レアケースな症状で誰の役に立つか分かりませんが備忘録として残しておきます。
症状
デバイスが正常に認識され使用できてる状態からシャットダウンすると次の起動時にデバイスが正常に認識されず、デバイスマネージャーの「非表示のデバイス」に分類されてしまう。
認識されていないのでもちろん使用することもできない。
その状態から再起動するとデバイスが正常に認識され使用することができる。
シャットダウンするともれなく再起動をする必要があるので非常に面倒だった。
発生時期
OSをWindows10に変えてから半年以上は正常にデバイスが認識されていて、問題も起こっていなかった。メジャーアップデート(1709)Fall Creators Update後あたりからこの症状が発生した。
試したが効果がなかった解決策
- ドライバの削除
- ドライバの再インストール
- ドライバの完全削除
- デバイスの再接続(PCIe)
これらを試したが効果がなかった。試す価値はあるので同じような症状で調べに来た方は試してみると良い。
解決策と原因
今回の症状はマザーボードのUEFIから「PCIeのリンク速度」を変更することで解消した。UEFIの画面と行える設定は各自の環境によって違うので説明は省略します。私の場合はASRockのマザーボードでPCIeのリンク速度が変更できるものでした。
「リンク速度」の部分は各UEFIの説明によって異なると思います。
原因は今回認識されなかった「PCIeカード」が古いパーツで規格が「PCI Express 1.1 (Gen1)」でした。
リンク速度はGen1, Gen2, Gen3, Autoと4つの選択肢があり、これがAutoになっている状態でした。「Auto」でも正常に認識されていたものがOSのアップデートで不具合を起こすようになったという感じです。
リンク速度をカードの規格と同じ「Gen1」に設定することで解決しました。
OSのアップデートでマザーボートとデバイスの相性に影響がでることもある、ということです。
この情報が同じような症状で調べに来た方のお役に立てれば幸いです。
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来たら起こして。
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