先日公開されたエキスパンション・パス第3弾の紹介映像の中に、「まったく新たなオリジナルストーリー」の映像が少し映っていました。
今回は追加ストーリーの主人公をメインに、追加ストーリーについて考えていきます。
本編クリア後のネタバレが含まれます。
追加ストーリーの舞台
追加ストーリーは「ゼノブレイド3のストーリークリア後」つまり「未来の話」になるのではないかと予想されていた方も居たようですが、過去の話のようです。
理由としてはヴァンダム家の始祖が新たな主人公として登場するからです。始祖本人ではない子孫の可能性もありますが、未来の話ではないでしょう。
始祖がいるということは舞台はアイオニオンで、本編の数百年前ということになります。
女王ニア(ロボ)は「一千の昔におくりびとの儀が始まった」というようなことを言っていたので切りよく1000年前かもしれませんね。
シュルクとレックスは登場するのか?
シュルクとレックスが絡むと時系列が怪しくなるので無視したいところですが、分かっているのはレックスの体が大きくなってチョメチョメしたあと(2枚目の写真)、さらに何年か経ってからアルヴィースと対峙しているということです。
写真はレックスの容姿からXB2のクリア後の5年後とかでしょうかね。アルヴィースと対峙している姿はさらにたくましくなっていてヒゲも生えているのでさらにもう5年か10年は経っていそうです。
そしてシュルクとレックスが同じ世界にいるということから、アイオニオンが誕生したのはXB1とXB2のクリア後の10~15年後ぐらいだと推測しました。
アイオニオンが誕生したのはいつ頃なのか今までは不明でしたが、ある程度絞り込めたのは朗報です。ニアがラストに「これから帰るよ」と言っていたのはレックス達が生きている時代に巻き戻るということなので嬉しいですね。
これが覆るパターンとして「そもそもシュルクとレックスじゃない」という疑いの見方もありましたが、シュルクがアルヴィースに対して「君」という風に呼んでいたので直接会っているシュルク本人で間違いないでしょう。レックスは「あいつ」呼ばわりでした。
レックスも一応知ってはいる感じなので、対峙するシーンよりも前からシュルクから伝え聞いてるみたいです。つまり二人はアイオニオンで一緒に行動している時期があると予想しました。
女王たちが光通信でやり取りしているときに、シュルクとレックスもそれに参加していた可能性もあります。
>で、結局二人は追加ストーリーに登場するのか?
シュルクもレックスも回想で登場する程度で、メインキャラには含まれないと予想しました。まず現時点で分かっているのはレックスは六氏族ではないということです。
その理由はレックスがカシィ家の像にそっくりであることです。
カシィ家の像は始祖本人ではなく、始祖の師であるとハッキリ書かれているのでカシィ家の始祖はレックスではありません。モデルである師匠の説明に関してはレックスそのものなんですけどね。
じゃあレックスのことを師匠とした人物(始祖)は誰なのかって話ですが、始祖がレックスの子供だったら面白いですよね!
それもニアとの間に生まれた子で、そのことはニアとレックス以外には秘密で、親子ではなく師弟関係にあった、という裏設定があったら笑います。ニアが悲しすぎますが天の正妻に怒られるのでね!
