Switch版のFF12TZA(FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE)をクリアしたので評価レビューを書いておきます。
FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000009747
http://www.jp.square-enix.com/ff12_tza/
発売日:2019年4月25日(PS4版は2017年7月13日)
メタスコア:83
私の感想評価レビュー
総合70-85点
音楽 | 4.0 |
グラフィック | 4.0 |
ゲームプレイ | 4.0 |
ストーリー | 3.5 |
システム | 3.0 |
簡易まとめ
オリジナルのFF12は2006年発売と13年前のゲームです。古いゲームなだけあって不便なところが多いですがやりこみ要素の多いRPGでした。
私はオリジナル版を発売日に購入して遊びましたがTZA版は遊んだことがありませんでした。ストーリーもさっぱり忘れていて「こんなんだったかな?」と思う場面が多々ありました。ほぼ初プレイでのレビューとして受け取ってください。
このTZA版の前にインターナショナル版というものもあります。オリジナルから2回の進化を経た完全版ということなります。
元が2006年発売のゲームかと思うぐらいやり込み要素が詰め込まれていました。
しかし、遊びやすさはやっぱり「13年前のゲーム」という感じで「やりにくい、遊びづらい」と思うところが多々ありました。
ガンビットと呼ばれるバトルシステムも面白かったです。あらかじめ組んだバトルコマンドが自動で実行されていくシミュレーションゲームみたいな戦闘でした。
あとモンスター(歴代モンスター)がたくさんいるのも良いと思いました。
ストーリーに関しては今は失われた「ファイナルファンタジー」の面影が少しはあったような気がしました。
プレイ時間
常時倍速でちょっと寄り道してクリアまで35時間でした。隠し要素も大体集めて50時間でした。やり込めば100時間は超えるでしょう。私はまだ浅いので評価の総合点も振れ幅を持たせておきました。
もう少し詳しく
音楽
△ボス戦以外の戦闘がフィールドのBGMなのは残念でした。他のBGMも特に印象に残るものはありませんでした。それだけにシリーズおなじみのBGMやビッグブリッヂの死闘などは改めて良いものだと思いました。
グラフィック
◯2006年のオリジナル版からのリメイクなので全体的に可もなく不可もなくという感じです。ムービーシーンだけ超イケメンになるのはそのうち慣れます。
△暗いマップが多い。明るさ調整もできませんでした。
◎モンスターのモデルが凝っている。数も多いのにしっかり作られていて驚きました。
✕宝箱が見えにくい。嫌がらせなのか隠す目的があるのか分かりませんが面白さに繋がらないので残念です。
ゲームプレイ
◯ガンビットを使った戦闘が面白い。オリジナル版発売時はこれが受けなかったのですが「雑魚戦では画面を見るだけ」「強敵では今まで通り思考が必要」と、今ならこの戦闘は普通のコマンドバトルの上位互換なんだ理解できました。これが13年前ですから当然今はもっと優れたもの、面白いものが出ています。
◯マップに隠し通路があったり、街にいるNPCの会話がクエストに発展したり、ストーリーとは関係のないところに大事な育成要素がたくさんあって非常にゲームゲームしていました。ただその数が多くて管理が大変なのはマイナスです。
◯全滅したときのペナルティが少なかったこと、制限時間などもなくゆっくり育成できたのが良かったです。
◯2倍速4倍速で雑魚戦や移動が快適でした。
ストーリー
△ファンタジー感はあまり無くリアル寄りです。意味不明なストーリーになる一歩手前でした。
◯ストーリーは好みではありませんでしたが、キャラクターは好きでした。シリアスな中でもヴァンとパンネロの存在が微笑ましかったりするは良かったです。
システム
✕拾ったアイテムの種類が分からないので確認が面倒。武器、防具、アイテムなど全て同じアイコンで表示される。
✕目的地が分からない。ストーリーにしろクエストにしろ目的地が分からない。実際にはメニュー内から確認できるのですが非常に面倒です。常時表示されていたりワンボタンで確認できる今のゲームは優秀だと思いました。
✕現在地が分からない。こちらも分かるのですが同じ理由です。
✕地図を入手しても隠し通路が分からない。初回は楽しいのですが通ったあとは表示させておくべきですね。面白さに遊びにくさが残っていました。ちょっとしたことですが差は大きいです。
✕テレポートに制限がある。具体的にはアイテムを消費してテレポートをします。面白さに繋がらない遊びにくくなるだけの制限でした。
✕宝箱や扉が開けにくすぎる。判定がおかしい。これはちゃんとテストプレイしたのか疑いたくなるレベルです。まともに触れた物は1つたりともありませんでした。
△ダンジョン内での「セーブを分けたほうが良いよ」という注意書き。詰む可能性があるからセーブは複数作れとは・・・そうならないように調整するのが制作でしょう!
実際詰むことはないでしょうがクリアしないと出られないところは不便に感じました。やっぱりテレポートはどこでもできたほうが遊びやすいですね。
細かい不満点はかなり多かったですがこれは元が13年前のゲームですからね。一応書き出しましたが、途中で投げたくなるようなものではありませんでした。
(でも宝箱と扉の判定は許されないかも・・・)
ガンビットを使ったオートバトルと豊富なモンスターで遊びの部分は純粋に楽しかったです。また古いゲームなのにオートバトルやクエストの数などモリモリ詰め込まれているのにも驚きました。
このゲームは一人でじっくり遊ぶのが好きな方にはオススメできるRPGでした。
それほどやり込まないしストーリーを楽しめた方が良いという方はFFX/X-2HDの方がオススメです。
私はもうちょっと遊んでみようと思います。初プレイで戸惑うところがあったので初心者向けの解説を少し書こうと思います。
現在地は、L押し込みで表示できるし、
ストーリー上の目的地も-押してマップ見るだけなので、むしろ分かりやすいと思いましたが。。。
倍速モードだと宝箱空けにくいのは同意見です。