タイトルの結論はまだ出ていませんがクロスDEで触れられる可能性は高いと思うので、改めておさらいをしながら考察を書いておきます。
ゼノブレイド3のネタバレはありますが、クロス(WiiU版)のネタバレはなしです。
ゼノブレイド3のエンディング
まず本編のエンディングは、ノアたちは進む未来を選び、繋がっていた2つの世界が離れていき、元の世界に戻るという終わり方でした。
ノアミオがキスしてハッピーエンドかと思ったら急に別れるような展開になって、初見のショックは凄いもので、コメントでも不満を持っている方が多かったですね。
でも時間の経過とともに情報や考察が集まり、今見ると「やっぱり良いエンディングだ」と感じる人の方が多いんじゃないかなと思っています。
そして追加ストーリーにあたる「新たなる未来」のエンディングでは、暴走していたアルファを倒し、シュルクらが世界の支えとなり、残されたマシューたちは(本来あるべき)世界の再生を目指して進むという終わり方でした。
ファンが喜ぶようなシーンが盛り沢山で、皆さん非常に満足されていたかと思いますが、
最後の最後で大きな爆弾(ネタ)が投下され、混乱した状態で終わるという!
クロス(またはサーガ)を遊んだことがある人じゃないとあまりピンと来なかったかもしれませんが、1つになった星に向かって光が動いていくシーンです。
ゼノブレイドクロスのストーリーは、地球を脱出した移民船(白鯨)が未知の惑星に不時着するという始まり方なので、この光が白鯨に見えて仕方ありませんでした。
もしそうであるとすれば、エンディングで現れた(1つになった)世界は惑星ミラなんじゃないかと!ざわざわしていたわけです。
「ゼノサーガ」からは少し遠ざかってしまいますが、ゼノブレイド3の次に出てきたゲームがクロスDEであることを考えるとあの星がミラである可能性は高そうですよね。
その答えはクロスDEを遊ぶまで分かりませんが、もしそうであるならという話をもう少し掘り下げてみます。
本編のエンディングで世界は近づいたのか離れたのか
エンディングでノアたちが離れていくシーンで、ノアたちが立っている地面(世界)はどちらに向かって進んでいるのか問題です。
ノアたちは画面中央(内側)に走っていくので、パッと見た感じだと①のイメージになる方が多いと思いますが、2つの世界が中途半端に重なっている状態からさらに近づいて完全に重なる場合は②のようになります。
これが②のイメージです。本編のアイオニオンは融合・消滅途中で止まっている状態で、エンディング後に完全にくっついたと考えた人はこのイメージの方がしっくりきそうですね。
どちらが正しいのかという議論はコメントやツイッターなどでもたくさんあって、答えを出すのが難しかったのですが、オニモメが出たあとの私の中では答えが定まっています。
私の中では①のパターンで離れていったという結論です。
アイオニオンが「仮想世界のようなもの」であったということが大きな理由ですが、②の方は視覚的にも矛盾があることに気づきました。
ポイントは太陽の位置です。離れる前の太陽の位置はノアたちの横側にあります。
崖ギリギリまで走ったあとはミオたちが消えていった方向=走っていた方向で画面の奥側にあります。②のパターンだとこれがおかしなことになります。
走っている途中、太陽も2つに分かれていることがしっかりと描写されているので
自分たちの世界の太陽も同じ方向に進むと考えると、ミオたちが消えた方向に自分たちの世界の太陽があるというのは構図的におかしいです。再現するなら完全にくっついたあとに太陽だけギュルンとノアたちの正面の方に移動したことになります。
また①のパターンで離れていく場合も単純に横に移動するのではなく、合わさっていた紙(平面)を剥がすように、離れていかないと最終的にあの構図にはならないのでそういう離れ方をしたんでしょうね。
新たなる未来のラストと本編の時系列
次は新たなる未来の最後のシーンと本編の時系列を合わせてみます。
何も無いところから2つの世界が現れて→離れていき→それぞれが光り輝き→1つの世界になる。という流れです。
まず何もない状態が新たなる未来~本編の終盤までです。
プレイヤーはユーニの入浴シーンに見て呑気に鼻の下を伸ばしている頃です。
ゼノブレイド1と2の世界は完全に消滅した状態ですが、アイオニオンの世界は仮想世界のようなものなので、問題なく進行します。
本編のラスト、Zを倒してノアたちが進む未来を決めたところで2つの世界が新たに誕生、キスを終えたところで2つの世界は離れていきます。
2つの世界が完全に離れたあと、なんやかんやあって2つの世界が光り輝き
1つの世界となり惑星ミラが誕生します。
このあとクロスの本編の冒頭のドンパチで地球は消滅し、白鯨が惑星ミラに不時着するという流れです。
これがオニモメを読んだあとの私の中の答えです。
クロス(X)が10である可能性
皆さんご存知の通り、ゼノブレイドクロスの「X」は10の意味もあります。
これまでに登場したゼノシリーズ(外伝を除く)を数えると8つ
クロスの10という数字とは関係なさそうですが、実はもう伏線になり得るものが存在していることに私は気づきました!
8は2を足せば10なんですよ!(天才)
つまりピカーンと光ったなんや・かんやを足せばちょうど10になるんです!
- ゼノギアス
- ゼノサーガエピソードI
- ゼノサーガエピソードII
- ゼノサーガエピソードIII
- ゼノブレイド1
- ゼノブレイド2
- ゼノブレイド3
- なんや
- かんや
- ゼノブレイドX
時系列として、統合性持たせてクロスが10番目になるようにすれば・・・恐ろしいも!
実際にそうなる可能性は低そうですが、ノアとミオが帰ったあとのそれぞれの世界の話、見てみたいですよね?
ということで以上です。今回の考察で思うところがあればまたコメントで教えて下さい。まだ本当の答えが出ていない部分も多いです。
クロスDEで何が出てくるのか楽しみすぎるも。
この手の考察では「折角123で平和になった惑星が誰もいなくなったミラになったなんて嫌だ!」という話がよく出てくるんですが、必ずしもネガティブな結果そうなるって事はないんじゃないかと思うんですよね
例えばこの記事でいうなんやかんやの部分で文明が繁栄して、最終的に人々は惑星から巣立って宇宙やあるいは別次元へ旅立っていき、その結果残った惑星がミラになったという話になるかもしれないですし(もしこういう展開だったら1であったエギルとアガレスの語りの伏線回収にもなって美しいと思います)