「百英雄伝 Rising」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
百英雄伝 Rising
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000044290.html
ジャンル:2Dアクション / アドベンチャー
発売日:2022年5月11日
評価レビュー
メタスコア:62
私の感想評価レビュー
総合69点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 4.0 |
ストーリー | 3.5 |
システム | 3.5 |
簡易まとめ
システムと操作がシンプルで分かりやすくて遊びやすい、少し懐かしいタイプの2Dアクション/アドベンチャーでした。
バトルは3人のキャラを頻繁に切り替えて戦うようになっていて、攻撃とキャラの切り替えをワンボタンで同時にできるシステムが分かりやすくて遊びやすかったです。
攻撃ボタンをタイミングよく押すと発生する「リンクアタック」も気持ちいいアクションになっていて良かったです。
分かりやすい・遊びやすいのは良いことですが、アクションの幅はこの手のゲームにしてはバリエーションが少なく、中盤終盤で単調に感じるのは残念でした。
メインストーリーとクエストのほとんどがダンジョン内のアイテム(素材)を取ってくるという内容で、ダンジョンにあまり特徴がないことと合わせて中盤終盤はゲームサイクルが単調に感じました。
クエストをクリアすると施設が増えていく「街の復興」は私も好きな要素で序盤はそれが楽しかったのですが、全部揃う頃には数が多すぎて利便性が悪くなっていたのは残念でした。
ストーリーはイベントに合わせてキャラが動くのとテキスト量も多いので、よくあるインディーのアクションゲームと比べてとても豪華な作りになっていました。
ただテキストの口調というかワードチョイスにはキャラの見た目と違和感があるようなところがチラホラ。キャラクターではなく書いている中の人が見えてしまう感じです。
私はあまり高く評価できませんでしたが、しっかりと一本のゲームとして完成されていて開発中の本編である「百英雄伝」に繋がる内容なので、「百英雄伝」を購入予定の方は遊んでおいて損はないと思いました。
プレイ時間
プレイ時間はクリアまで10時間でした。コンプリートまで15時間ぐらいだと思います。
終盤はメインストーリーに関わらない会話は全スキップしました。
気に入ったところ
- リンクアタック(気持ちいい)
- 釣りのシステム(よくあるタイミング系ではなくコマンド入力)
もう少し詳しく
音楽
◎街の音楽が良かった。他の曲も良い感じでしたが曲数が少ないので点数は伸びずです。
グラフィック
◯2Dのゲームですが背景はしっかり3Dになっていてリッチです。それと比べるとキャラクターの方は少し簡素、チープに感じます。ガルーを除く2人は一枚絵の方が幾分魅力的です。
ゲームプレイ
◎1ボタンでキャラの切り替えと攻撃ができるシステムが良い。操作が簡単で同時に複数のキャラを動かしている感覚もあるので楽しいです。
◎リンクアタックが気持ちいい。そしてこれも操作が簡単です。攻撃を出す順番でアクションが変わるような仕組みがあるともっと好みでした。
△クエストのお使い感が強い。「素材◯個持ってきて」というのが150個ぐらいあるのでプレイ感はよくありませんでした。
△ファストトラベルにクエスト関連の表示が出ない。ミニマップだとクエストのマークが出て便利なのですがファストトラベルだとそれが出ないのはモヤッとしました。
△施設の数が多い。施設を統合すれば移動とロードに掛かる手間を減らせるというのが分かっているだけに、最近のゲームに飼いならされた私には辛かったです。
ストーリー
◯イベントシーンとテキスト量が多い。2Dアクションアドベンチャーのジャンルにしてはしっかり作られていて驚きました。
✕イベントシーンのテンポが悪い。もさっとしたアニメーションがテキストの間に挟まれると読むのがおっくうに。丁寧に作られた結果が裏目になるとは難しいですね。
△口調やワードチョイスがキャラと合っていない、と感じるところがある。中に同じ人がいるような、一人で会話しているような感じがしました。
システム
クリアまでフリーズすることはありませんでしたが、セーブとロードはやや遅いです。
点数は低めですが難易度は優しくて遊びやすいので、興味を持った方でサクッと遊びたい方にオススメです。あと「百英雄伝」を購入予定の方にもオススメです。
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(´・ω・)
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来たら起こして。
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