Project:;COLD case.mirageをクリアしたので評価とレビュー

Project:;COLD case.mirageをクリアしたので評価とレビュー

「Project:;COLD case.mirage」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。

 

Project:;COLD case.mirage

https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000083287
ジャンル:アドベンチャー / なぞ解き
発売日:2025年3月28日

 


 

メタスコア:未

 

私の感想評価レビュー

総合80点

音楽 4.0
グラフィック 4.5
ゲームプレイ 4.0
ストーリー 4.0
システム 3.5

 

簡易まとめ

5人の少女が亡くなった「蜃気楼の森火災事故」という事故に隠された秘密をパソコンの中だけで解決していくという推理系のアドベンチャーゲームでした。

「Project:;COLD」シリーズはARG(代替現実ゲーム)という珍しいジャンルのゲームで、2020年から展開されていましたが、実際に購入できるタイトルして発売されたのは今回が初めてでした。

バンナムの中規模開発アドベンチャーということで、安定したクオリティーでサクッと遊べるのが良かったです。

 

ストーリーはすべて主人公のパソコン内で展開されるというのが特徴的で、ゲーム画面もパソコンの画面を映しているようなUIで、実際にパソコンを操作しているような感覚でした。(Siwtchではコントローラーでカーソルを動かすのが基本ですが、USBマウスに対応しています。携帯モードはタッチ操作も。)

 

パソコンの中だけで事故に隠された謎を解決するというのはイメージしづらいですが、パソコンには助手となる優秀なAIが搭載されていたり

亡くなった5人の少女の人格を再現できるソフトが入っているので、現場を調べたり容疑者から聴取したりといった事件の捜査がパソコン上で行えるようになっています。

 

さらに少女たちのスマホのデータを復元して中を覗くようなこともできるのですが、事件とは全く関係のない日常まで見えてくるのがなんとも生々しいというか、不思議な(良い)感覚がありました。

本性を他人からの伝聞ではなく、本人の残したデータから読み解くというのがなんとも。

 

ストーリーは5人の少女が亡くなった事件の真相と、記憶喪失の主人公が何者なのか?ということを追っていく内容で、展開が二転三転して最後にひっくり返される感じで面白かったです。

しかし最後のハッピーエンドへのつなげ方だけは好みではありませんでした。

詳しいことは書けませんが、事件の真相が分かってそのままバッドエンドにするのも全然アリだったなと感じました。

 

安定したクオリティーでサクッと遊べるので、短めのアドベンチャーを遊びたい方にオススメの一本でした。Switch2が出たらジョイコン2のマウス操作でも遊べるかもしれないので、併せて買ってみるのもよいかもです。

 

プレイ時間

クリアまで10時間が目安です。キャラクターのコスチュームがコンプリート要素となっていますが自力でも見つけるのに30分も掛からないと思います。

 

気に入ったところ

  • いどばたちゃんねるのネット感

 


 

もう少し詳しく

音楽

数が少ないので加点は少ないですが、どれもシーンにマッチしていてカッコいいです。どのシーンでも長く聞いていられる良曲でした。やはりインディーとの差を感じます。

フルボイスじゃない。そこまでセリフ量は多くないのにフルボイスではなく、シリアスな場面にそぐわないテンション高めのパートボイスが聞こえることもあったのが残念でした。

 

グラフィック

パソコンの画面を上手く再現したUIの見た目。操作感もパソコンと同じなので慣れていればスムーズ。しかしコントローラーで操作するとなるとマイナス評価が付く可能性は高そうです。

ヒューマンエミュレーターで表示されるキャラクターが荒い。パソコンで描画されていることを表現するためなのかもしれませんが、過度にジャギジャギしているのは気になりました。

ヒューマンエミュレーターでテキストが左側に表示されるのが読みにくい。左にあるだけでも悪いのに自動で縦にスクロールするので、キャラクターの表情とあわせて見ることがかなり困難でした。フルボイスであれば解決できそうでした。

文字が小さくて読みにくい部分がある。携帯モードの話ですが、ちょっと読むのが辛い部分がありました。企画書やスマホの文字など。モニタで遊ぶ分には問題なしです。

 

ゲームプレイ

現場写真から手がかりを探して、犯人を聴取、証拠を突きつけて動機を聞くというゲームの流れ分かりやすくてサクサク遊べたのが良かったです。

適度にヒントがある。写真やネットから証拠を集める際に音のヒントがあるのは助かりました。しかし詰む可能性がないとは言い切れないので、10分ぐらい進展がなかったらほぼ答えに近いヒントを出すようなサポートも必要だと感じました。

個人的に詰まりそうだったのは吉永のスマホで聖女レーナのアカウント名の辺りを調べるところでした。すぐ近くにDMがあるのでそちらにばかり吸われていました。

LRのショートカットが直感的じゃない。タスクバーの並び順で切り替わっていくのですが、それがウィンドウの並び順(重なり順)ではないので違和感が凄いです。

暴走モードの解除に失敗したあとの繰り返しが面倒に感じる。一度正解した部分は飛ばせるような設計の方が遊びやすそうですが、緊張感も薄れてしまうんでしょうかね。

 

ストーリー

終盤まで犯人が分からなかった。可能性として「もしかしたら?」というのが浮かんでそれが正解だったのもまた良かったです。ほどよく優しいというか、プレイヤーが自力で正解できるような難易度だったので楽しめました。トリックなどにも矛盾を感じなかったのも良かったです。

ハッピーエンドに繋がる展開がイマイチだった。好きなジャンルではあるのですが、展開が急過ぎてそこに持っていく流れが浅くチープなものに感じてしまいました。

あれならばバッドエンドの方が個人的には好みでした。もっと悲劇的で猟奇的なものの方が人にも教えたくなったんじゃないかなと思います。(このシリーズやキャラクターのことを知らなかった初プレイの目線です)

 

システム

10時間でクリアするまでに一度セーブ直後にクラッシュしました。

 

同じ大手の中規模開発として発売されたスクエニの「パラノマサイト」が個人的にスマッシュヒットだったので、今作にも期待しましたが点数的にはもう一つというところでした。

短いゲームでも大手が作った低価格のタイトルというのは個人的に飛びつきやすいので(大型タイトルに影響しない程度に)ちょこちょこ出て欲しいですね。

 

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