クイックムーブについて調べたので紹介します。単なる移動手段だけでなくTAにも使える秘められた仕様がありました。
クイックムーブ
抜刀中に右スティックを押し込むことで短い距離を素早く移動できるアクションです。
基本はただ移動できるだけのものですが、ソウルハッカーのスキル「加速度アタック」「ブラスト震脚」「ひらりムーブ」をセットすると追加効果が付与されます。
どれもあまり大したことがないスキルに思えますが、
「加速度アタック」の補正効果はパワーチャージと同じ計算項目に含まれる
ということをチャノポンさんが調べてくれました。
パワーチャージは計算の外の方に掛かる補正で強いことは分かっているので結構使えそうですね。
しかし、クイックムーブを出すということは「=キャンセルアーツが使えない」ということでもあります。キャンセル補正はジェムを含めるとパワーチャージよりも強いので、結局はあまり使えないかなという結論に・・・
なりかけましたが、限界武器さんがクイックムーブの秘密の教えてくれました。
クイックムーブの秘密
なんとクイックムーブはキャンセル受付中に使うとそのままキャンセルアーツに繋げられるという仕様がありました。
- アーツ→キャンセルアーツ
- AA→キャンセルアーツ
というのが普通のキャンセルですが、実は
- アーツ→クイックムーブ→キャンセルアーツ
- AA→クイックムーブ→キャンセルアーツ
も可能だったということです。動画では発生1Fのノーブルタウントからクイックムーブを2回も使ってキャンセルアーツに繋げています。
さらにさらに話は進んで、実はクイックムーブを挟むとターゲット変更を含めてキャンセルアーツが可能になるということが判明しました。
- アーツ(AA)→ターゲット変更→クイックムーブ→キャンセルアーツ
- アーツ(AA)→クイックムーブ→ターゲット変更→キャンセルアーツ
どちらでも可能です。
ゼノブレイド2でもターゲット変更キャンセルアーツは極々稀にバグっぽい挙動で発動することがありましたが、クイックムーブを使うと狙って出せるようになるわけです!
正直これはかなり凄いです!
特にチャレンジバトルではWAVE移行で新たに出現する敵に対して、出てきた瞬間ターゲットを合わせてキャンセルアーツを使えるのでとても重要です!
キャンセルアーツの受付時間
動画も作りましたがこの画像の方が早いので先にこれで解説します。
まずキャンセルアーツの基礎受付時間はアーツの最終ヒットフレーム+1~+14までです。
ノーブルタウントだったらボタンを押して1F後が最終ヒットフレームになるのでキャンセル受付は、ボタンを押した地点を0Fとして2F-16Fの間がキャンセル受付時間になります。
アクセサリの「ブーストメモリ」を装備していると受付時間が1.6倍になります。
計算だと14F*1.6=22.4Fですが今回の計測では1-24Fまで伸びました。計算通りにはなりませんでしたが計測による誤差の範囲でしょう。
で、クイックムーブはアーツの最終ヒットフレーム+2F目から受付が始まります。終了タイミングはありません。
普通のキャンセルと比べると1F遅くなるわけですね。
クイックムーブ自体のキャンセルは発生1F後から可能なので、クイックムーブを挟むキャンセルは最速で入力しても通常のキャンセルより2F遅れるわけです。
そしてクイックムーブからのキャンセルアーツは最終受付フレームが通常のキャンセルよりも1F短くなっています。
つまりクイックムーブからのキャンセル受付時間はアーツの最終ヒットフレーム+3~+13までということになります。画像の「クイック後キャンセル」の部分です。
10フレームなので0.33秒ですね。これを長いと見るか短いと見るか・・・。
「ブーストメモリ」を装備すると最終受付はアーツの最終ヒット+23Fになります。
対戦ゲームなら予測できる10Fは全然余裕ですが、右スティック押し込みという操作が足を引っ張ります。実際にやってみると結構難しいです!(ボタン割当が活躍します)
ということで以上です。今回作った動画はこれです。
ただ移動に使えるだけだと思っていましたが、こんな重要なテクニックが隠されていたとは・・・。ゼノブレイド2にも輸入して欲しいも。
格ゲーの解説かな?