「Pokémon LEGENDS Z-A」をクリアしたので評価とレビューを書いておきます。
Pokémon LEGENDS Z-A
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000099190
ジャンル:RPG
発売日:2025年10月16日
メタスコア:79

私の感想評価レビュー
総合83点
| 音楽 | 4.5 |
| グラフィック | 4.0 |
| ゲームプレイ | 4.0 |
| ストーリー | 4.5 |
| システム | 3.5 |
簡易まとめ
3Dの広いフィールドを自由に駆け回れるようになったポケモンレジェンズシリーズの2作目で、新しくなったバトルが楽しくて全体としては良好ですが、冒険をしている感覚が薄くなったのは惜しいと感じました。

まず良くなったポイントとしてはバトルシステムが新しくなったことです。
これまでの素早さをベースにしたターン制のコマンドバトルから、リアルタイムのコマンドバトルに変わり、位置の要素も加えられました。
似ているゲームとしては2021年から始まった「ポケモンユナイト」がかなり近いです。
ユナイトほどシビアなタイミングと判定は要求されませんが、しっかりと位置とタイミングを意識した駆け引きがあって楽しいです。
オフラインでは従来のコマンドバトルと同じように相性とわざを意識するだけでも十分戦えるのですが、オンラインの対人戦ではわざを避ける操作も要求されて、ほどほどに難しくて良いバランスだと感じました。(キル優勢のルールについては改善希望。)

そして前作から続投のポケモンの捕獲システムも優秀です。
バトルに移行せずとも気づかれない位置からボールを投げれば捕まえられたり、走って離れるだけで逃げられたりと、シームレスに行動できるので快適です。
本編のシリーズと比べると非常に捕まえやすくてテンポも良く、プレイヤーが有利なのを感じます。

その反面で前作は収集要素のコンプリートに大量のタスク(小目標)を要求されたのですが、今作はかなり改善されてストーリー進行に合わせて上手く消化できたのも良かったです。(モミジリサーチの最後の項目だけは大変でした。)

ゲームプレイの方は概ね良好ですが、今作はミアレシティという大きな1つの町が舞台となっていて、最初から最後までロケーションがほぼ変わらないというのはRPGとしては非常に物足りなく感じて残念でした。
ロケーションは町の地上、屋上、地下水道の3か所だけなので冒険している感覚はかなり薄かったです。
やはり色々な場所を旅して、道中で仲間との絆を感じられる物語をRPGには期待してしまいます。

ロケーションが少ないことは残念に感じましたが、本編とクエスト形式のサイドミッションは面白い内容ものが多くて満足しました。
サイドミッションは1つ1つが各ポケモンの特徴を捉えたものになっていて、ブラックジョークのようなツッコみたくなるものも多くて笑えました。
数も100種類以上でかなり多いので、ここは高く評価できました。全部クリアすると図鑑も6割ぐらい埋まるので、コンプリートを目標にプレイしていると作業感も感じませんでした。

ストーリーでもう1つ良かったことは新キャラがどれも立っていて、女性キャラが可愛いことです。カナリィとムクが目立ちますが男性キャラも面白いらやつがいます。

ストーリーの物語やイベントシーンは良かったのですが、話を進めるために必要な「チャレンジチケット」を集めさせられるという作業感は悪かったです。
対人戦は楽しいのですが、隠れて後ろからわざを当てるだけのNPC戦は数が多くなるとやはり面倒になってきます。
コンプリート要素も含めると1000試合を要求されるので流石に多いです。
町が1つで冒険している感覚は薄れてしまいましたが、ポケモンとしては安定した内容で楽しめるので、ポケモンが好きな方にオススメの一本です。
Switch版とSwitch2版の両方で遊びましたが、Switch版でも問題を感じませんでした。
ポケモンスカーレットバイオレットと比べたらかなり軽快です。
プレイ時間
クリアまで25-30時間、コンプリートまで60時間ぐらいです。トレーナー戦1000回が非常に長い。

