最近改めて「ゼノギアス」をクリアしたので、各シリーズで毎回出てくる「エーテル」について考えました。
シリーズでの共通点

エーテルとは一体何なのか?と問われると、RPGにおける「魔法・魔力」の役割で捉えている方は多いと思います。
シリーズでは共通して「エーテル」というパラメータがあり※、バトルではエーテルに依存した属性攻撃が登場するので、まさに物理に対する魔法のイメージですね。
あとは技名にもエーテルが付くものも多いですね。

それに加えて物語を追っていくと、エーテルが単なるゲームのパラメータとして存在するだけでなく、その世界で重要な役割を持っていることも見えてきます。
例えばゼノブレイド1ではメリアちゃんが倒れていたシーンで「エーテル欠乏症」なるものが語られて、人が生きるためにも欠かせない(体調に影響する)ものだとカルナが教えてくれました。
今回は各シリーズで語られているエーテルについての話をまとめつつ、エーテルの正体に迫ります。
(ゲーム画面とテキストが用意できないのでサーガの話はないです。遊ぶこと自体が難しいので全部まとめて移植しても!)
ゼノブレイドにおけるエーテル

ゼノブレイドにおけるエーテルでパッと思いつくのはやはり「エーテル鉱床」や「エーテル結晶」でしょう。
エーテル結晶は装備のジェムを作るために使用するアイテムですが、ゼノブレイドの世界では様々な道具にも使われていて、「エーテルランプ」や「エーテル灯」なども登場します。他にも「エーテルシリンダー」「エーテル高炉」「エーテルプランター」など。
機械を動かすのにも使われているので、魔力というよりは「エネルギー」というイメージの方がしっくりきますね。

そしてその正体はというと、巨神に流れる血液のようなものだとムムカが言っています。
巨神の血と言われれば何か凄いもののようにも思えますが、大地自体が巨神なので道理ではありますね。
そして巨神から生まれた人の体がエーテルの影響を受けるというのも納得です。

さらにもう少し深いところでエギルは「世界を構成するエーテル、そしてその波動を制御できるのがモナド」であると語っています。(エギルはその波動を打ち消す<アポクリファ>なる波動を使いました)
つまりエーテルは単にエネルギーとなるだけでなく、ゼノブレイドの世界に存在する全ての物の元となっているということです。
本当にぃ?という感じですがハイエンターのNPCも同じことを言っていました。
この世に存在する全てのものは
エーテルで出来てることは知ってる?私達ハイエンターは 周囲のエーテルを
集めることが出来るのよ
ここまで来ると巨神(機神)それ自体もエーテルですし、人もまたエーテルと言い換えられそうです。
ゼノブレイド2におけるエーテル

ゼノブレイド2では大気中にもエーテルが漂っていて、ブレイド(ドライバー)の力の源となっていることが語られています。
グーラでは「エーテル遮断ネット」なる拘束具が登場して、捉えられたニアとビャッコは力を発揮できずに捕まりました。

エーテルを乱す方法で、ヨシツネ&カムイはエーテルの流れを操ることができ、相反場を作れると自慢していました。
しかしヒカリはエーテルに関係なく力を使えるので通用せず。

エーテルの流れを操る力でコールのじいさんを助けるかどうかという話があったので、ゼノブレイド2の世界でもエーテルが人の体調に影響を与えるのは同じようです。
コールのじいさんが純粋な人かと言われるとアレですが。ゼノブレイドに習って、生物もエーテルが元となっているのであれば同じでしょう。

あとは目に見える「エーテル瘴気」というものも存在します。これは巨神獣から排出される毒素だとヴァンダムさんは言っていました。

巨神獣であるじっちゃんの口ぶりからも、ゼノブレイド2では巨神獣それ自体がエーテルなのかもしれません。

巨神獣のエーテルラインは血液のようなものという説明もあったのでやはり同じ?
しかし巨神獣は崩壊後の世界の物質が雲海により再構成されたものなので、崩壊後の世界それ自体がエーテルってことになるんでしょうかね。

あとは人工ブレイドで使用されている「エーテル炉」も登場しました。
エネルギーになっていること以外は分かりませんが、それが本物のエーテルと同じだとすれば、生み出したノポンはやはり特別な存在なのかもしれません。
他には「エーテル加速器」「エーテルコンロ」「エーテルタンク」などのワードがありました。
ゼノブレイド3におけるエーテル

