Switch2の録画用に「AVerMedia Live Gamer 4K GC575」を購入したのでレビューと設定方法などを書いておきます。
AVerMedia Live Gamer 4K GC575
仕様・特徴
- インターフェース:PCIe Gen2 x4
- 入力/出力:HDMI 2.1(入力1、出力1、パススルー対応)
- 最大キャプチャ解像度:
4Kは60fps(3840×2160、HDR対応※)
1080pは240fpsまで - 色空間
SDR:BT.601、BT.709(リミテッドレンジ16-235、フルレンジ0-255)
HDR:BT.2020(PQ/HLG、リミテッドレンジ64-940、フルレンジ設定可) - HDR対応:4K60fps HDR10/Dolby Vision(P010)
- パススルー:4K60 HDR、1440pは144fps、1080はp240fps
- ソフトウェア:
RECentral:4KHDR録画可能
OBS:2KHDR録画可能、4KHDR録画は確認出来ず - RGBライティング(カスタマイズ可)
このキャプチャボードはHDMI2.1対応で、4K・HDR・60fpsの録画が行えるということで、Switch2の出力上限を満たしています。※4KHDRの状態で録画できるのは最大30fps、非HDRは4K60fps録画可能。
ユーティリティソフトは公式にある「AssistCentralPro」です。
4K HDR録画が出来るキャプチャボード
GC575を購入するに当たって検討したブツがこちらです。
| 製品名 | メーカー | 発売 | 値段目安 | 入力最大 | 録画最大 | パススルー最大 | HDR | HDMI2.1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Live Gamer 4K 2.1 (GC575) | AVerMedia | 2024年 | 29000円 | 4K144F 1080p360F |
4K144F 1080p240F |
4K144F 1080p360F |
◯ | ◯ |
| Live Streamer ULTRA HD (GC571) | AVerMedia | 2024年 | 18000円 | 4K60F 1080p240F |
4K30F 1080p120F |
4K60F 1080p240F |
◯ | ✕ |
| Elgato 4K Pro | Elgato | 2017年 | 41000円 | 4K240F 1080p240F |
4K60F 1080p240F |
8K60F 4K240F 1080p240F |
◯ | ◯ |
| Elgato 4K60 Pro MK.2 | Elgato | 2019年 | 26000円 | 4K240F 1080p240F |
4K60F 1080p240F |
8K60F 4K240F 1080p240F |
◯ | ✕ |
| SPARKLE Streamer 4K60 EJ525DX | SPARKLE | 2025年 | 19000円 | 4K60F、1080p240F | 4K60F、1080p240F | 4K60F、1080p120F | ◯ | ✕ |
仕様は公式サイトを這い回って調べたもので間違いないと思いますが、一応購入前に各自で確認してください。価格はSwitch2発売前から半年で20%ぐらい上がっています。
私のGC575は5月に買ってポイント込みで26000円ぐらいでした。
表には書いてませんが、SPARKLEの製品は入力が2ポート付いています。ゲーム機を複数台持っている者としてこれはかなり良さげだと思ったのですが私が見たときに32000円ぐらいだったので選びませんでした。が、今見たら40%引きになっていました。
しかし公式サイトを見るとHDMIは2.0までなので、皆さんそれを見て避けている可能性はありそうです。
HDMI2.0とHDMI2.1の差
| 項目 | HDMI 2.1 | HDMI 2.0 |
|---|---|---|
| 最大帯域幅 | 48Gbps | 18Gbps |
| 解像度/フレームレート | 8K60fps 4K120fps 10K30fps |
4K60fps 1080p240fps |
| 色深度/フォーマット | 10/12ビット RGB 4:4:4 YUV 4:2:0/4:2:2 |
8/10ビット(4K60は8ビット4:4:410ビット4:2:0) |
| HDRサポート | 動的HDR(Dolby Vision HDR10+) 静的HDR(HDR10) |
静的HDR(HDR10) 一部動的HDR(Dolby Vision) |
| 追加機能 | VRR(可変リフレッシュレート) ALLM(自動低遅延モード) eARC(非圧縮ハイレゾ音声) QFT(Quick Frame Transport) |
なし |
| ケーブル | ウルトラハイスピードHDMI | ハイスピードHDMI |
VRRとALLMがSwitch2の機能としてあるので、やはりHDMI2.1を選びたいですかね。
あとはGC571が18000円で一番安いですが、4Kの場合は30fpsでしか録画できません。
マリオカートが4K60fpsに対応しているので任天堂タイトルが4K60fpsをしっかりクリアしてくるとなるとGC571は選択肢から外さなくちゃいけないかも?
しかしYoutubeでも4Kで見る人の割合はかなり低そうなので妥協してもいいかなーとも思います。
AVerMedia Live Gamer 4K GC575を使ってみた感想

まずSwitch2で4KHDR30fps、4K60fpsの録画が確認できたことを報告しておきます。
画質も良好で不満はないです。問題があるとすればOBSだと4KHDRの録画が出来ていないことです。AVerMedia公式のReCentralでは4KHDRで録画出来ています。

Switch2付属のウルトラハイスピードケーブルで本体の設定を4KHDRにすれば、GC575で3840x2160p / 60fps / 10bit HDRの入力を検知してくれます。

しかしOBSの映像デバイスの設定で映像フォーマットから「P010」を選ぼうとすると4Kの場合選択肢が出てきません。
2K(1440p)にすればP010でHDRで録画できることも確認しました。原因としてPCのスペックがネックになっている可能性もありそうです。
対処法として設定ファイルを直接編集することでこの制限を突破することも可能です。
Switch2の標準画質はSDRのリミテッドレンジ



キャプチャボードとOBSの設定を調整するために、Switch2本体のスクリーンショットと比較したものがこちらなのですが、Switch2本体のスクショや動画はSDRのリミテッドレンジで行われているのが分かります。Switch2本体のHDR設定に関わらず固定です。

色成分を比較してみるとフルレンジにした場合はスクショと比較して両端から圧縮されているのが分かります。
なのでSwitch2本体のスクショや録画に合わせるのであれば、この設定にするのが一番オリジナルに近くなります。
- Switch2本体:RGBレンジ→リミテッド、HDR→オフ
- OBS設定:映像フォーマット→NV12、色空間→Rec.709、色範囲→リミテッド
HDRで録画するのであれば、この設定にしましょう。
- Switch2本体:RGBレンジ→フル、HDR→オン
OBS設定:映像フォーマット→P010、色空間→Rec.2100(PQ)、色範囲→フル
最後に4KHDRで録画した動画を載せておきます。内容ただのマリオカートワールドのゴーストのリプレイです。
Windowsの場合はディスプレイ設定でHDRをオンにして、Google Chromeで見ると歯車アイコンからHDRを確認できるはずです。
ここがHDRになっていない場合は設定が間違っているか、動画が対応していない可能性があります。

アップロードした動画がYoutubeでHDR用に処理されるまではかなり時間が掛かるので最初は短めの動画を上げて待つと良いでしょう。私の場合はHDR化までに半日掛かりました。
これまでSwitchで使ってたキャプチャボードのレビュー








本文はGC573になっていますが、写真はすべてGC575ですね。