天穂のサクナヒメ 土の養分を減らす方法

天穂のサクナヒメ 土の養分を減らす方法

今回は土の養分を減らす方法について調べてたので紹介します。

 

土の養分

養分は土壌の「葉肥・穂肥・根肥」の三角形の値です。

養分は稲や雑草の成長に必要です。植物が多いと養分の減りも早いです。

肥料に木魄を混ぜて田んぼに撒くと養分は増えていきます。

 

養分はたくさんある方が良い気がしますが、養分が多すぎると逆に稲の品質が上がりにくくなります。養分は三角形の内側に収めるのが適正です

 

 

効率よく土の養分を減らすには

普通に育成していても年2000ぐらい消費するのですが、万単位で減らすとなると結構な年数が必要になります。

効率よく養分を減らすには「とにかく稲に悪い環境を作る!」です。

特に「倒伏」させるとガッツリ減るらしいです。

 

倒伏を上げる要素

コメントでは「毒性を上げると良い」と教えてもらいました。でも徒長は毒性と相反するので毒性は上げる方が良いのか?下げるほうが良いのか?分かりませんね。

ということで今回は毒性に注目して計測してみます。

 

 

稲に悪い環境で育てる

理想の悪環境

項目 やり方
選別 しない、厚播き
田起こし しない、石だらけ
なし、水は甘え
天候 日照り、水を与えない
肥料 防草-100、防毒-100
田植え 密集、田植えは一切動かずやるべし
分けつ期 分けつ期3のみ水を入れる、中干しを許すな
出穂期 水なし、飢餓状態が作物に良い影響を与えると聞いたことがある(テレビで見た)
収穫期 収穫しない、枯れるまで養分を吸わせる
稲架掛け 太右衛門
籾摺り 太右衛門

 

とりあえずこんな感じでやろうと思います。

毒性については+100のパターンもやってみます。

 

 

普通に育てた場合

時間 葉肥 穂肥 根肥
冬2 40877 38114 37717 5128 4105 4063 3592 3281 3931
冬3 41022 38259 37861 5090 4140 4093 3624 3281 3964
春1 40860 38225 37565 5122 4210 4160 3722 3300 4021
春2 40464 38184 37390 5168 4294 4217 3770 3330 4087
春3 40392 38154 37345 5170 4297 4220 3773 3331 4089
夏1 39969 37786 36941 5209 4371 4280 3790 3338 4149
夏2 39644 37190 36571 5225 4400 4304 3792 3465 4190
夏3 39253 36290 36135 5264 4400 4304 3792 3468 4206
秋1
秋2 38992 35915 35859 5301 4555 4345 3834 3485 4307
結果 -1885 -2199 -1858 173 450 282 242 204 376

いつもと同じようにやったのですが品質の上がり方はあまりよろしくないですね。

ともかく養分の減り方は収穫時点で1900~2200ぐらいですね。

これが悪い環境で育てた場合にどれぐらい減るか。結果を見てみましょう。

 

 

毒性+100で育てた場合

時間 葉肥 穂肥 根肥
冬2 40877 38114 37717 5128 4105 4063 3592 3281 3931
冬3 40859 38096 37699 5128 4105 4063 3592 3334 3931
春1 40851 38088 37690 5128 4105 4063 3592 3334 3931
春2 40593 37937 37295 5294 4118 4076 3677 3370 3942
春3 39846 37631 36775 5323 4162 4117 3728 3449 3978
夏1 39167 37002 36113 5333 4194 4146 3761 3565 4004
夏2 38071 35623 34970 5335 4205 4156 3823 3663 4032
夏3 36151 33186 33006 5336 4205 4156 3823 3633 4038
秋1 35485 32312 32298 5336 4205 4156 3910 3755 4070
秋2 35312 32065 32104 5336 4205 4156 3910 3755 4070
秋3 35225 31979 32017 5336 4205 4156 3910 3755 4070
冬1 35140 31893 31932 5336 4205 4156 3910 3755 4070
冬2 35056 31809 31848 5336 4205 4156 3910 3755 4070
結果 -5821 -6305 -5869 208 100 93 318 474 139

集計は日付が変わった地点で記録しています。

普通に育てたときの3倍ぐらい養分を消費していますね!

毒性+100の効果かは分かりませんが「稲に悪い環境」で育てると養分の消費量が上がるというのは確かなようです。

 

グラフで見るとこんな感じ。

雑草が増え始める夏1~夏3までの減り方が大きいですね。

収穫期を迎えると雑草が消えてしまうので秋1からはあまり減っていません。

今回は倒伏を狙うために冬3の0時に選別(早植)を行ったのですが、収穫期を遅らせるために選別は太右衛門にやらせるのがベストだと思います。

 

稲の状態を見ると「倒伏」も「徒長」もしていません。

できる限りの悪環境を作ったつもりでしたが稲を倒すには至りませんでした・・・。

アオミドロもそうでしたが最大まで上げるのは結構難しいんですね。

 

 

毒性-100で育てた場合

時間 葉肥 穂肥 根肥
冬2 40877 38114 37717 5128 4105 4063 3592 3281 3931
冬3 40871 38109 37711 5128 4105 4063 3592 3334 3931
春1 40849 38087 37689 5128 4105 4063 3592 3334 3931
春2 40577 37929 37269 5294 4129 4087 3678 3366 3951
春3 39848 37636 36764 5323 4172 4128 3728 3449 3980
夏1 39218 37063 36155 5332 4205 4156 3760 3573 4006
夏2 38229 35784 35119 5335 4214 4165 3823 3633 4032
夏3 36972 34020 33818 5335 4214 4165 3823 3633 4039
秋1 36379 33216 33183 5335 4214 4165 3909 3754 4069
秋2 36053 32818 32836 5335 4214 4165 3909 3754 4069
秋3 35810 32575 32593 5335 4214 4165 3909 3754 4069
冬1 35575 32340 32358 5335 4214 4165 3909 3754 4069
冬2 35340 32106 32123 5335 4214 4165 3909 3754 4069
結果 -5537 -6008 -5594 207 109 102 317 473 138

