最近話題になっている落下ダメージをキャンセルするテクニックについて調べたので紹介します。上手く利用すると落下死を防いで、ショートカットできる場所が増えます。
落下ダメージ
落下ダメージは初代ゼノブレイドからあるシステムで、高所などから落下すると着地時にダメージを受けるシステムです。
ダメージ量は落下していた時間に比例して増加し、基礎HPに掛かります。
なのでダメージを大きくするにはより高いHPで、より高い場所から落下すれば良いですね。
この落下ダメージはマップのショートカットを防ぐ目的と、高所から誤って落ちた際に下層からやり直す手間が省けるというメリットがあります。
逆に、落下でショートカットできないと移動が面倒になる場面もあるので、シリーズの中には落下ダメージを受けないタイトルもあります。ゼノブレイド◯◯◯です。
そしてこのシステムの面白いところは敵にもしっかり落下ダメージが入るところです。
初代では眠らせたゴリラを突き落として効率よくレベル上げが出来たりしました!
(◯◯◯で落下ダメージがなくなったのはこの反動?)
落下ダメージをキャンセルする
短い動画ですが確認用に上げておきました。
やり方と流れはこのようになっています。
ミオがチャージアップとグロウサークルの融合アーツ使用
↓
聞いたことのない異音が鳴り続ける
↓
ミオボロスがジャガースクラッチ使用してから落下
↓
空中でウロボロスが解除されて落下ダメージを受けずに着地成功
同じ高さから落下した他のキャラクターは光って死亡していますが、操作キャラのミオは普通に生きています!
もう少し詳しく見ていきます。
まず異音がしている原因ですが、あれはグロウサークルの「ターゲットロック」のデバフが自身に掛かっているからです。
本来は選択できないターゲットにロックが掛かっているので、ターゲット変更のSEが鳴り続けています。
この状態で攻撃をすると自分にダメージやリアクションが入ります。
そしてターゲットロックが自分(ミオ)に掛かっている状態でミオボロスのジャガースクラッチで「ブロー」すると、画面には映っていない(存在しない)生身のミオが崖の外まで吹き飛ばされます。
ちなみに、画面に映らない生身ミオはウロボロス化した位置にいます。崖際でウロボロス化すればブローで落としやすくなりますね。
映っていない生身ミオを追いかけて落下すると、生身ミオが受けた落下ダメージと死亡エフェクトを確認できます。
生身ミオが死亡するとウロボロス化が強制解除されます。
これはターゲット(生身ミオ)が死亡したことで敵にターゲットが移り、敵との距離が離れすぎているので戦闘が終了してウロボロス化も解除されるという感じです。
そしてウロボロス化が解除されると、解除された位置から落下判定が行われます。
なのでブローしたらなるべく早く追わないと、高い位置で強制解除されてダメージを受けることになります。(ターゲットとなる敵が近くにいると解除されない。)
>解除された位置から落下判定が行われるなら、ウロボロスのまま普通に落ちたらよいのでは?
試してみましたが普通に落下するのと同じダメージを受けました。
- 空中でウロボロス化が解除される
- 見えない生身が死亡する
この2つが条件になっているようです。
自身をターゲットにする仕組み
自身(味方)をターゲットに出来てしまう原因はオートバトルのAIにあります。
AIは融合アーツを使用する際に右パレットのクラスアーツのターゲットをそのままマスターアーツにもコピーしてしまうバグがあるようです。(Roccoさんより)
なのでチャージアップ(右)が自身を対象とした場合、グロウサークル(左)も自身を対象としてしまいます。グロウサークルの「ターゲットロック」は本来敵に与えるデバフですが、自身がターゲットなので自身をロックしてしまうというわけです。
自身をターゲットにするコツ
動画で使っているチャージアップは「クリティカル率アップ」のバフを持っており、このバフにはAIがアタッカーロールを優先してターゲットにするというパラメータが設定されています。
ターゲットの決定は他にも色々な条件(ターゲットとの距離など)を見て決定するのですが、このバフの場合はアタッカーが1人なら必ずそのキャラをターゲットに選んでくれます。
バフとデバフの優先ターゲットはhyperWikiにまとめてあります。
AIを完全に制御する
AIがアーツを使用する仕組みはRoccoさんが解析して、解説もしてくれています。
そしてこれを日本語に直したものをあっぷるさんが公開してくれています。
非常に細かい部分まで分かっているので、1つずつ確認していけば完全に把握できますが、これを噛み砕いて説明するのは難しいので今回は割愛します。(また機会があれば)
落下ダメージキャンセルの使い道
RTAのショートカットに使われるかもしれません。
今のところ有用な場所は見つかっていないようですが、詰んでしまう場所はチャノポンさんが見つけていました。
ちなみにAIの自己ターゲット自体は既出でありながらもあまり知られておらず、残っていました。今までがたまたま幸運なだけで、ゼットによる修正を避けられるかはちょっと怪しいですね!
テクニックがさらに派生する可能性もあるので、気になった方はこの構成でオートバトルさせてみましょう。
オートバトルのやり方は-ボタンを押すだけです。
久々のゼノブレ3記事嬉しいも
そういえば先日のアプデでとんでもない事がさらっと書かれていてびっくりも
ユズリハは裏切り者でフンゴフンゴも!