新たに発表されたドコモの料金プラン「ahamo」で20GBの容量を超過した場合にかかる速度制限が1Mbpsとのことなので、1Mbpsがどのぐらいの速度なのかを体験してみました。
ドコモ新料金プラン「ahamo」の特徴
- 月額料金:2980円(税別)
- 月間利用可能データ容量:20GB
- 音声通話: 1回あたり5分以内の国内通話無料
- 手続きは全てオンラインのみ
さらに詳しい情報は公式ページをチェックしてください。
ようやく最大手のドコモが他社と並ぶぐらいまで来ましたね。格安モバイルにはまだ及ばずで、個人的にはまだ競えると思っていますが、この新プランで喜ぶ方やドコモに移る方も増えると思います。
特に通信容量を多く使う若者で家族がドコモに加入している方がお得ですね。
逆に通信をあまり使わない層には恩恵がほとんどないですね。
あと今回のahamoを見ると半分の10GB(最低でも5GB)を1980円ぐらいで出さないと既存のプランがかなり割高に思えてきます。
既存の「ギガライト」なんかだと3回線以上の条件があって1GBまでが1980円ですからね。割高が過ぎますね。
本題に戻りまして通信速度1Mbgpsについて解説していきます。
通信速度1Mbpsについて
1Mbpsは何バイト?
まず
- Mbps(メガビーピーエス)とMB(メガバイト)は違います。
- Kbps(キロビーピーエス)とKB(キロバイト)も違います。
bpsの方はビットという単位でバイトではないです。1バイトは8ビットです。
そしてキロとメガですがこれもビットとバイトで異なります。
1000ビットが1キロビットなのに対して、1024バイトが1キロバイトです。
こんな感じでややこしいので要点だけまとめます。
1Mbps規制
- 1Mbps = 1000Kbps
- 1Mbps ≒ 122KB/s
- 1Mpb ≒ 0.12MB/s
128Kbps規制
- 128Kbps = 0.128Mbps
- 128Kbps ≒ 15.6KB/s
- 128Kbps ≒ 0.015MB/s
画像や動画のファイルサイズはKBやMBなので通信速度も「ビット/秒」ではなく「バイト/秒」で表記して欲しいですよね。
122KB/sと15.6KB/sの差
数値で約8倍の差があるのですが、実際に使ってみるとどんな感じになるのか?を今回は意図的に速度制限をかけて試してみました。
1MBps(122KB/s)と128Kbps(15.6KB/s)で私のこのサイトと、Youtubeの動画を読み込む速度を測ってみました。録画した動画もあります。
どちらも計測前に全キャッシュを削除して全ての要素を読み込んでいます。
WEBページ読み込み
20秒と3分30秒でした。グーグルの広告の読み込みに時間がかかりました。
Youtube動画読み込み
40秒と2分35秒でした。画質に結構な差がありました。
1Mbpsの方はWEBページの閲覧は普通に問題ありませんね!速度規制がされていないときとそんなに変わりがないように思いました。
逆に128Kbpsの方は画像が多いページだとかなり読み込みに時間がかかりました。特に広告の表示にめちゃくちゃ時間がかかりました。128Kbpsでも文字の部分はサクサク表示されたのでなんとか耐えられるレベルですね。
Youtubeの動画の方は1Mbpsだと画質は少し落ちますが止まらずに見れました。
128Kbpsの方は画質がかなり悪くなって、始まるまでかなりの時間を要しました。意外にも止まることがなかったのは画質が大きく下げられていたからです。
720p画質で14MBの元動画だったのですが、128Kbpsで見たときは0.22MBまで圧縮されていました。ファイルサイズが1/70の画質なので見るに堪えませんでした・・・。
1Mbpsと128Kbpsの差は8倍で体感的にも結構違うので1Mbpsは良いですね。
ahamoは20GBの容量があって超えたとしても1Mbpsなら割と大丈夫そうですね!
多分想定してると思いますが、1024バイトは1KiB(キビバイト)ですね。
KiBまで言い出したら長くなるだけなので省略したと思いますが。
HDDの容量呼称のためだけに付けたようなこの呼び方。本当は無くなって欲しいですけどねー(笑)。