。スイッチ本体もかなり熱くなります。これも開発が仕込んだ「ネタ」の一部なのでしょうか。ロードがどうのこうので購入に影響することは絶対にありません。それぐらいです。
△たまにカクカクするときがある。これまた『このゲームでカクつくことがあるのか?』と思うことでしょう。私もビックリしました。
✕戦闘でのターゲット表示が見にくい。半透明のラインを表示できますが見にくいです。背景が白いステージでは確認が困難なところもあるのは許せません。
かわいいキャラと笑えるテキストが良いです。ゲーム要素は薄いですがクリアしてスタッフロールを見れば価格とも合わせてゲーム要素が薄いというのは許せる?のではないでしょうか。
フリュー
Nintendo Switch
2018.10.4
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レビューありがとうございます。作りたいゲームを作ったというキャッチコピーにつられそうになりましたが、合いそうもないので控えます。作りたいものを作る→センスと自分たちが面白いと思って開発するまではいいと思いますが、FFの昔の坂口氏みたいにはいかないですね。昔のスクエアはもういない。時代が違うのですかね。