気に入ったところ
- オンラインでの対人戦
もう少し詳しく
音楽
◯前作とは違い環境音のみというシーンは少なく、本編のように優しい雰囲気のものから熱いものまでシーンにマッチしていました。XYのアレンジ曲があったのも良かったです。
△キャラクターの頭身やイベントシーンがしっかりしてきたのでボイス無しの口パクに違和感がある。前作でも感じましたここらが限界かもしれません。
グラフィック
◎ポケモンが可愛い。安定ですが毎回微妙に3Dモデルに手を加えられたりしているので、数が多いと大変だろうなと。
画質が荒いという意見はよく見ましたが、背景をリアルにしすぎるとポケモンが浮いて、ポケモンをリアルにしすぎるとコレジャナイとなるので、バランスを取るのは難しそうです。
◎人物のキャラデザも可愛い。近年増えてきたポケモンコンセプトのキャラクターの中でもかなり出来が良いように感じました。
✕ロケーションが少ない。暴走メガシンカポケモンとのバトルが無機質な専用ステージというのも残念でした。
△マップからハシゴの位置が確認できない。屋根の上に登る機会が多いのに、肝心のハシゴの場所が分からないのは厄介でした。エレベーターはマップにも表示されるのにハシゴがないとはこれいかに。
ゲームプレイ
◎新しいバトルシステムが良い。NPC戦は従来のコマンドバトルとそれほど差を感じませんが、対人戦は緩めのMOBAという感じで楽しいです。ランクバトルでAランクまで上げると次の目標がなくなってしまうことや、倒れることのデメリットが少なすぎることはルールとして手を加えて欲しかったですが、バトルシステム自体は良かったです。
◎サイドミッションのイベントが面白い。めちゃくちゃ笑えるわけではありませんが、ツッコみたくなるような小笑いになる率が高かったです。
◎ポケモンを捕まえるのが簡単でテンポが良い。本編シリーズだとHPを減らして、こっちのターンになったらボールを投げて祈ると、手間のかかる工程がありますがレジェンズシリーズではシームレスにボールを投げ続ければ良いだけなのでサクサクです。
◎一部を除いて収集要素のボリュームがちょうど良かった。問題なのはモミジリサーチのポケモン勝負のやつですが、あれ以外はサイドミッションを楽しみながらほとんど埋められたので良かったです。
△チャレンジチケットを集めるのが面倒。バトルゾーンのトレーナー戦が背後を取って攻撃するだけなので作業感が出てしまいました。昼夜で時間制限があることも作業感を強めていました。(賞金コイン9999枚を目標として遊ぶには良い塩梅だと思います。)
◎マップからポケモンの出現情報が確認できる。今作のワイルドゾーンは狭いのでロケーションを楽しむのには物足りませんが、ポケモンを集めるだけならちょうど良いのかなと感じました。
◎色違いやオヤブン個体を集めるのが簡単。近年は毎作品ごとに緩和されているイメージですが、今作の厳選は簡単な画面遷移(ワープや時間変更)だけで行えるので非常に簡単でこれまたプレイヤー有利です。
△収集要素の状況が確認しずらい。主にカラフルなネジです。どこで拾ったのか分からないので同じ場所をただ歩くという無駄な時間が生まれます。ピンで記録できたらいくらか助かったのですが。
ストーリー
今回はXYを主として過去シリーズに絡めたストーリーと、仲間キャラやジムリーダーに該当するキャラとのサブストーリーがいつも以上にしっかり作られていて良かったです。
昔のポケモンと比べると幾分RPGらしくなってきたなと感じました。
追加ストーリーのあるDLCが3000円というのはやや抵抗感がありますが、見合った内容になっていることに期待します。
システム
◯SwitchとSwitch2で遊びましたがどちらも快適でした。Switch2のレストランで金策しているときに一度だけクラッシュしました。








まだカナリィ倒したとこですが、ロケーション少ない以外はすこぶる楽しいですね
レジェアルのようにエリアでいいから色んな街や探索場所が増えていく楽しみを味わいたかったです…!