Switch用のProコントローラーと同じような形をしたコントローラーがサイバーガジェットから発売されたので購入してみました。使用感などレビューを書いておきます。
製品情報
製品名:CYBER・ジャイロコントローラー 有線タイプ(SWITCH用)
本体価格:¥4,290(税込)
発売日:2018年11月16日
ケーブル長 :約3m
特徴
- Proコントローラーには無いボタンがあります。
- ジャイロ機能に対応しています。
- 連射機能があります。
- マクロ機能があります。
- 別の商品に無線+有線(USB)接続のタイプもあります。
- 「NFC」の機能がありません。amiiboを読み込めません。
- 振動機能がありません。
このコントローラーは純正のProコントローラーの代わりに購入される方が多いと思います。形状がProコンに似ていて、機能も「振動」と「amiibo用のNFC」以外の機能が整っています。
ジャイロ機能もあるのでスプラトゥーン2でも問題なく遊べます!
このコントローラーにはProコンにはない「連射機能」と「マクロ機能」があります。価格も純正のProコントローラーより安いです!
マクロ機能とは
あらかじめ設定した入力を自動で行う機能です。例えば「A→B→上→X」というようなコマンドをマクロに設定すれば、マクロボタンを1回押すだけで「A→B→上→X」と自動で入力してくれます。とても便利です。
使ってみた感想
Proコントローラーの代わりとして見た場合は「値段と機能」以上の価値があるのでとても満足できます!
しかし連射やマクロ機能は有効的に使えるソフトは限られてくると思います。その性能が思ったより良くないので格闘ゲームや精密な入力を要求されるゲームには向きません。
マクロと連射については後述の設定方法のところで詳しく書いています。
Proコントローラーとして見た場合に1つだけ気になる点がありました。それはZL、ZRのトリガーの押し込みが深いことです。
このトリガーの半分ぐらいまで押し込まないとZLZRは入力されません。トリガーが硬いというわけではなく、手が痛くなったりするようなことはありません。
しかし純正のProコンのZLZRがボタンタイプなだけにスプラトゥーン2のように頻繁にZLZRを押すゲームではこの押し込みが面倒に感じるかもしれません。
私は許容範囲内で問題はないと思っています。
その他はProコントローラーと変わりなく普通に使えます。耐久性に関しては現時点では不明です。もうちょっと使い込んでみて問題があればまた追記しておきますね。
連射設定
TURBO/MACROボタンを押しながら連射したいボタンを押すだけです。
連射設定に対応しているボタンはA,B,X,Y,L,R,ZL,ZR,M1-4です。
M1-4はマクロ用のボタンです。
連射速度は実機で計測したところ13-14回/秒でした。速度の変更はできず、それほど連射性能は高くありません。必要十分は満たしています!
マクロ設定
- TURBO/MACROボタンを5秒間押すとマクロ入力モードにする
- 背面のM1-M4のどれかを押す(割り当てたいマクロボタンを押す)
- マクロに設定したい操作を入力する
- TURBO/MACROボタンを押して設定完了
まずマクロボタンを5秒押すとコントローラーのランプが消えます。
次にM1-M4のどれかのボタンを押すとランプが点滅して入力受付の合図です。
マクロ機能の問題点
マクロは最大16コマンドしか入力できません。マクロ設定に対応しているボタンはA,B,X,Y,L,R,ZL,ZR,十字キーです。スティックの操作に対応していません!格闘ゲームの必殺技などの複雑な操作も一発で発動可能!とされていますが格闘ゲームでは十字キーでコマンド入力できないと意味がありませんね。
入力は「押したボタンの押している長さ」と「次のボタンを押すまでの間隔」を記憶してくれますが、その精度は低いです。
マクロ操作の設定時はゲームに入力を送りながら記録してくれるので、画面を見て操作を確かめながら入力を記録できます。
しかし押している長さや無入力の間隔の精度が低いので、スマブラSPでは小ジャンプを2、3回繰り返す操作すらまともに再現できません。
なので格闘ゲームや対戦ゲームでのマクロ機能はほとんど使えないモノだと考えた方がよいです。
マクロ機能の使い道
精密な操作が要求されるゲームでは使えませんが、それ以外のゲームではかなり便利な機能です!
例えばRPGでアイテムを売ったり買ったりするのに「A→A→左→A→上」のように5回も入力する必要がある場合など、これをマクロ操作に設定することでボタンを1回入力するだけで完了します。
そしてこのマクロは押している間はループしてくれるのでボタンの連射だけではできないような作業もマクロを押しっぱなしにすることで放置できます!
スティックに対応していないのでキャラの移動もあるループは厳しいですが、十字キーを合わせたコマンドだけならかなり作業がはかどります!
さらに詳しい仕様
マクロは通常のボタンと同じように他のボタン(M1-4を除く)と組み合わせて使用できます。優先度はマクロ以外の入力より低く、他のボタンに上書きされたものが最終的に送信されます。
例えばマクロに「A→B」と設定した状態でマクロを押しながらスティックを左右に動かすと「A→B」のループ+スティックの左右が入力されます。
「A→B」のループの間にAボタンを押しっぱなしにしていると、Aは入力され続けてBだけがマクロで設定した間隔で入力されます。これはマクロ以外のボタンで上書きされるからです。
以上です。対戦ゲーム以外ではマクロ機能がめちゃくちゃ便利なのでプロコンより良いと思いました!私は一番安かったグリーンカラーを買いましたが全然ダサくないです!
追記 2020-06-29
より高性能なマクロコントローラーを購入したのでレビューを書きました。こちらもオススメです。
Switch用のマクロコントローラー「Gulikit Kingkong Pro Controller」を購入したのでレビュー評価
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bボタンを3fだけ記憶してもらって中昇竜を出しやすくするとかそういう超限定的な時にしか使えませんよね
大会とかでも禁止するほどの価値はないと見てますがどうですかね?