解析データより分かったコモンブレイドの抽選の仕組みの一部を紹介します。
どんなコモンブレイドが良いのか?理想個体などはコモンブレイドの理想(最強)個体を考えるに書いてあります。
コメントにて「目当てのコモンブレイドを狙う方法」や「抽選に関係する要素」を聞かれたので分かっている範囲で書いておきます。
(プログラムを全て読んだわけではないので間違えている部分があるかもしれません。説明を省略している部分もあります。)
コモンブレイド抽選に関わる要素
結論から書くと、
- 同調するドライバーのレベル
- 同調するドライバーのイデア
- 使用したブースター
- コアクリスタルの種類
の4つがコモンブレイドの抽選に関わってきます。
ドライバーのレベルは高いほどコモンブレイドのレア度(ランク)=成長限界が上がります。同調するときはレベルを上げておきましょう。
ドライバーのイデアは属性とレア度に関わってきます。オール10にしておきましょう。
ブースターも属性とレア度に関わってきます。狙う属性があるなら使いましょう。
コアクリスタルの種類はレア度に関わってきます。エピックを使いましょう。
実質的に操作できるところは属性に関わるブースターぐらいです。運は影響しないので上げなくてよいです。
以上が簡単な説明で以下にもう少し踏み込んだ内容があります。しかし確証が持てないところもあるので真偽については各自の判断に委ねます。
狙ったコモンブレイドは存在するのか?
もう少し踏み込んで仕様を見ていきましょう。分かる人には必要のない情報(コメントアウト)で、分からない人にも無益な情報になってしまいますが載せておきます・・・。
コモンブレイドの成長限界(キャパシティ)
キャパシティの抽選にはブレイドのレベルとコアクリスタルの種類とイデアレベルが関係していることが分かります。キャパシティテーブルにはアーツやスキルの種類や最高Lvなどの抽選に関わるデータが入っています。
キャシティテーブルは[1-15]に分かれていて高位のものほど強いブレイドが生まれやすくなっています。
キャパシティテーブル[15]を選ぶにはBPが15以上になる必要があります。
BP = ベースパワー + クリスタルパワー +(イデアレベル/ 5)
- ベースパワー:ドライバーのレベル帯に依存するベースパワーテーブルから抽選
- クリスタルパワー:コモンは0、レアは4、エピックは8
- イデアレベル:最大値のもの(ブースターと合計)
合計が15以上になれば良いのでイデア10でエピックとブースター5つ使った場合は、
(10 + 5)/ 5 + 8 + = 11となります。 15 – 11で残り+4が必要です。
+4をベースパワーから抽選で選ぶのですがレベルに依存する抽選テーブルを見てみるとこのようになっています。
rndMAX | ID | Lv下 | Lv上 | bp01 | bp02 | bp03 | bp04 | bp05 | bp06 | bp07 | bp08 | bp09 | bp10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1012 | 1 | 1 | 10 | 200 | 335 | 190 | 125 | 75 | 25 | 20 | 15 | 10 | 5 |
1033 | 2 | 11 | 20 | 150 | 325 | 225 | 125 | 75 | 30 | 25 | 20 | 15 | 10 |
1054 | 3 | 21 | 30 | 125 | 225 | 250 | 120 | 80 | 60 | 50 | 40 | 30 | 20 |
1075 | 4 | 31 | 40 | 100 | 150 | 150 | 200 | 120 | 100 | 60 | 50 | 40 | 30 |
1096 | 5 | 41 | 50 | 30 | 100 | 150 | 255 | 200 | 75 | 50 | 50 | 50 | 40 |
1117 | 6 | 51 | 60 | 0 | 50 | 100 | 150 | 250 | 200 | 100 | 50 | 50 | 50 |
1138 | 7 | 61 | 70 | 0 | 0 | 50 | 100 | 200 | 250 | 160 | 100 | 80 | 60 |
1159 | 8 | 71 | 80 | 0 | 0 | 30 | 50 | 100 | 200 | 250 | 200 | 100 | 70 |
1180 | 9 | 81 | 90 | 0 | 0 | 0 | 50 | 50 | 120 | 300 | 250 | 150 | 80 |
1201 | 10 | 91 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 | 250 | 300 | 200 | 100 |
Lv下とLv上でレベル1-10,11-20,,,91-100のように10セットに別れています。
rndMAXは分かりやすいように追加しておきました。この処理で使う乱数の最大値となります。Lv41-50の場合は0-1096の乱数が生成されます。
このテーブルだけではベースパワーは分からないので変換します。
余計分からなくなった
簡単に説明するとレベルが高いほどベースパワーが高くなります。
もう少し詳しく説明すると、
0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 | +9 | +10 | +11 | +12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 10 | 200 | 335 | 190 | 125 | 75 | 25 | 20 | 15 | 10 | 5 |
1 | 2 | 12 | 212 | 547 | 737 | 862 | 937 | 962 | 982 | 997 | 1007 | 1012 |
10 | 91 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 | 250 | 300 | 200 | 100 |
10 | 101 | 201 | 201 | 201 | 201 | 201 | 251 | 351 | 601 | 901 | 1101 | 1201 |
テーブルは横に加算していきその都度合計と発生させた乱数を比較します(乱数は一度作ったあとは抽選が終わるまで固定です)
合計が乱数を上回ったらその時点で比較を止め、比較した回数に応じたポイントを返します。このポイントがベースパワーとなります。