ゼノブレイド3ではエーテルの話がほとんど出てきません。
メインストーリーでは全く触れられず、サブストーリーなどではレウニスを動かすための単なるエネルギーとして扱われるだけです。
本編で出てくる用語も「エーテルシリンダー」のみでした。
新たなる未来では「エーテル結晶」「エーテル炉」「エーテルリフト」「エーテルスライド」「エーテル増幅器」「エーテルタワー」などが出てきますが、いずれもエネルギー的な役割だけで、人に直接影響するような説明はありませんでした。
アイオニオンが2つの世界が融合したものだとするなら、エーテルも同じように扱われていると考えるのが道理なような気がするので、暗にゼノブレイド1と2のクリア後の世界でエーテルの扱いが変わっていたことを示唆しているのかもしれませんね。
もしくはアイオニオンが特別な場所に存在することを示しているのかも?
ゼノブレイドクロスにおけるエーテル

ゼノブレイドクロスでもエーテルの話はほとんど出てきません。
属性としてエーテルという単語はたくさん見つかりますが、唯一ステータスのパラメータとして使われておらず、会話としてもエーテルが出てくることはありません。

エネミー図鑑の解説や、クエストの説明でエーテルはミラの大気中に存在して、濃度が濃い薄いの話が出てくるぐらいです。
関連が薄そうなゼノブレイド3でさえレウニスのエネルギーとして扱われていたものが、クロスで全く利用されていないのは不思議なぐらいで、エーテルの存在が意図的に隠されているように感じた人もいるかもしれません。
もしそう感じた人がいるならそれは正解かもしれません。
実はクロスにおいてはエーテルが別の名前で登場して、ドールのエネルギーとしても使われています。

それが「ダークマター」です。
ダークマターという単語は、ストーリーでウィータの回収時にエルマさん呟いた一言と、エネミー図鑑のウィータの説明でしか出てこないので、
ダークマターとは何か特別なものでありながらも、BLADEとは関わりが無いように思えます。

そもそもドールの燃料ってゲームだとミラニウムを集めて補給していたはず・・・?
確かにゲーム内ではそのイメージで合っていますが、公式サイトのショートストーリーではドールには内燃機関がなく、母艦からエネルギーが送られていることが語られています。
そして仕組みはDM機関と呼ばれるもので、DMはDark Matterの略というわけです。
ドールのエネルギーがダークマターであるところまでは良しとしても、それがどうしてエーテルに繋がるのか?という話ですが、これは内部データから判明したものなのでゲーム内では語られていません。
ゼノシリーズのデータではいずれもエーテルのキーは「Ether」となっているのですが、クロスだけはエーテルのキーが「DM」となっています。
最初何のことかさっぱり分からず実際のゲームとにらめっこして、DMがエーテルのパラメータと一致することが分かったときはすごく驚きました。
DM機関はエルマさんによって持ち込まれた技術ですが、「エーテル」自体は元の地球にも存在したのかなという想像もできました。
DEの追加ストーリーでエルマさんの故郷の話やウィータとヴォイドの話も出てきたので、さらに想像が膨らみます。
ゼノギアスにおけるエーテル

ゼノギアスはゼノシリーズの最先なのでエーテルについてもその正体がはっきと語られています。
ゲームの序盤では「不思議な力の一種」という扱いで、それを扱える人は特別な人という話がありながら、「エーテル料理」なる粗末な?使われ方もしています。

そして終盤になってエーテルは無限のエネルギーを生み出せる事象変移機関「ゾハル」から送られてくる力であることが語られます。
エーテルは単なるエネルギーではなく、エーテル能力の行使者が望む未来を具現化するものなので、とんでもない力です。
未来の可能性事象を変移させられるという点ではモナドは近いもののようにも思えますね。
ということでエーテルの正体はゼノギアスにおいては「ゾハルから送られてくる力」だと分かりましたが、他のシリーズでも全てゾハルの力によるものとするには、繋げるのが難しい気もしますね。
コメントではエーテルに関して思っていたことなどを書いていってもらえると嬉しいです。





ギアスのゾハルがエネルギーとして何でもありなので現実とは違う事象の理由付け全てに都合よく使われてるイメージ
ブレイド3やクロスはゾハルがもうない状況下だから残存したものしかないのだろうか