ポケモンチャンピオンズのスマホ版が2週間ほど前に配信されたのに伴い、ゲーム画面から対戦状況を読み取ってダメージ計算などを表示するツールが話題になっています。
ダメージ計算自動化ツール


(画像はGooglePlayのページより)
ツールはこちらです→重ねて!ダメージ計算
Android用のアプリでオーバーレイで動いて、ポケモンチャンピオンズを起動したままダメージ計算(予測)を行ってくれます。対戦結果も記録できるとのこと。
配信から5日目時点ではまだ10~50ダウンロードでレビュー14件という静かな動きですが、数字が反映がされていないだけだと思います。
ダメージ計算ツールについては私もポケモンSV用のものを作ったりしていますが、パーティー構築用に対戦前に計算しておくタイプのものなので、ほとんど目立っていませんでしたが、今回のツールはリアルタイムに自動で計算されるところが問題視されています。
ダメージ計算自動化ツールの是非
私のタイムラインでも目に入ってくるぐらい皆さん色々思っているところがあるようですが、問題視されている部分を大まかにまとめるとこんな感じです。
- 規約違反があるのではないか
- ツールでダメージ計算を行うのはずるい
- 手動計算と自動化の何が違うのか
- 自動化されることで対人要素が薄れる
規約違反があるのではないか
これはニンテンドーアカウント利用規約の「禁止事項」のこれらが適用される可能性がありそうです。
(17) 当社の許諾しないアプリやツール等を用いて、ニンテンドーアカウントサービスまたはショッピングコンテンツの全部または一部を利用すること
(23) その他当社が不適切と判断する行為
17は自動操作のことに対する禁止のように読み取れて、外部ツールを併用しながらのゲームプレイ自体を禁止しているようにも読み取れます。
23は包括的な判断として個別に対応される最強ルールです。任天堂のさじ加減1つなのでツールを使うとニンテンドーアカウントがBANされる可能性もあるかもしれないし、グレーとみなされる可能性もあると思います。私には分かりません。
重要なのはサービス運営に影響を与えるかどうかですね。つまるところこのツールの影響で利用者が減るようなことがあった場合は禁止されるかもしれません。
また、すぐに利用者が減らなくても、長期的に見たときに影響があると判断された場合も禁止されるでしょう。
ツールでダメージ計算を行うのはずるい
そもそもダメージ計算をすると何が有利なのか?という話ですが、これはツールで計算すると「どの攻撃を何回使えばどのぐらいの確率で倒せるのか?」というのが可視化されることで、その時点での最適解を選びやすくなるという点で有利になります。
もちろん対人戦なので必ず最適解になるとは限らないのですが、知識と戦略に大きな補助が掛かります。この補助があることに対して両方の意見があるようです。
進んで賛成する人はあまり居ないかもしれませんが、ツールで計算できる範囲の知識を持ち合わせているプレイヤーなら、相手がツールを使ったとしても力は対等なので気にならないということらしいです。
各戦況における最適解を理解しつつ裏をかいたり、先読みすることが本質だと考えている上級者の視点ですね。
逆にツールに対して知識が劣る場合は、ドーピング状態の相手と対戦するのと等しいので、ずるいと感じるのは当然なことだと思います。
私も十分な知識はないので、使われると不利なんだろうなと思いますが、使われていることが分からないのであれば気にならない派です。単に上級者を相手にしたと捉えます。
あとはこの理屈でいくと、上級者はツールを使用する必要もないんですよね。なのでツールを使う人は「ドーピング有り」のように見なされてしまうかもしれません。
使うならこっそりです。
手動計算と自動化の何が違うのか
手動入力でダメージ計算を行うツールは元からたくさんあって、今回出てきた自動認識のツールとはどう違うのか?という議論もありました。
これに関しては「どうせツールを使われるなら、手動入力で待たされるよりマシなんじゃないか?」と思いました。

たぶん居ないとは思いますが、そろばんとメモ帳を「手動ツール」として使っているプレイヤーが居て、その入力作業の簡略化に対して怒っていたらちょっと笑います。
ある意味実力ではありますが、流石にないですよね?
なので作業の簡略化に関して悪い部分があるとすれば、
手軽さ≒便利は利用者を増やすことに繋がるので、ツール使用が前提になってしまうことへの危機感だと思います。
あとは公式がツールを禁止せずに、ツール使用が前提となるぐらいなら、いっそ公式で実装してしまえという意見が思ったより多く見られたのは意外でした。
タイプ相性が使用前に確認できるようになったりと、徐々に変わってきている部分もあるので将来的にはダメージ予測が実装されることもあるかもですね。
自動化されることで対人要素が薄れる
今回のツールでは画面認識の技術が使われていますが、行動選択の決定権はまだプレイヤーに委ねられているので完全に対AIというわけではないです。
これがデータから戦況を予測するようになると対人ではなく対AIとなってしまうので、対人戦の価値が大きく損なわれるでしょう。
将棋AIみたいにAIが戦う場面を楽しく見るというようなコンテンツは面白いかもしれませんが、その場合もプライベートマッチなどに留める必要がありそうです。
ということで以上です。コメントでは皆さんの意見を書いていって貰えると嬉しいです。
私はツールを作成されたこと自体への称賛の気持ちがあります。スマホでオーバーレイのOCRが出来るなんて知りませんでした。しかしオンライン対戦中に使用するツールを公開するのは慎重になる必要があったのかもしれません。


自分の意見だと
すべてのプレイヤーが平等に使えるものであればOK
画面解析はグレーだからこっそりやれ
データ改変改ざん等チート類は死
で今回は大っぴらに宣伝すんなって意味でアウトですね