冗談はさておき次はマント姿と台座の解説がシュルクにそっくりなリイド家の像も始祖ではなく始祖の師匠です。
師匠がシュルクなのだとして像をよーく見ると実は髪が長いです。これがシュルクなのだとしたらアルヴィースと対峙した地点よりもさらに時間が経っているようです。
始祖本人ではなく師匠というポジションから、シュルクとレックスはメインキャラで登場することはないと予想しました。
でも両方とも二人の子供である可能性は大いにあると思います。直接二人を出すと追加ストーリーの主人公の立場が危うい(シュルク&レックスが勝ってしまう)のですが、二人の子供なら新キャラなので主人公を食ってしまうこともないでしょう。
追加ストーリーの主人公はノアとミオの息子
という説で進めます。
ノアミオの息子が追加ストーリーの主人公であり
ヴァンダム家の始祖ではあるが
ヴァンダム家の子ではりません。ノアミオの子です。
このヴァンダムの氏はノアが消えてしまったあとにこの子を拾った人物の氏であり、動画で主人公が言った「じいちゃん」です。
容姿はたぶんまたXB2とXB3のヴァンダムさんにそっくりな人物だと思います。
この説を思いついたのはドイル家(猫耳グーラ像)の像に書かれている説明がしっくりこなかったからです。
始祖とヴァンダム家の始祖とは血縁関係にあったと言われており、僅かに残された当時の記録によれば、兄妹であった可能性が高い。兄であるヴァンダム家の始祖と共に戦い、ウロボロスの力を完全なものとする。
最初は妹の方が養子としてヴァンダム家に入ったんだと思っていましたが、実は逆で主人公(ノアミオの息子)がヴァンダム家に養子だったと。
で、ドイル家となっている猫耳グーラ像の方が本当のヴァンダム家の娘であり、像の説明にあるとおりヴァンダム家の始祖とは血縁関係にあったと。説明が曖昧になっているのはノアミオの息子の方の出自が隠されていたのか、実際に分からなかったからでしょう。
ヴァンダム家の娘がドイル家になった理由は単純にドイル家の方に嫁入りしたんでしょうね。そしてこのときの夫はケヴェス側=XB1の人物なんじゃないかと予想しています。
理由としてはドイル家の末裔(まつえい)であるジュリエッタの眼帯が右目であること、つまりケヴェス側であることが不自然だからです。
ドイル家の始祖は猫耳グーラ=XB2の人物なのでアグヌス側でなければ不自然です。
始祖の夫の方がケヴェス側の人物であれば、両方の血を継いでいるということでは子孫はどちらの目にウロボロスの還が出ても不自然さはないですね。
ということで主人公がノアミオの息子説は以上です。
もう少し広げるなら追加ストーリーのエンディングなど重要な場面で、ノアミオが息子の名前をつけるシーンが回想されて、主人公の名前が出たら熱いですよね!本編では名前が伏せられた状態だったので。
あとはクエストでジュリエッタがロメロとの結婚を認められないのは「六氏族の家柄がしがらみになっているようだ」という説明がありましたが
本当のところはケヴェス側とアグヌス側の血を交わらせることが禁忌とされているんでしょうね。
エンディングでゴンドウが言っていた「お前らが創った未来に生まれてこれるなんて最高じゃねーか」というのは、いつか子孫として生まれてくるという意味なので
世界が再び分離することを前提とするならケヴェス側とアグヌス側で交わってしまうとそれは未来では起こり得ない=生まれてこない存在になってしまうので禁止されていると。
ちゃんと未来に生まれてくるのであれば、本編のあの終わり方でもシティーの人たちもハッピーエンドを迎えたと言えるでしょう?
主人公=ノアミオの息子説の矛盾点
- ノアがNになってシティーを襲うまでの間、ノアは何をしていた?
ノアもミオも金色の粒子になって消えたので通常の再生(ポットで培養)は行われなかったようですが、主人公(息子)がヴァンダム家の始祖だとするならノアが消えてから10年ぐらい空白の期間があります。
単にゼットがすぐにノアをメビウスにしなかったのか、それともNになってから10年ぐらいシティーを襲うことをためらっていたかですね。
後者だとすると流石にゼットがブチギレてもう一回ぐらいNを◯していそうですね。
他は息子に関して直接的な矛盾はなさそうですが、六氏族にシュルクレックスを絡めると時系列が怪しいです。六氏族全員が同時期にいたという風に考えにくいんですよね~。
他にも補足や「主人公は◯◯説」があればまたコメントからお願いしますね。
まだまだ不明な点だらけなので予想するなら今のうち!当たったらほめほめしてもらえますよ~。
主人公っぽいキャラが結構フェイっぽいって言われてますけど、制作側も割と意識して寄せてたりするんですかね?今作って割とゼノギアスのファンサービス要素が強いような気もしますし