アーツの射程・攻撃範囲について調べたので紹介します。
距離が直接ダメージに影響することはありませんが大は小を兼ねます。
射程が一番長いアーツ
まず射程を調べる方法なのですが、これまでのシリーズでは何らかの物体を基準に比率を測るぐらいしか確認する方法がなかったのですが、今作はダメージトライアルの床にメモリがあるのでこれで測ることができます。
1メモリ(最小ブロック)が1mなのでターゲットから何マス離れているのか調べれば、射程を確認できます。ちなみに部屋の広さは300m四方です。
大型のエネミーに接触するとリアクションで吹き飛ばされますが、地上からのダッシュジャンプでも45mも吹き飛ばされていました。これでノーダメージなのは流石です。
で、本題の最長射程のアーツなのですがこれは1つ1つ調べなくてもデータが既にあるのでそれを紹介します。(一覧はhyperWikiのアーツとドールアーツのページにあります)
インナーアーツ
アーツ | 距離 | 半径 | ターゲット |
---|---|---|---|
ラストウォー | 500 | 500 | 自分以外の仲間 |
サイトアップ | 500 | 0 | 仲間周囲(自分) |
アブソーバースキン | 500 | 0 | 仲間1人 |
サーバントギフト | 500 | 500 | 自分 |
リカバリー | 500 | 0 | 自分 |
アフターバーナー | 65 | 0 | 敵周囲(対象) |
一番射程の長いアーツは複数あってどれも500mに設定されています。
ダメージトライアルの部屋の対角線でも424mほどなのでそれよりも長い距離になります。角に置いたドールがまめぶつほどになっているので、感覚的には攻撃が届くとは到底思えませんね。
実際のところはアーツの「ターゲット」を見ると分かりますが、射程が500mのアーツはすべて対象が自分か仲間になっています。なのでパラメータ的には長射程ですが、実際に使う場合はもっと狭い範囲での使用に限定されます。
やたらと長く設定されているのは仲間が見えているのに回復やバフを行えないというのを防ぐためだと思います。
値の上では500mが最長射程ですが、今回の趣旨とは少し違うので敵をターゲットにした場合の最長射程について。
これは表にある「アフターバーナー」が単独で最長65mとなっています。
ドールだとそれほどでもありませんが、生身だとかなりの距離なので流石はスナイパーライフルといったところ。
ドールアーツ
アーツ | 距離 | 半径 | ターゲット |
---|---|---|---|
サポートフィールド | 500 | 0 | 仲間周囲(自分) |
スパインキャノン | 100 | 0 | 敵単体 |
超粒子六連砲 | 100 | 15 | 敵前方直線 |
アガースラカノン | 100 | 10 | 敵前方直線 |
アンチマターバレット | 100 | 0 | 敵周囲(対象) |
スティンガーミサイル | 80 | 0 | 敵単体 |
ドール用のアーツも同じように仲間をターゲットにしたサポートアーツは距離が500mとなっています。
そして敵がターゲットのものでは最長100mなのでインナーよりも35m長いです。該当するアーツは20種類以上あるので一部だけ表にしました。
特徴としては「半径」が設定されているアーツがあることです。
「半径」とは当たり判定のある範囲のことで、アーツはその範囲に含まれる複数の敵にもヒット数の分だけアーツがヒットします。
ちなみにこれはシリーズ(123X)を通して共通の仕様なので、馴染のある方からすると「当然だね」という感じだと思います。
罠っぽいのが、ターゲットが「敵周囲」となっていも半径が「0」に設定されているアーツです。
半径が0なので複数の敵にはヒットしなさそうですが、ターゲットが「敵単体」以外であれば常に複数の敵にヒットする可能性があります。
こんな感じに当たり判定は弾本体にもあって、半径はその周囲に足すイメージです。
なので半径が0であっても着弾地点に敵が重なってさえいれば複数の敵にヒットします。
そしてこの仕様は敵のアーツでも同じなので、自分がターゲットになっていない攻撃は範囲外に出ることで全て避けることができます。
エンドコンテンツまで進むと被弾なんて関係ないジャーン?というマ・ノン脳になりがちですが、位置取りは攻撃だけでなく防御面でも重要な要素となっています。
ゼノブレイド1では未来視のアイコンでなんとなーく範囲が分かり、ゼノブレイド3では視覚的にも範囲が分かるようになっていました。
射程を伸ばすことで当たり範囲は広がらないのか?
クロスにはアーツの射程を伸ばすデバイス(アフィックス)がありますが、これは射程(距離)を伸ばすのであって半径は伸びません。
デバイス効果の上限は50mなので100mのアーツを150mまで伸ばせますが、遠くから攻撃できるだけで範囲は広がりません・・・ターゲットが「敵前方直線」のアーツを除いて。
ターゲットが「敵前方直線」のアーツは武器からターゲットを繋ぐ直線が半径の幅で当たり判定になるので、射程(敵までの距離)を伸ばすと当たり判定も広がります。
残念ながら半径が極端に広いアーツがないので、実用性はそこまでありませんが覚えておきましょう。
>自分周囲で半径の広いアーツの射程を伸ばすと?
雑魚狩りに便利なフェニックスウィングがその代表ですが、射程を伸ばしても半径は変わらないので範囲も同じです。特に自分周囲だと意味がありません。
しかしこの仕様を逆手に取った卑劣な戦法も地球人は生み出しています。
それは建物などに籠もっていて視覚的にターゲットとして選べない敵に対して
射程を伸ばすことで別の敵をターゲットにして、外から自分周囲の攻撃で暗殺する戦法です。ミラにおける三匹の子豚は地下シェルターが必要になるでしょう。
歴代シリーズで最も射程の長いアーツ
データとしての値は分かりませんが、もし値が存在するならヤルダバオト(機神)の「巨神斬りX」が最長射程でしょう。
距離にするとおそらく数十キロ?になるでしょうから桁違いです。
ではデータが取れている攻撃では何だと思いますか?
これまたゼノブレイド1からとなりますが、ボスの癖にあまりに弱い奴なので皆さん忘れてしまっているかもしれませんが
そうです、ガドとかいう雑兵が使う「速射砲」というアーツが線形160mの範囲を持っています。
クロスの最長射程が100+50mなので160mという近い値になっているのは面白いですね!
ということで以上です。まだほとんど使った記憶がないアーツも多いので、射程や範囲について何か特殊なアーツがあればコメントで教えて下さい。
射程の上限って50Mが限界なんですね!40Mのやつ何個もつけてました…。
他にも上限決まってる効果のものってありますか?
リキャストとか部位破壊のやつもとりあえずいっぱいつけてますが上限ありそうですね。