Lv91-100の場合は加算に「0」があります。つまり無条件でその比較はスキップできます。Lv1-10では+7のベースポイントを返そうと思うと乱数が937以上でなくてはいけません。乱数上限は0-1012なので937を引ける確率はかなり低いということが分かります。
Lv91-100の場合に+7のベースポイントを返すには?最大乱数は0-1201なので…という感じにレベルが高いほど高いベースポイントを引きやすいということが分かります。
ベースポイントの期待値
- +4.782
- +4.929
- +5.467
- +5.9425
- +6.241
- +6.8815
- +7.4605
- +7.8115
- +8.147
- +8.363
最大値は全て共通で+12です。
この期待値と最大値は-1から-3ほど減るかもしれません。レベルが高いほど良い結果が出るということには変わりません。
話を戻してBPを15以上にするには残り+4ベースポイント必要でした。
Lv99なら期待値が+8以上なのでBP15以上にするのは簡単そうです。ブースターを無くした場合を見てみます。
イデア10でエピックを使った場合は(10 / 5)+ 8 + = 10となります。 15 – 10で残り+5が必要です。Lv99なら高確率で一番良いキャパシティテーブル[15]を選べそうです。
レベルは他にもフィールドスキルの抽選の要素になっています。フィールドスキルはLv60が上限で高いほど良いです。詳細は省略します。
テーブル15の判定方法
BPが15以上の場合に選ばれるキャパシティテーブル[15]ではコモンブレイドが以下のようになっています。
- ブレイドアーツが2つ以上
- 必殺技Lv1-3の強化上限が4または5
- バトルスキルが2つ以上で強化上限が4または5
この3つを全て含んでいる場合はキャパシティテーブル15から選ばれた可能性があります。
他のテーブルでも[15]と同じ特徴を持ったコモンが生まれる可能性はあります。
詳細な確率を知ったところでほとんど操作はできないのですがエピックを使うのは重要だと思います。
バトルスキルの抽選方法
バトルスキルは武器種によっては選ばれないものがあります。
武器種からロール(攻撃、防御、回復)が選ばれてロールに対応するバトルスキルが一度全て選択されます。その中から最終的な抽選がありバトルスキルが決定します。
バトルスキルのレベルなどはCPT(キャパシティテーブル)に依存します。
選ばれないロールがあるバトルスキル一覧
スキル名 | 攻撃 | 防御 | 回復 | スキル名 | 攻撃 | 防御 | 回復 | スキル名 | 攻撃 | 防御 | 回復 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アクアティックキラー | ◎ | – | – | ヒューマノイドキラー | ◎ | – | – | 堅牢 | – | ◎ | – |
アルスキラー | ◎ | – | – | ビーストキラー | ◎ | – | – | 恨み返し | – | ◎ | – |
インセクトキラー | ◎ | – | – | フライヤーキラー | ◎ | – | – | 七転八起 | ◎ | ◎ | – |
エーテル防壁 | – | ◎ | – | フラッシュ | – | ◎ | – | 生命吸収 | ◎ | – | – |
オーバーアクション | – | ◎ | – | ポット保護 | – | – | ◎ | 属性の極み | ◎ | – | ◎ |
オーラバリア | – | – | ◎ | マシーンキラー | ◎ | – | – | 超重量 | – | ◎ | – |
カウンター | – | ◎ | – | 意識の先鋭 | – | ◎ | – | 天への追撃 | ◎ | – | ◎ |
サイドアタック | ◎ | – | ◎ | 雲隠れ | – | – | ◎ | 不屈の闘志 | – | ◎ | – |
スムースアクション | ◎ | – | ◎ | 回避オーラ | – | ◎ | – | 物理防壁 | – | ◎ | – |
ソフトタッチ | ◎ | – | ◎ | 貫通 | ◎ | – | ◎ | 防衛本能 | – | ◎ | – |
ダメージスパイク | – | ◎ | – | 急所狙い | ◎ | – | ◎ | 癒しの風 | – | – | ◎ |
バイタルチャージ | ◎ | – | ◎ | 急所特定 | ◎ | – | – | 融合の極み | ◎ | – | – |
バックアタック | ◎ | – | – | 急速再生 | – | ◎ | – | 綺羅星 | – | ◎ | – |
ハードヒット | – | ◎ | – | 狂戦士 | ◎ | – | – | – | – | – | – |
この他のバトルスキルは全ての武器種で選ばれる可能性があります。
注目するのは融合の極みでしょうか。融合の極みは攻撃ロールでしか出ないようです。
つまり武器種は斧、槍、銃だけになります。気になるリアクションとの組み合わせは・・・
キャラ\状態 | ブレイク | ダウン | ライジング | スマッシュ |
レックス | 刀=薙刀>槍 | 剣 | 鎌=大剣>斧 | ツインサイス |
ニア | 輪=小太刀=扇≧玉>銃=大筒 | 鎌=斧 | 拳=手甲=旋棍 | |
トラ | 剣 | 盾 | 剣 | 拳 |
メレフ | サーベル>銃=大筒>拳>手甲 | 槌 | 槍=薙刀>刀 | |
ジーク | 銃=大筒 | 拳=手甲=旋棍>斧=鎌 | 槌>大剣 | 槍=薙刀 |
ウカ(拳)も入れると組み合わせは問題ではなさそうですね。
武器種によっては選ばれないバトルスキルがあるということは、理想のコモンが存在しない場合もあるということですね。
コモンブレイドのレア度
コモンブレイドのレア度は必殺技、ブレイドアーツ、バトルスキル、フィールドスキルから計算されて決まります。フィールドスキルはCPTに依存しないので一番良いテーブルでも微妙なフィールドスキルになる可能性があります。これは「レア3ブレイドでもレア4ブレイドと同等の価値が有るかもしれない」とも言えます。
バトルスキルにはレア度によって決まる総コストのようなものは無く、武器種に依存するだけで、選ばれる可能性があるものは全てランダムで選ばれます。
とりあえず重要そうなところを紹介しました。繰り返しになりますが実機での検証はしていないのでこれが正しい保証はありません。
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