ドラゴンクエストモンスターズ3の配合の仕様について調べたので紹介します。
同じ種族のモンスターでも配合の仕方で最終ステータスに差が出ることが分かったのでそのあたりを解説します。
あとステータス強化のための効率的な種集めの方法も書いておきます。
効率よく種を集める方法
簡単なのでまずは種から。ステータスを上げる種系のアイテムは全部で15種類あります。
下位のものは各ステータス+3、上位のものは各ステータス+10の効果があります。
強化は永続ですが、モンスターには種族ごとにステータスの上限値が決まっているので、使える数も決まっています。
過去シリーズだと上限+60とかそんな感じでしたが、今作は種にステータスの上限を突破させる効果はありません。
種 | 効果 | 超種 | 効果 |
---|---|---|---|
スキルのたね | スキルポイント+3 | 超スキルのたね | スキルポイント+10 |
いのちのきのみ | HP+3 | 超いのちのきのみ | HP+10 |
ふしぎなきのみ | MP+3 | 超ふしぎなきのみ | MP+10 |
ちからのたね | 攻撃力+3 | 超ちからのたね | 攻撃力+10 |
まもりのたね | 守備力+3 | 超まもりのたね | 守備力+10 |
すばやさ | すばやさ+3 | 超すばやさのたね | すばやさ+10 |
かしこさのたね | かしこさ+3 | 超かしこさのたね | かしこさ+10 |
しあわせのたね | レベル+1 | – | – |
種の入手方法
ステータスアップの種はモンスターからのドロップや宝箱などからの入手できます。
宝箱は固定ですが数が決まっており、モンスターのドロップは無制限ですが1.5%の確率なので効率はあまり良くないです。
数が無制限で効率も良いのがモンスターを逃がす方法です!
預かり屋やスカウト画面からXボタンを押して逃がせば、1匹につきランダムな種が1つ貰えます。
レベルを上げる「しあわせのたね」は出ませんがそれ以外は均等です。
貰える数はレベルに依存いるので終盤になると効率も上がりますね。
レベル | 個数 |
---|---|
85 | 10 |
60 | 6 |
30 | 3 |
1 | 1 |
効率よく種を集める方法
方法はとてもシンプルです。序盤のモンスターをスカウトアタックで仲間にして、そのまま逃がすだけです。レベル20平均あれば100%スカウトできたりするので簡単です。
効率は自分操作で1つ集めるのに30秒ほど、時給にすると1時間で120個です。過去シリーズと比べるとかなり優しいですね!
マクロ機能のあるコントローラーを使えば完全放置も可能ですが、ゲームがクラッシュする可能性があるのでオススメしません。
もしクラッシュしてタイトル画面から「はじめから」を選んでオートセーブが入ったら終わりです。
ちなみに、種を850個ほど集める間に2回クラッシュしました!
5時間に1回ぐらいのペースなので製品版では起こらないことを祈ります。(2回ともスカウトアタックの場面でした。)
ステータスの上限を突破させる方法(先祖補正)
ステータスの上限
種族 | ランク | 系統 | HP | MP | 攻撃 | 守備 | 素早さ | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スライム | G | スライム | 1410 | 430 | 460 | 370 | 640 | 260 |
ゴースト | G | ゾンビ | 1340 | 640 | 470 | 270 | 560 | 570 |
ももんじゃ | G | 魔獣 | 1340 | 380 | 610 | 600 | 490 | 360 |
スライムナイト | F | スライム | 1320 | 410 | 580 | 590 | 470 | 520 |
ジャングラー | F | スライム | 1390 | 270 | 690 | 380 | 430 | 450 |
表は一部だけですがモンスターはこのようにそれぞれの種族ごとにステータスの上限値が決まっています。
レベルに関係なく、上限に達するとレベルアップしてもそれ以上は増えません。
この上限値を基本として「行動回数」によるマイナス補正や「サイズ」によるプラス補正を合わせて最終的な上限値が決まります。
基本的には0.7倍から1.1倍の範囲で分かりやすい乗算になっていますが、今作から2つほど新しい仕様が追加されました。これにより同じ種族でも僅かな差が生まれます。
先祖補正
新しい仕様の1つは「先祖補正」です。画像は同じ種族のジャングラーですが、カンストさせた最大MPの上限値が274と271で異なります。
これはスキルやアクセサリーによる強化ではなく、配合元になった先祖による差です。
それぞれの配合表はこんな感じで、左がMP274で右がMP271です。
ジャングラーのMPの上限値は270(体験版で作れる中で2番目に低い)なので、それぞれ+4と+1になっているのが分かります。
右の方が先祖が1世代少ないのでその差のようにも見えますが、先祖はそれぞれ「系統」ごとに補正を掛けるステータスが決まっています。
系統ごとの先祖補正
系統 | 最大HP | 最大MP | 攻撃力 | 守備力 | 素早さ | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|---|
スライム | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ドラゴン | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
自然 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
物質 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
魔獣 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
悪魔 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
ゾンビ | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
??? | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
各系統ごとに3つずつステータスに補正が掛かります。
補正といっても確認できたのはそれぞれ+1ずつの加算です。
追記 2023-10-15
例外となるパターンも見つけました。乗算の可能性もあります。
左のジャングラーは先祖に魔獣が1匹とゾンビが3匹いるのでMP+4です。右のジャングラーは先祖に魔獣が1匹だけなのでMP+1です。(物質もいますがMPの先祖補正を持っていないのでMPは上がっていません。)
先祖の数は最大で6枠なので、偏らせても+6までですね。バトルではダメージや行動順に乱数が絡んでくるので先祖補正の影響はあまり大きくないと言えると思います。
でもランクで補正が変わるような仕様が見つかれば話は別なので、発売したあとにでも調べてみましょう。
サイズ補正
前回の「サイズの違いについて」の方にまとめています。
ということで以上です。他にも何か気づいたことがあればまたコメントで教えてくださいね!分かる範囲で調べてみます。
追記 2023-12-02
キラキラボーナス
配合時にキラキラが付いたモンスターはランダムに1つのステータス上限が+100になる。
詳細は不明ですが、系統ボーナス(先祖補正)は両親の合計レベルによって付与値が増えます
両親のレベルが高ければ高いほど補正値も大きくなっていました