 

比較

やり方 葉肥 穂肥 根肥
毒+100 -5821 -6305 -5869 208 100 93 318 474 139
毒-100 -5537 -6008 -5594 207 109 102 317 473 138

毒-100も普通に育てるより3倍近く減っていますがこれは他の要素によるものですかね。

そもそも毒-100は稲にとって良い環境なので毒+100よりも消費量が少なくなったのは納得できますね。

 

稲の状態はこんな感じ。やはり徒長も倒伏も上がりきらないですね・・・。

あと1つ気づいたんですが結果画面で稲の状態を見るときに病気がたくさんあると「スクロールバー」が出てきました。

だからなんだ?という話なんですが、Switch版だとスクロールできませんでした!

右スティックも反応なしです。

 

 

まとめ

  • 稲にとって悪い環境を作る
  • 雑草は大事
  • 選別から田植えまで太右衛門にやらせる
  • 倒伏させたら凄い!

1年で6000ぐらい減らせるので3万ぐらいのオーバーなら割とすぐに戻せそうですね。

倒伏は実際に見てみたいので倒伏させたことがある方はまたコメントで教えて下さい。

 

 

あと少し前の記事ですが肥料と土壌について調べたこちらの記事も合わせてチェックしてください。

天穂のサクナヒメ 肥料と土壌について

 


 

追記 2020-12-08

「理想の悪環境」を少し変更して

  • 水かさを100
  • 毎日雨乞い
  • 防虫-100、防草–100、防毒+100(創世樹の葉、夏1からで十分)

これで1年で15000ほど減らすことが出来ました!

雑草の成長を促すだけでなく「雨」そのものに養分を減らす効果があるかもしれません。

時間 葉肥 穂肥 根肥
春2 18876 11727 15376 8000 6213 6199 6169 6242 6219
春3 18853 11704 15353 8000 6213 6199 6169 6242 6219
夏1 18467 11458 14787 8009 6242 6229 6202 6248 6241
夏2 17029 10561 13648 8035 6285 6275 6260 6324 6274
夏3 14762 8323 11382 8036 6289 6284 6260 6329 6285
秋1 11022 4249 7593 8037 6308 6299 6287 6331 6311
秋2 6036 0 2562 8042 6322 6308 6299 6287 6331
秋3 4672 0 1155 8042 6345 6338 6328 6338 6348
冬1 4374 0 870 8042 6345 6338 6328 6338 6348
冬2 4147 0 699 8042 6345 6338 6328 6338 6348
結果 -14729 -11727 -14677 42 132 139 159 96 129

 

病気は「倒伏」を期待しましたがリストに一度も現れませんでした・・・。

「徒長」は伸びているので倒伏を狙うなら水かさを上手く調整する必要がありそうです。

 

この記事へのコメント

  1. 名前:名無しさん 2020/12/06(日) 21:02:26返信する

    水を抜くと雑草が生えにくくなるので水量MAXのがいいんじゃないの?

  2. 名前:hyper_T 2020/12/06(日) 21:11:09返信する

    >>1
    倒伏とその他の病気を重視していたので、水なしにしていましたがその通りな気がしてきました。「水なし」のところをだけ変えてちょっとやってみますね!
    大きな変化があれば追記しておきます。

  3. 名前:名無しさん 2020/12/07(月) 04:25:23返信する

    養分All20万越え…絶望しかない^^

  4. 名前:hyper_T 2020/12/07(月) 20:47:45返信する

    >>3
    そうなったらカンストまで突っ切るしかないですね\(^o^)/

  5. 名前:名無しさん 2020/12/08(火) 12:09:40返信する

    リアルだと水のない場所に植えられてる稲は丘穂(自分の地域限定の言われ方かもしれませんが)と言って稲は小っちゃく籾もつきにくくなりますが背が低くなるので倒伏しにくくなるという特徴があります。
    逆に肥料をやりすぎたり、ばか苗病にかかると面白いように倒伏します
    あと長雨が続くと土ごと倒れたりもしますね
    もしかしたらそれを反映して稲の背丈や気象が倒伏と関係あるかも・・・?

  6. 名前:hyper_T 2020/12/08(火) 14:26:01返信する

    >>5
    情報ありがとうございます。
    細かいところまで再現されているのでその可能性は高そうですね!
    あとで確認してみます。こちらも違いがあれば追記しておきます。

  7. 名前:名無しさん 2020/12/09(水) 14:27:08返信する

    記事を見て思いついたんですがそもそも倒伏するには稲が育って籾がつくから頭が重くなって倒れやすくなるのが原因なんで理想の悪条件じゃそこらで生えてる雑草みたいに育つせいで丈夫なそこらの雑草になっちゃってそもそも倒れるような植物になってない可能性があるのでは?

  8. 名前:名無しさん 2020/12/09(水) 20:32:46返信する

    倒伏は肥料用分を葉だけとかにして育ててると出穂後の雨の日にぐんと増えますよ

  9. 名前:hyper_T 2020/12/09(水) 20:42:03返信する

    >>7
    米にも雑草魂が芽生えた・・・!?
    過剰生育は「倒伏」を上げる要素になっているので今度は甘やかす方向でやってみます。
     
    >>8
    養分は空にするのが良いかと思っていましたがそれぞれ調整して試してみますね。

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